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ウクライナ戦争の戦況は、「ウクライナが優勢」と日本人の専門家、「ロシアが優勢」と海外の専門家が分析

2022/6/1 (水)

東部ルガンスク州でロシア側優勢、ウクライナ軍高官認める
2022年5月27日 毎日新聞へのリンク画像です。

(出典:2022年5月27日 毎日新聞)


日本を含め欧米メディアは、アメリカを中心にNATO諸国がウクライナ軍に最新兵器を輸送しており、少し前まではウクライナが有利と報道されていました。


ところが、EUの追加支援が発表されるとロシアが有利と報道され始め、東部のドネツクをロシア軍に占領されたことが明らかになりました。また、激戦地マリウポリではアゾフスタル製鉄所を占拠され、投降したアゾフ連隊の兵士がバスに乗るシーンが撮影されています。


ウクライナの勝利はほぼ確定的になっていたはずのウクライナ戦争は、これまでと全く異なる展開に変わり、ロシアが戦況を優位に運ぶようになりました。しかし、一部メディアは未だにウクライナが領土を奪還できるかどうかにこだわっているため、相変わらず西側メディアは信用できません。


2014年2月のソチオリンピック終了後、ロシアはクリミア半島を一方的に併合しましたが、今回、同じ時期にウクライナからの分離・独立を主張したドネツク州とルガンスク州を奪われてしまったわけです。


Silence from Kyiv as Russia claims more than 1,700 surrender in Mariupol
2022年5月19日 THE IRISH TIMESへのリンク画像です。

(出典:2022年5月19日 THE IRISH TIMES)


また、報道ではウクライナ軍の兵士は士気が高いというのも嘘で、各地で抵抗もせず無言のまま下に銃を置いて捕虜になるウクライナ兵が続出しているのが現状です。不思議なのは、このことを日本のメディアが全く報道しないことです。


特に、日本のテレビに専門家枠で出演している全員が、ウクライナ側が正しく、有利と解説しています。ロシア側が有利と解説する専門家はおらず、明らかに偏向報道が続いています。


さらに、ロシア国内でのクーデターやプーチンが重病などと、これまでの真相と予想が外れたことについて視聴者には一切謝罪がなく、木村太郎などは何食わぬ顔をして同じ報道番組に出演しています。


「6月にロシアがなくなる?」木村太郎と4人の専門家が読み解く ウクライナ侵攻“結末のシナリオ”
2022年3月14日 FNNプライムオンラインへのリンク画像です。

(出典:2022年3月14日 FNNプライムオンライン)


このようなメディアの報道内容を信じるほうがどうかしていますが、これは戦前の日本がミッドウェー海戦で大敗していても大本営発表で退却を転進とし、全滅を玉砕と言い換えながら事実を隠蔽していたことと同じです。


つまり、現在のアメリカ・イギリス中心のディープステート陣営こそ日本軍であり、テレビや新聞しか見ない日本人は再び敗戦国の国民となるわけです。もはやロシアの軍事作戦が成功しているとまでは言えないにしても、もはやウクライナが有利とは断言できなくなりました。


結局、日本には戦争経験がある専門家がおらず、軍事と経済の関係に精通した専門家に声がかからないことがわかりました。反ロシアの研究者のみに政府からの予算が出ているので、本当のことを知るには自分でロシア語や英語を学ぶしかありません。


テレビや新聞に顔を出している日本の自称・専門家は、欧米メディアからの情報を言われた通りに発言しているだけです。しかし、ウクライナとロシアに精通した専門家は海外におり、軍事や経済、特にエネルギー分野で実務に関わっています。


詳細な戦況分析について、ロシア軍は首都キエフ近郊で多くの戦車隊を全滅させたことは事実ですが、東部ドネツク州、ルガンスク州の掌握が侵攻当初からの目的です。そして、ウクライナの非ナチス化とウクライナ軍の弱体化も含まれています。


ウクライナ軍 南部ヘルソン州で反撃開始
2022年5月30日 Yahooニュースへのリンク画像です。

(出典:2022年5月30日 Yahooニュース)


要するに、北部と南部への侵攻はウクライナ軍兵士を分散させ、ロシアの本来の狙いである東部への集中を防ぐためであったことがわかりました。また、南部オデッサを攻撃していますが、占領する意思があるようには見えません。


その他、山がなく海に囲まれたクリミア半島には水源がないため、ウクライナ南部にあるヘルソンをロシア軍は掌握しています。これでクリミアまで水を供給できるようになりました。したがって、オデッサへの攻撃はヘルソンを守るのが目的です。


ウクライナ軍兵士を分散化させるという意味では、最初から首都キエフ近郊にロシア軍は多くの部隊と兵士を派遣させました。これによって、ウクライナ軍はキエフ防衛のために多くの兵士を置かざるを得なくなり、東部への配備がおろそかになった可能性が高いと思います。


ちなみに、ロシア軍は東部2州にそれほど多くの部隊を派遣していません。特殊部隊のスペツナズはキエフ近郊で全滅し、ロシア側も多くの犠牲者を出した上で現在の勝利があるということです。

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