ホーム   > 今、起こっている日本の国内情勢の本当のこと index

【ウクライナ戦争】第三次世界大戦を食い止めるロシアと中国の和平案

2023/3/23 (木)

 

「私なら第3次世界大戦を阻止できる」トランプ氏 “ウクライナ支援停止“も表明
2023年3月6日 テレ朝newsへのリンク画像です。

(出典:2023年3月6日 テレ朝news)


ウクライナ戦争の終わりが見え始めており、ウクライナ戦争から第三次世界大戦に直接的に発展することはないように思います。


しかし、21世紀の近代戦では人工衛星や最先端のIT機器、そして無人ドローンが導入され、指揮官はコンピューター画面を見ながら兵士たちひとり一人に細かい指示が出せるようになったことがわかります。


対戦車用のロケット砲もコンパクトになり、ピンポイントで敵陣を攻撃できるようになりました。ウクライナ戦争の特徴は、死傷者の70%が銃撃戦ではなく、砲撃戦で犠牲になっていることです。つまり、近代戦では戦闘機や爆撃機、そして戦車での攻撃が通用しなくなったと言えます。


最近、第二次世界大戦でナチスドイツと連合軍が戦う戦争映画が、動画配信サービスなどでアップされることは増えていますが、現在は戦闘機や戦車が下手に動き回ると簡単に位置を把握されて攻撃されてしまうわけです。


だから、遠距離からロケット砲で攻撃を繰り返し、様子を見ながら戦車と歩兵で最前線に向かっていく戦術が多くなっています。当然、その前に衛生画像のアナリストたちが車両や兵器の種類、階級などを解析し、指揮官にアドバイスします。


Douglas Macgregor Straight Calls
Youtube@DouglasMacgregorStraightCallsへのリンク画像です。

(出典:Youtube@DouglasMacgregorStraightCalls)


昨年の夏以降、戦況を有利に進めてきたロシア軍は、軍事拠点を増やすために新兵の訓練を強化し、車両や物資、装備のなどの大量生産を24時間365日で稼働してきました。ウクライナと国境を接している同盟国のベラルーシ側にも、10万人以上のロシア軍が待機しているようです。


ロシア軍がウクライナ軍を全滅させるのは時間の問題ですが、アメリカが戦争を長引かせたとしてもロシアにとって有利になります。なぜかと言えば、ウクライナの人口は4379万人で、ロシアの人口はその3倍以上の1億4000万人だからです。


このまま戦争が長引いてしまうと、ウクライナ軍には若い男性がいなくなり、さらに他国から傭兵の派遣を要請するようになります。しかし、傭兵たちはすでに「ウクライナの負け試合」であることを知っており、カネのために命を落とすようなことまでしないと思います。


だから、長期戦に持ち込めば持ち込むほどロシアは有利であり、プーチン大統領の勝算は高いことがわかります。そもそも、ロシアは勝算がなければ戦争などせず、負けると判断すれば簡単に撤退する勇気も持っています。


ウクライナに負けたとき、ロシアが陥る3つの崩壊シナリオ【注目ニュースをアニメで解説】
2023年3月15日 Yahooニュースへのリンク画像です。

(出典:2023年3月15日 Yahooニュース)


旧ソ連時代とは異なり、プーチン政権のロシアではある意味、合理的な国家運営が行われています。ロシアや中国、アメリカのような領土が大きな国というのは、戦争状態が長く続くと少数民族が蜂起して暴動化し、統治機能不全に陥ってクーデターが起きることがあります。


例えば、第一次世界大戦中に起きたロシア革命で、権力を失ったニコライ二世が退位したことで1917年にロシア帝国が崩壊し、1991年にも旧ソ連はアメリカとの冷戦で疲弊して内部分裂を起こして消滅しています。


現在、ロシアのプーチン政権は2000年から23年も続いていますが、アメリカはロシアが3度目の崩壊を起こすと判断し、ウクライナ戦争を引き起こしたわけです。ところが、中国やインド、トルコ、イランなどと協力しているロシアは、これまで以上に発展しています。


「習近平・プーチン」非公式会談に見る習近平の本気度
2023年3月15日 Yahooニュースへのリンク画像です。

(出典:2023年3月15日 Yahooニュース)


そのような状況の中、3月20日に中国の習近平主席がプーチン大統領と2人だけで非公式会談を行い、ウクライナ戦争に対する和平案が確認された可能性があります。一方、アメリカのブリンケン国務長官だけが世界で一人だけ和平に反対しています。


欧米の最新式戦車がウクライナに輸送されるのは早くても3月後半であり、ドイツとイギリスでウクライナ軍の戦車部隊を訓練しているようです。しかし、激戦地の東部ドネツク州ではウクライナ軍の兵器や弾薬が枯渇しているとのことです。


在庫不足を解消するために、アメリカやドイツ、フランスなどの軍需企業が工場をフル稼働して大量生産していますが、要請された数量の兵器が輸送されるのは1年後のことです。このようなタイミングで、中国が動き出したことはロシアにとって有利なことであり、ウクライナにとっては不利な情勢が続くということです。


すでにウクライナ軍は敗北していますが、これから起きることはアメリカの同盟国であるドイツやフランスのウクライナ支援が中止される可能性が出てきました。NATOの足並みが揃わなくなりつつあり、欧米の銀行破綻の影響で戦争どころではなくなっていくかもしれません。

<<< PRE:中国の仲裁によってウクライナ戦争の停戦が現実になってきた INDEX NEXT:【中露首脳会談】 中国の和平案でアメリカ覇権はさらに衰退 >>>

すべての「人」へ、
今、起こっている世界情勢の本当のことをあなたに
洗脳された約80%の日本人は、グーグル検索からAI(ChatGPT)検索時代へ移行する from Atlasマンツーマン英会話 peters.jp

すべての「人」へ、
今、起こっている世界情勢の本当のことをあなたに
いつでも起こり得るSNSによる「取り付け騒ぎ」と銀行破綻 from Atlasマンツーマン英会話 peters.jp