フィンランドとスウェーデン NATO加盟「賛成」の世論が初の過半数に
(出典:2022年3月7日 東京新聞)
欧米メディアが、ウクライナで起きているとされるロシアとの戦争を煽って2週間が経とうとしていますが、そろそろ停戦協定の締結へと向かい始めるようになると思います。
以前から経済制裁を受ける準備をしていたロシアですが、決して無事で済むとも言い切れないません。それよりも、バルト三国やスウェーデンがウクライナに兵器を供与したり、フィンランドがNATO加盟申請をするなど、今度はロシアが西側諸国におびき寄せられる可能性があります。
プーチン政権になって以降、日本人のロシアに対する印象は改善されてきましたが、未だに日本人のシベリア抑留や北方領土の収奪などで悪いイメージが先行していると思います。しかし、最初からウクライナを応援しているのであれば、その人は西側メディアに洗脳されています。
なぜかと言えば、ロシアは西側諸国に侵攻したことがないからです。歴史上、ヨーロッパではフランスのナポレオンやドイツのヒトラーによって、ロシアが侵攻されることはありましたが、その逆は確認されていません。
日本では、シベリア抑留や北方領土の略奪など、日本人はロシア人に対して決して良い印象を持っているとは言えません。しかし、プーチン政権以降のロシア人は日本文化に親しみを持つなど、互いに融和性を持ち始めています。
【テロとの戦争から20年】欧州とイスラム教徒 なぜ衝突するのかを考える
(出典:2021年10月5日 Yahooニュース)
ロシア人がウクライナに侵攻したことで、欧米メディアは「領土拡張の野心…」などと報道しています。しかし、世界覇権に興味がないロシアがヨーロッパ全土に侵攻する意図はないのは明らかです。ロシア側に立って考えていると、そのことが理解できるようになると思います。
もしロシアがヨーロッパ、あるいは中東のイランと協力し、トルコとも手を結ぶようになれば、いよいよ旧約聖書のエゼキエル書に書かれていることが現実として動き出すことになります。そもそも、豊富な資源を持つロシアが、中東の石油資源を奪う必要など全くないわけです。
今後、ロシアはウクライナから東欧のバルカン半島にも侵攻し、ディープステートの武装勢力(ゲリラ)と激しい戦闘になるかもしれません。すでに西欧のイギリスやフランス、ドイツ、スペインなどには大勢のイスラム教徒が移住しています。
つまり、国外から侵攻されるのではなく、国内でイスラム教徒が浸食していくということです。もしフランスが完全に浸食された場合、イギリスやスペインでも内戦が始まり、北欧にロシア軍が侵攻する可能性があります。
「ヨーロッパに戦争が戻ってきた」EUフォンデアライエン委員長 EU議会での演説
(出典:2022年3月2日 Yahooニュース)
問題は、大量破壊兵器が使用されてヨーロッパ全域で荒廃することです。特に、フランス軍を中心に同盟国が編成され、北欧で起きる戦争に参加すれば本当の意味で「第三次世界大戦」と呼ばれるのは間違いありません。
現在、ロシアとウクライナの停戦協議が進まない以上、急激に北欧や西欧に戦火が飛び火することはないと思いますが、ウクライナ以外の国で「ネオナチ」がロシア軍を攻撃した時、ロシアは全面戦争に追い立てられることも考えられます。
また、「プーチンの失脚」についても可能性は残されています。なぜかと言えば、アメリカ中心の金融システムが離脱した今、目的が達成されつつあるからです。それよりも日本が欧米と中露の間に挟まれながら、財政危機の危険性が出始めています。
エゼキエル書 38章
(出典:Word project)
天然ガスや石油など資源大国であるロシアが、北京冬季オリンピック終了後にウクライナに侵攻したタイミングというのは、2年間のコロナ騒ぎですでに40年ぶりにインフレ率を高めています。
食料やガソリン価格が高騰する中、欧米諸国のインフレは危険水準まで達しており、苦しい状況にあるのは明らかです。そうした中で、ロシアがウクライナを侵攻したことで状況は大きく変化し、聖書に書かれていることが現実になろうとしています。
これから本当にハルマゲドン(中東最終戦争)に向かっていくのかどうか、私たちAtlasでは今起こっていることを検証・分析しています。いずれにしても、戦争の犠牲者であるウクライナ国民や戦争に動員されたロシア兵士の死にも哀悼の意を伝えたいと思います。
|