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アメリカが世界中にある米軍基地を撤退する時


技術進化の前に時代遅れとなりつつある、アメリカの空母中心主義
2019年12月27日 朝日新聞GLOBE+へのリンク画像です。

(出典:2019年12月27日 朝日新聞GLOBE+)


原子力空母を16隻も保有するアメリカですが、維持するだけでも巨額の経費が必要です。実は、ロシアや中国の最新型ミサイルで簡単に沈没してしまうほど弱い造船設計になっています。


現在、軍事兵器の主体は潜水艦と衛星兵器、そして弾道ミサイルとなりつつあり、地上戦ではドローンからのミサイル攻撃が主流となっています。もはや戦車はドローンには勝てず、陸軍が必要なくなりました。


この500年を振り返ってみると、欧米諸国は植民地政策という形で、小国に対して爆弾を次々と落とす典型的な暴力国家でありましたが、その北朝鮮やイランなどの小国が同じレベルの弾道ミサイルを保有し始めたわけです。


イランの弾道ミサイル命中精度の評価と北朝鮮との関連性
2020年1月15日 Yahooニュースへのリンク画像です。

(出典:2020年1月15日 Yahooニュース)


1月初め、イラクの米軍基地にイラン革命防衛隊は、22発の弾道ミサイルを発射しましたが、ピンポイントで命中する予想以上の精度の高さに世界が驚き、トランプ大統領も休戦を発表したことで、いよいよ時代が変わったようにも思います。


これこそ、地道にミサイルの精度を高めてきたロシアのプーチン大統領とそのロシア製ミサイルの改良を続け、イランにもミサイル技術を提供した北朝鮮の金正恩(キム・ジョンウン)の功績とも言えそうです。


そのような状況の中、中国はアメリカの衰退を目の当たりにしたことで、ついに原子力空母の建造を中止する声明を出しています。近い将来、新しい世界秩序の在り方(グランド・デザイン)が誰の目にも明らかになってくるはずです。


結局、世界中がドナルド・トランプという騒々しい男一人に振り回されているわけですが、そのトランプ大統領であってもわざと騒動を起こしながらも、国内の政敵である軍産複合体に利益分配なければならないようです。


実際に、イランと北朝鮮と交互に軍事衝突や交渉決裂などのパフォーマンスを行いながら、軍需産業を儲けさせ、実はその代表格であるペンス副大統領の顔色をある程度うかがいながらの政治に徹する必要があります。


ペンス米副大統領、イランめぐり13日に演説へ=政権関係者
2020年1月7日 Reuterへのリンク画像です。

(出典:2020年1月7日 Reuter)


なぜかと言えば、トランプ大統領が「アメリカの本当の権力者」の意向に耳を傾けなくなれば、暗殺される可能性があるからです。実動部隊である諜報機関CIAの一部のエージェントは、トランプ政権側にはついていないのが現状です。


全ては、西洋文明独特の「ゲーム理論」によって決められる構造によるものです。しかし、アメリカ大統領に就任して3年間でトランプ大統領は、この「ゲーム理論」を壊さないまま世界政治を行っています。


少なくとも、3年前までは誰もがこのような方法で政治を行うとは思わなかったわけですが、朝鮮半島やベトナム、イラク、シリアなど世界中で戦争を仕掛けてきた「アメリカの戦争屋たち」を手玉に取っています。


正に、三国志に出てくる「諸葛孔明」や戦国時代の「織田信長」のような奇才であると言うしかないように思います。私たちは、トランプ大統領に振り回されてはいますが、大戦争には持ち込まないので黙ってみているしかありません。

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