「今、起きている本当のこと」は、いつの時代も伝わらない｜北海道で唯一の「情報リテラシー教育スクール」

１月27日以降、私自身や家族、社員、そして外国人講師は家庭内と社内で「非常事態体制」を始めました。

多くの日本人が朝と夜に満員電車に揺られながら通勤・通学している中、私たちAtlasではマスクやアルコール消毒液、食料の備蓄、そして自家発電などの準備を淡々と進めてきたわけです。

しかし、たまにスーパーやホームセンター、そしてショッピングモールなどに買い物に出かけることさえ、リスクが高いことが分かってきました。なぜかと言えば、よほど免疫力を高めなければ簡単に新型コロナウイルスに感染するからです。

外出自粛中の中、特に週末をは挟んだ連休中は、混まないはずの飲食店が家族連れで溢れかえっており、その中で食事することになるというのは問題があるということです。当然、私も外食に行ったこと自体に問題があったと考えています。

実際に、多くの日本国民には「情報リテラシー」を持っていないのが現状です。現在の日本の学校や家庭では決して学べない「情報リテラシー」ですが、ドラッグストアなどにマスクやトイレットペーパーを買い求め、列に並ぶように群がり、店員を怒鳴り、奪い合う光景が見られています。

正に、「人」ではなく「人間」なのですが、中には人間以下の「獣」も混じっているのがわかります。その集合体である現代の日本社会では、富裕層から軽井沢や北海道などのリゾート地に「コロナ疎開」をしています。

私は、昨年から東京や首都圏から地方に移住することを勧めてきました。しかし、今振り返ってみると「時はすでに遅し」であったように思います。なぜかと言えば、このコラムの読者は一日約2万PVしかなく、フェイスブックも3000フォロワーしかいないわけです。

日本の総人口にあたる0.01％でしかありません。だからこそ、私のコラムを読んでくださる方々には真実を伝え、何とかこの状況を乗り越えて欲しいと思い、日々更新しています。

新型コロナ、「首都封鎖」で知っておくべき10のこと

(出典：2020年3月30日日経ビジネス）

しかし、タイミングよく安倍政権は4月7日の7都府県だけでなく、4月18日には事実上の移動制限を宣言しました。首都圏から逃げた富裕層は軽井沢や北海道のリゾート地にいますが、実は政府は南海トラフ巨大地震が起きることを予測して、「首都圏封鎖」と「緊急事態条」を密かに計画しているわけです。

国土交通省の関係者から聞いた話では、「有事の際は、首都圏の道路網や鉄道網は封鎖されるということです。平時では気づきませんが、首都圏から脱出しようと多くの車や人々が逃避しないよう検問が実施され、入口の閉鎖が行われます。

当然、警察や自衛隊は人々を追い返すトレーニングを受けており、ウイルス感染の第二波や大地震、巨大台風直撃によって首都圏から地方都市へ移住する必要性が日々上がっているように思われます。

私は、一早く緊急事態宣言が出された北海道で、3月1日から札幌市内で「情報リテラシー教育」を始めました。しかし、正しい歴史を知らなかったり、政治や行政の基本的なことを知らない人が予想していたよりも多いことがわかりました。

この活動をやっている中で、コラムやメッセージを書き、セミナーを開催しても、どこまで私の頭の中の認識や知識が伝わっているのかはわかりません。できるだけわかりやすい内容で、多くの分野について網羅できることが望ましいと考えています。