ウクライナ産農産物の輸出協定、ロシア延長せず失効
 (出典:2023年7月18日 BBC)
日本では、コロナ後遺症や経済政策、マイナンバー、そしてウクライナ戦争の嘘が垂れ流され続けています。
平日夜10時頃から放送されているテレビ朝日の「報道ステーション」は、毎日どんな嘘を報道するのかを確認するためのニュース番組でしかありません。とにかく、「ウクライナが正しく、ロシアは悪い」の論調で、日本国民を騙しているわけです。
しかし、現地の独立系ジャーナリストの報告では、ウクライナ軍の反転攻勢は失敗した、ということです。それに対して、ロシアは黒海経由でウクライナの小麦を輸出する「黒海穀物イニシアティブ」を破棄しました。
また、ウクライナ軍がロシアが併合しているクリミア大橋を攻撃した報復として、ロシア軍はウクライナの主要貿易港の都市であるオデッサにミサイル攻撃を行っています。ウクライナ軍は、モスクワにドローン攻撃を仕掛けていますが、ほとんどダメージがないというのが現状です。
西側諸国から経済制裁を受けたロシアは、中国やインドなどBRICS諸国と連携しており、経済的なダメージを受けていないどころか、ますます経済が成長しています。つまり、日本のメディアとは全く逆のことが起きているということです。
ポーランド首相“ワグネルが国境地帯に移動の情報”警戒感示す
 (出典:2023年7月30日 NHK NEWS WEB)
他方、民間軍事会社ワグネルは約2500人の兵士たちが、ポーランドとの国境から10キロ離れたベラルーシ西部でベラルーシ軍の訓練を行っています。その後、ポーランド軍を中心としたNATO軍はポーランド東部に移動しているとのことです。
このことについて一部のメディアは報道していますが、「ポーランドが正しく、ベラルーシが悪い」という論調がしばらく続くものと考えられます。実際には、ポーランドがウクライナ西部やベラルーシを占領するのは長年の夢であり、今回が最後の機会である可能性があります。
日本人はなぜか国連が平等な国際機関だと思い込んでいますが、あまりにも嘘が多いことがわかっています。ロシアが「黒海穀物イニシアティブ」を破棄した理由をねじ曲げ、その間にウクライナ軍がロシア軍に攻撃する隙を与えた形になりました。
ウクライナ軍は、穀物を諸外国に輸出すると見せかけて兵器や砲弾を輸入しており、クリミヤ半島まで運んで使用しています。しかし、ウクライナが戦争で勝てる見込みはほとんどない状態に変わりありません。
Douglas Macgregor Straight Calls
 (出典:Youtube@DouglasMacgregorStraightCalls)
ゼレンスキー大統領は、世界に対して威勢のいい言葉を投げかけていますが、ウクライナ国内でクーデターが起きる可能性も出てきました。おそらく、今年末までにウクライナの命運が決まると思われますが、戦争を終わらせるにはNATOが軍事支援を打ち切るしかありません。
そもそも、なぜロシア軍が終始優勢に戦闘を進めているのかと言えば、西側諸国が保有する「防空システム」、つまり空中無線電子機器やレーダー誘導機器よりも優れているからです。
この30年、アメリカを中心としたNATO軍はアフガニスタンやイラク、リビアなど軍事力が低い国としか戦闘したことがなく、まさかロシアのような軍事大国と戦争すると考えていなかったわけです。
緒戦の失敗を猛省、ウクライナ軍がいよいよ反転攻勢第2弾
 (出典:2023年7月27日 JB press)
最初の攻撃でロシアに勝てると見込んだディープステート(戦争屋)は、準備の甘さからロシアに勝てないことを思い知らされました。要するに、NATO加盟国が束になってロシア軍を攻撃しても勝てないということです。
ところが、ロシア軍は一気にウクライナを占領せず、あくまで「特別軍事作戦(戦争ではない)」として着実にウクライナ軍の防衛線を破り、確実に支配地域を増やしています。前線の陸上部隊と空挺部隊が前進しているため、ウクライナ軍は退避するしかない状況です。
なぜかと言えば、大砲を撃ち合う「砲撃戦」ではロシア軍のほうが精度が高いからです。その後、兵力を増やしたロシア軍が前線で反撃するというのが戦術パターンの一つとなっています。いよいよ、ウクライナ軍が全滅する方向に進んできました。
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