人間の基本構造は、意外と単純にできている｜北海道で唯一の「情報リテラシー教育スクール」

結局、個人が得るものと社会全体が得るものが完全に一致した時に、人類は次のフェーズに入ることができるのかもしれません。

現代社会というのは、個人が社会に属さないと生きる術がないというわけです。つまり、「協働」で生きるしか方法がないことになります。アリは、遺伝子レベルでこの制御を行っていますが、行動と物質が等価となっているということです。

宇宙から見れば、人間もアリと似たようなものではありますが、遺伝子を抽象空間に一旦移行し、抽象空間で再構成した後に現実社会に戻すという作業をしています。このプロセスが、人間の生物としての特殊性であることが明らかになりつつあります。

これを「天の声」や「神の声」などという呼んでいる方もいますが、だからこそ天の声に従っている時のみ人は人になり得るわけです。これが、人間の基本的構造であって、この単純な構造によって人類は様々な難局を乗り越え、爆発的に人口を増やしてきました。

この能力を持つ生物というのは、動物界では全く同じではないかもしれませんが、犬や猫が人間に最も近く、それによって犬や猫は人間の最大のパートナーになっているということです。この単純な構造を幼少期から徹底的に叩き込むことできれば、今よりもより強い集団になる可能性があります。

結局、アメリカは日本を支配し続けるために文科省や教育産業に介入し、徹底的に潰しにかかっているわけです。日本人の多くが6年以上も英語を勉強しているのに、一切英語を話せないのはそのためです。

実際に、世界情勢は「天の奪い合い」になっており、グローバル化で世界が統一され始めている中で、同時に世界中にある様々な文化も融合されつつあります。その過程で必然的に起きたのが、日本では戦国時代から現在までの約500年という過程であったわけです。

それが、今起こっている日本を含む先進国の経済崩壊という機会を得て、何とか次のフェーズ入りを果たすことができそうです。

このように、人間とはそういう生き物であって、抽象空間に移行して、再び現実空間に戻ることで自己を実現する生き物であるということです。これが私たち人間の基本的な構造です。だから、成功するための原則も簡単にできていることを知ることができます。

要するに、天を意識している時だけ、私たちは成功することができるということです。必要条件としては、天を意識すること、そして自分が生きていることの2つを同時に実現するための行動が人生の原理となります。

実は、食べることや排泄すること、政治や経済を動かしていることも全て、この原理でできていると説明することができそうです。しかし、この原理から外れると自壊するようにできているのも事実です。

簡単にまとめてみると、この人間の基本構造そのものが「天」に強制されて存在しているということです。