トランプ氏、トルコのシリア進攻は「我々の国境」の問題ではないと
アメリカがシリアにある米軍基地を撤退させれば、イスラエルが窮地に陥ることは明らかです。いよいよ、それが始まっています。
イスラエルも民族が離散しながらも、今は小さなイスラエルとなっています。今後、アメリカの代わりにロシアに救済され、その管理下に入ることになりそうです。一方、アメリカのトランプ大統領はトルコのエルドアン大統領に対して、
トランプ氏「バカなことするな！」トルコに異例の親書
トランプ大統領がシリア侵攻を開始したトルコのエルドアン大統領に対し、「強がるな。バカなことはするな！」と自制を求める親書を送っていたと報道されています。
報道記事では、先にシリアから米軍を撤退させると表明し、トルコに侵攻のきっかけを与えたとの批判をかわす狙いがある、と書かれていますが、本当はトランプ大統領は「もっと侵攻しろ！」と言っているわけです。
一方、日本人にとってこれは他人事ではなく、戦前の日本は中国への侵攻をやめられなくなり、最終的にアメリカに原爆を広島と長崎に落とされて無条件降伏したわけです。現在のところ、小さな日本となって何とか存在しています。
日本の今の現状は、西暦600年の白村江の戦いで大敗して唐（現在の中国）の属国になったのと似ています。天武天皇が唐の占領下にいたにも関わらず、一流国家を目指して「日本書紀」という歴史書を書きました。
その結果、最初の天皇、神武天皇以前の歴史が全て消されてしまいました。私たち日本人は、日本の本当の神話について知ることができないまま、日本人としてのアイデンティティーを維持しなくてはならなくなっています。
【国難を乗り越える 日本書紀】 「白村江の戦い」大敗が残した教訓から… 最高の国防体制を構築、敵の侵攻に備え
その後、唐の衰退に伴って徐々に属国と言う立場から離れていきましたが、今、アメリカに対して日本が取るべき戦略はこの時と同じ戦略であるべきです。
今のアメリカは、当時の唐と同じように明らかに衰退過程にあり、問題は成長過程にある中国との関係をどうするか、です。アメリカと中国両方の属国である日本は、江戸時代の琉球のような立場になる可能性があります。
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