ゴキブリには気の毒ですが、そもそもゴキブリは平和な生き物で、森林の腐った木などに生えるカビを食べて生きている腐食性昆虫で、自然循環の大事なパートナーとも言えます。
ところが、ゴキブリのような「人間」はそれとは異なり、大衆を縛りつけることで活力を失わせ、利益を独り占めしながらデカい顔をして暮らしているのが現状です。
国民の生活力をまとめ、困難に挑戦する重要なサバイバルツールの一つが政治(経済)権力であるはずですが、それを私的に流用し、私たち庶民が暮らすための障害となっている連中のことを、私は個人的に「ゴキブリ」と呼んでいます。
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ゴキブリと呼んでいるだけではなく、売国奴や獣、人喰い、悪魔教などと呼ぶこともあります。彼ら(彼女ら)は、理念なく庶民から生活するためのカネを奪おうとすると瞬時、実はゴキブリのような生き方を得ざるを得なくなるわけです。
逆に、理念と実行が伴えば、文明の創造者になることもできます。つまり、ゴキブリと創造者とは「心の在り方」の違いということです。お互い同じ空気を吸ってはいますが、今後の生き方が大きく分かれていくことになります。だから、政治家や企業経営者の多くは死なないと変われないわけです。
彼らの多くは、未来に手に入るべきカネを前借し、巨額の借金を抱えながら国や企業の運営をしています。だから世界各国で大衆デモが暴動にまで発展し、最終的に時の政権がひっくり返ることになります。
歴史上、他民族の侵入か、農民暴動でしか権力の移動が起こらない中国では、現在の共産党政権が崩壊する兆候は今のところ見えてきません。その中国の同盟国であるロシアは、優秀な権力者であるプーチン大統領による理念とその実現手段が公的なものとして機能を果たしています。
一方、無能な権力者である日本の安倍首相は、動機と理念が私的なものでしかなく、それを権力の定義と考えているため、アメリカに日本国民が支払った税金を差し出し、その残りをかすめ取ることが権力であると思っているようです。
それよりも、最も悪質なのが世界中の人々から富をかすめ取っているアメリカの支配者層とイギリス王室です。それに対して、日本の皇室は世界最大級の資産を保有しているにもかかわらず、資産の分配が封じられており、日本人と世界の人々の幸福を祈ることだけが許されている状態です。
その祈りこそ、多くの日本人の求心力となっているわけですが、物理的には理解できないために反発する日本人(?)も増え始めています。実は、天皇陛下が祈りを忘れると日本人は消滅する構造になっているようです。
歴史を振り返ってみると、人類は自然の圧倒的な力の前に全く無力な時代が長く続きましたが、根源的な権力者である王様(天皇)が「祈り」のみで生き残っているのは、日本という国だけであるということです。
この簡単な仕組みが理解できないままでは、いつまで経っても私たち人間が生物として存在する本当の構造が永遠にわからないのかもしれません。人々のエネルギーをまとめ、お互いに協力しながら働くことでつくられる求心力というのは、実は「幸福になってほしい」という「祈り」です。
要するに、私たちが考えているような「お金」や「名誉」ではなく、蟻や蜜蜂のようにそれを遺伝的に自然と受け継がれることが望ましいことであるように思います。
いよいよ、世界の支配者層というゴキブリたちが、6京円という天文学的な資金を前借して拡大を続けたツケが回ってきました。戦後75年も続いてきた金融経済体制の崩壊が近づいていますが、日本は、世界は本当に祈りの時代に戻るのでしょうか?
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