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人類の根本原理は、有能者に文化を刷新してもらうこと


結局、本当に頭の良い人材はいつの時代でも必ず少数であるのが、「人類の根本原理」であるように思います。


技術革新を進めていくしかない私たち人類には、どうしても頭の良い人材が必要です。ところが、脳のレベルが高い人材は滅多に出てくることはありません。富裕層の家庭で生まれても、貧困層の家庭で生まれても、それは同じ比率であることがわかっています。


極度の貧困層家庭から出にくいのは、脳にはある程度の栄養が必要だからです。文化人と呼ばれる人々が、「教師や医者、官僚」から出てくるのはそういう理由がありそうです。今の日本では、栄養面の問題はないため、頭の良い人材が出てくる環境が整っているのは明らかです。


そのためには子どもをなるべく多く産み、その中で有能者を見つけて高いレベルの教育を受けさせることが必要です。これが、本当の人類が生き残っていくための究極の生存システムであるということです。


この数百年間で見ても、明らかに人類は科学技術で生き残ってきたわけですから、まずは指導層に頭の良い人材を入れることから全てが始まります。科学や医療、政治、経済、軍事など様々な才能を持った人材を引き上げて、権力を持たせることです。


この生存システムというのは、優れた免疫システムや脳のシナプスの多様性を開発していくことが目的です。そして、優れた人材を必要な立場に立たせることができるかどうかが、人類の生存に関わってきます。


そういう意味で考えると、戦後に日本へ占領してきたアメリカGHQ(進駐軍)は、明治政府が作ったエリート教育をやめさせ、小学校6年・中学校3年・高校3年制にして日本人の頭脳の形成時期を分割したため、無能ばかりを育てる教育を強要したということになります。


まずは、その事実を自覚するところからですが、「有能な人材はテストの点数が高いことではない」わけです。なぜかと言えば、学校の勉強というのは、誰かが残したことを繰り返す記憶力だけが求められているからです。


つまり、学べないと乗り越えられない学問では、テストの点数が良いのが前提となりますが、学校の勉強とは全く関係のない芸術やビジネスでは必須ではない、ということです。


当然、一人ひとりの子どもたちに何の能力が必要かはわかりませんが、予測できないからこそ幼い頃から病気にならないためにウイルスや病原菌から予防していくしかありません。私たち大人の脳も、一体どのような能力が必要かさえ全くわからないのが現状です。


要するに、文明によって新しい何かが創造されることは間違いないわけで、脳を使えば使うほど特殊な思考法や感受性が育ってくるように思います。また、個々に遺伝子の多様性が重なって有能な人材が出てくることもあります。


それには、集団(国・地域・コミュニティー)を徹底的に守る必要があり、そのために各国が軍事力を持っているわけです。戦時中は、幼い兄弟姉妹を守るために多くの特攻隊の若者が片道分の燃料だけでアメリカの軍艦に突っ込んでいきました。


日本の場合、軍事力の必要性が出てきたのが1900年代初頭ですが、現在でも同じように、無能な安倍政権や日銀が借金し過ぎた膨らませたカネを有能者に全て任せれば、日本経済は見事に復活するかもしれません。


経済というのは、有能者に研究費や制作費を与えて、新しい技術や思想を開発してもらい、それを社会全般で利用できるようになることです。文化を刷新して、自分たちが進化していくのが人間の特徴です。


「新しいことをしなければ脳は使えなくなる」という性質からもわかるように、人類が生き延びるには常に新しい文化を刷新し続けなくてはなりません。そして、政治や経済など全てをこの方向へ向けていくことです。

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