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内田樹氏が明かす「安倍首相は２８日に辞意表明の確率高い」として政権総括の原稿依頼
(出典：2020年8月26日 デイリースポーツ）
7月末、青森県にある三沢米軍基地を訪れた私は様々なことを知ることができました。しかし、当然そのことをここで書くことはできません。
しかし、マスメディアの公開情報を読んでいるうちにこれから起きることがはっきりわかるようになってきました。今、言えることは私たち日本人が今後直面することは、間違いなく「苦難」であるということです。
決して思いつきではなく、具体的に起こる内容のニュアンスだけでもお伝えしようと考えています。数年前まで、私はAtlasマンツーマン英会話を全国に展開していたため、全国各地を回りながら多くの人の面談に応じていました。
そこで、横浜から名古屋に向かう途中、静岡県沼津市に滞在した時に聞いた話があります。すでに、親しい何人かには内容を伝えています。当時、その話を聞いても自分では半信半疑でしたが、それから3年以上経った今、そのことが現実になろうとしています。
実は、私たちAtlasは国内外にたくさんの情報源を持っていますが、このコラムを熱心に読んでくださる方の中にも政府関係者や情報機関の職員、機関投資家、そして公安調査庁に勤務する方々がいます。
つまり、富裕層やエリート層など情報収集に有利な立場にいる方が、わざわざ国内外情勢の見解を求めているということです。彼らの多くは金銭的には困っていない分、心の豊かさや教養を感じる世界を求める傾向があります。
｢東京で働く｣しか頭にない人が気づかない視点
(出典：2020年7月2日 東洋経済Online）
実際に、経済的に豊かで教養が高い人ほど田舎に住んでいる傾向が高く、田畑を耕したり、釣りをしながら暮らしているのが現状です。それに対して、10年以内に地方から東京や大阪へ引っ越した人ほど、日々の生活で苦しんでいることがSNS上から伝わってきます。
彼らは、私と会って話をすると熱心に聞いてくださり、アドバイスや助言をしてくれます。中には揚げ足取りをする人もいますが、ほとんどの人は驚かれた後もすぐに正気を取り戻され、数年たった今でも実践されています。
彼らは、何年も前から最終局面への準備ができており、これから起きることを待っているだけです。それでも、首都圏に住んでいる読者の多くは、そこから動けないのかもしれません。それは仕方のないことです。
今、誰もが家族や親戚だけではなく、職場や地域など他者からの誤解や妨害に遭い、話をすると何もかもズレている人たちとの付き合いがあると思います。正直ウンザリしているかもしれませんが、生活するためには何とか防御しながら、感染症や経済危機に対してどこまで我慢できるかはわかりません。
これから日本各地で起こることは、すでに起きつつありますが、不可解な事件や様々な犯罪行為など社会全体が不穏な雰囲気に包まれることです。実際に、このままでは東京オリンピックの開催はまずあり得ないと思います。
コロナ感染者増で「自粛警察」がまた跋扈
(出典：2020年8月2日 Yahooニュース）
具体的に何が起きるのかと言えば、差別的な暴力行為や富裕層への襲撃、強盗や詐欺などです。残念ながら、大都市圏では多くの人が事件や事故に巻き込まれ、命を失う人間が増えてくるものと考えられます。
再度、政府や自治体が緊急事態宣言を発動することになれば、全ての企業が廃業・倒産の憂き目に遭い、失業者ばかりになって首都圏では逃げ遅れた人間で溢れるようになり、全国的に治安が悪化していくのは明らかです。
首都圏からの避難民は各地に離散していきますが、隣接している地域では混乱状態に陥ることになるので、決して今までのように秩序が守られることはありません。つまり、本気で回避するためには北海道や沖縄県、四国などなかなか徒歩では行けない場所しかないように思われます。
「脱香港」受け皿に 大阪・福岡に国際金融拠点、コロナ後見据え分散
(出典：2020年8月20日 SankeiBiz）
東日本大震災時のことを考えても、関西圏や中部圏は間違いなく大量の避難民たちで溢れることになります。関西以東の中国地方を通り越して、大都市の福岡市に移動しようとする避難民たちも多いと思います。
しかし、中国本土や台湾、韓国などからの難民が渡って来やすい九州や福岡市も危険が待ち構えているはずです。最終的に、首都圏に戻ることを諦める避難民も現れ、東京を中心に人心の荒廃した土地となる可能性もあります。
結局、日本人全体が戦後の高度成長以降の政治・経済システムや、資本主義そのものが間違ってたことに気づき、80年振りにまたゼロから国を構築し始めるわけです。「今だけ、カネだけ、自分だけ」の政治家や役人、金融機関、そして報道機関に所属していた人々はまとめて一掃される運命にあります。
首都圏の非正規、移住に興味6割 コロナ禍で都市離れも
(出典：2020年8月27日 共同通信）
そんな中で、唯一ゼロから始められるのは未来を予測していた者たちだけです。当然、私が予測したことがそのまま起こるとは限りません。私たちひとり一人が、役割や使命を持って自分以外の他者のために働くことで生き残れることができるかもしれません。
ウイルス感染の第二波が襲ってきた際に、豪雨や大地震、そして一定の周期が来ている富士山噴火などの天変地異が一度に起これば確実に経済は停止され、国全体が大混乱の様相を呈します。今こそ、首都圏から退避することが求められていると思います。
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