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西洋と中国の「経済理論」は、分割支配の思想にすぎない@


囚人のジレンマで「搾取」が発生するのはなぜか
2019年12月25日 JB Pressへのリンク画像です。

(出典:2019年12月25日 JB Press)


結局、経営学やハリウッド映画など、現代を生きるためのノウハウのほとんどが、西洋の「ゲーム理論」と中国の「孫氏の兵法」から成り立っていることが明らかになりつつあります。


今や、生物学さえ生存競争による進化という「ゲーム理論」が主流になっています。なぜそこまで世界各国の政府は、それぞれ国民に対して徹底した思想教育をするのかと言えば、個人個人を「分割支配」することが目的であるからです。


「ゲーム理論」という思想は、基本的に損得でしかなく、政治家や官僚、大企業の経営者や幹部たちが買収や恫喝を行うことで人為的な操作が可能になっています。「カネ(市場)」のことなら得意ですが、「価値(愛情)」を操作することはできないわけです。


「価値」は「価値」でしか操作できないため、権力者による買収や恫喝が一切効かないのが特徴です。今後は、本当の「価値」を持てなければが権力そのものが意味のないものになっていくものと思われます。


だから、これに対抗するには愛情の通じない世界をつくり上げるしかありません。それこそが「金利」と「身分制度」であって、実は身分制度を抽象化したものが金利であるということです。カネを貸すと得られる金利は、資本主義のエンジンであるわけです。


ところが、そのエンジンが上手く機能しなくなりつつあり、日本のように「マイナス金利」というのは、金融の世界では無限に贈与を繰り返すということでしかありません。つまり、資本主義のエンジンどころか、社会主義であるということになります。


さて、なぜ資本主義のエンジンが停止しかけているのかと言えば、それは経済書のどこにも答えは書かれていないわけです。


大学院のMBAなどで教えている経済学(Economics)が「偽物の学問」であることは、アメリカの諜報機関CIAが「フェイクニュース」として誘導している「ニューズウイーク誌」のサイトにその証拠が載っています。


グローバル化の弊害を見落とし、トランプ台頭を招いた経済学者のいまさらの懺悔 Economists on the Run
2019年11月29日 Newsweekへのリンク画像です。

(出典:2019年11月29日 Newsweek)


ノーベル賞の受賞者で経済学者のポール・クルーグマンは、昨年10月に「経済学者(私も含む)はグローバル化の何を見誤ったか」と題した論説を発表しています。経済学者は「一連の流れの非常に重要な部分を見落としていた」と自己批判しています。英語の原文はForeign Policy誌のサイトにもあります。


ECONOMISTS ON THE RUN
2019年10月22日 Foreign Policyへのリンク画像です。

(出典:2019年10月22日 Foreign Policy)


私自身、約25年前にカリフォルニア大学バークレー校でMBA(修士)を取得しましたが、これほどのアメリカ経済学の失墜は今まで想像できていなかったと言うしかないほど、個人的にはショックを受けています。


クルーグマン博士が執筆したこのコラムが、どれぐらい重要なのかについては単に英語が読めるということではなく、結局、「わかる人にしかわからない」のではないでしょうか?


英語ネイティブであっても、単なる大卒者では理解できる内容ではないこのコラムは、まずビジネスパーソンであることが前提で、なおかつ個人投資家で、政治や経済、国際関係学を真面目に勉強したことがない人には理解できないはずです。


ニューズウィークの記事(日本語版)では、意訳(パラフレーズ)されているために日本語として読みにくくなっています。だからこそ、私が何とか日本語でわかりやすく説明していきます。是非、次回もご期待ください。

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