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「小経済圏」というシェアリング・エコノミーの時代

結局、「現代の社会構造から離れる」というのは、田舎に引っ越して、その街のコミュニティーの一員になることではないように思います。


ここ数年の間、このことへの疑問は私にもありましたが、大企業を中心とする階層社会は、あと数年以内に崩壊していくのではないでしょうか?


しかし、それに備えるために今の仕事を辞めてまで準備する必要はないように思います。それは、以下の通り説明できます。


既存の大企業や長年続けられてきた信用創造経済が完全に崩壊した後、いわゆるSMEs(Small-Midium size enterprise)、中小企業を中心に動く新しい社会構造とは、私たち庶民が主役となり、作り上げる社会であるのは明らかだからです。


SMES DEVELOPMENT (SMEs) Task Force @b20 twitterより
2018年にアルゼンチンで開催されたB20で発表されたSME議長の発言


そのために、変えるべきはまず「私たちの考え方」であることがわかるはずです。それは、「小経済圏」というシェアリング・エコノミーの発想です。


田舎が悪いわけでもなく、農業などが嫌いな仕事でもない私ですが、実際には階層社会から離れたとしても、全く何も変わらないように思うわけです。なぜかと言えば、今のような階層社会を支えているのは、実際に様々な税金を支払ったり、消費をしている庶民であるからです。


しかし、もし子会社や孫会社を多く抱える階層社会で成り立っているようなトヨタや日産自動車が倒産してなくなってしまったら、困ることになる可能性はあります。ところが、実際に車は庶民が組み立てているわけで、飛行機も庶民が操縦しています。


こう考えていくと、全て庶民と呼ばれる人たちが生活のためにやってることであって、飛行機を組み立てているのもエンジニアである庶民、操縦しているのもパイロット免許を持った立派な庶民、整備しているのも整備士で、運航スケジュールを立ててるのも庶民、管制塔で指示してるのも庶民であるわけです。


つまり、その人たちが、そのまま仕事を続ければ何も困ることはないということです。Atlasマンツーマン英会話でさえ、庶民が運営し、庶民である外国人講師が英会話を教えているわけです。さらに、ホームページを庶民がデザインし、庶民がブログやSNSの内容を書き、庶民がスタッフを面接をしています。


要するに、今のライフスタイルを変えなくても、小さな会社がお互いに提供し合う社会構造ができるようになるということです。


そして、現代のように必要のないものまで大量に商品やサービスを提供する必要がなくなることで、無駄に長く働く必要もなくなり、これまでのように会社や銀行、政府などに搾取されることもなくなります。


生活はこのまま何も変わらず、搾取されることがなくなるというのは、どう考えても非常に素晴らしい社会構造であると思うわけです。

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