J&Jワクチン販売承認 EU欧州委、4件目
(出典:2021年3月12日 産経新聞)
史上初めて開発された、アメリカ製薬会社大手のファイザー社やモデルナ社の「mRNAワクチン」は、時間をかけずに研究が進められました。
結果として、欧州連合(EU)の欧州医薬品庁(EMA)当局によって、ワクチンの認可基準を大幅に緩和されたことで仕方なく認可されたものであることを知る必要があります。
通常のワクチン開発と認可の手順で考えると、どれだけ治験を急いでもワクチンの認可は2年後になるはずでしたが、2年も前倒ししたのはこれまでプラシーボ(偽薬)のワクチンを大勢の人体で実験してきたからです。
つまり、偽ワクチンを接種した場合と比較するために、膨大な時間が必要な治験などのプロセスが省略されたことになります。また、ワクチンの効果についても各国政府やマスメディアは過剰に評価しているように思います。
結局、ワクチンとして完璧ではないファイザーやモデルナ製のワクチンを接種しても、重症化を回避できる割合は7割に満たないことになります。実際に、各国政府が公表している結果よりも、かなり効果が足りないことも明らかとなったわけです。
「mRNAワクチン」の感染予防効果についても治験が行われているプロセスにあり、2年後の2023年までは予防効果の明確なデータは得られない状態が続いていきます。要するに、ワクチンを接種したところで、感染しない保証は全くないということです。
また、ワクチン摂取を高齢者から始めるというのはあまりにもリスクが高いことであり、免疫力が低い高齢者に一体どのような影響があるのか心配なところです。特に病気持ちの高齢者の場合、発熱や腹痛などの副作用が出ると命を落とすことがあります。
ワクチン接種3日後、くも膜下出血で死亡 因果関係不明
(出典:2021年3月2日 朝日新聞)
ワクチンで死亡した場合であっても、ワクチン接種との因果関係は認められていないのが現状です。高齢による死亡(老衰)とされてしまっているケースも多く、昨年末から接種が始まった欧米諸国では、介護施設などで多数の高齢者がすでにワクチン接種後に死亡しています。
ワクチンの仕組みとしては、体内にある細胞(ACE2受容体)に新型コロナウイルスに合うのタンパク質を入れ、それによって産出される抗体が感染を防ぐとされていますが、本当にそのような効果があるのか証拠は全くありません。
それに対して、昨年2月頃から導入されたPCR検査も、新型コロナだけの陽性/陰性反応に使うのは疑問が残っています。なぜかと言えば、軽い風邪で発熱したり、体調が悪いだけでも陽性反応が出るからです。
PCR検査は、あくまで感染を診断するために使う一つの手段であり、感染しているかどうかを判断するものではないことは明らかです。また、感染しても無症状であることが多く、PCR検査以外の抗原検査(酸素飽和度)などで診断される必要がありそうです。
ワクチン接種でアナフィラキシー「欧米に比べ多い」河野大臣
(出典:2021年3月10日 NHK NEWS WEB)
さらに、アナフィラキシー(アレルギー反応)などの副作用については、各国で数値が異なっています。ちなみに、日本では3月13日時点で4900人に1人の割合と発表されています。
もし、ワクチンの効果によって感染拡大を止め、死亡リスクを大きく上回る場合、強い副作用が起きても接種そのものに意味はあるかもしれません。ただし、1%を超える確率でアナフィラキシーが起きた時は直ちに中止する必要があります。
ワクチン接種停止相次ぐ アストラ製、血栓発症例受け 欧州
(出典:2021年3月12日 Yahooニュース)
一方、ファイザーとは異なる「ウイルスベクターワクチン」を開発したイギリス大手製薬会社アストラゼネカ社のワクチンは、オーストリアで女性が死亡するなど接種後に血栓ができる例が複数報告されていることを受け、欧州各国が接種を相次いで一時停止しています。
今後、今は問題はないとしても10年後に気管支炎のような支障が出てくる可能性もあり、どちらのタイプのワクチンも危険性が高いと言わざるを得ません。その他、精神障害や認知症、心疾患、免疫不全など基礎疾患を持つ人々に、どのような影響を及ぼすのかさえわかっていないわけです。
製薬会社の治験では、こうした基礎疾患や臓器移植をしたことのある人々を治験の対象から外しています。少なくとも病気持ちの方や妊娠中の方は、接種するべきではありません。
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