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様々な特効薬の開発と「ハンタウイルス」についての報道


リウマチ薬、新型コロナの重症肺炎を改善か 臨床研究も
2020年4月13日 朝日新聞へのリンク画像です。

(出典:2020年4月13日 朝日新聞)


世界で最初に新型コロナウイルスの蔓延を経験し、それの押さえ込みに成功した中国ですが、このウイルスに関する研究が急ピッチで進んでおり、様々な研究論文が発表されています。


そのような状況の中、最も注目されているのが「Covid-19」のウイルスを含んだマイクロ飛沫は数時間も空気中に漂っており、それを吸い込んだ人々の感染を拡大させるという事実です。


暗い話ではありますが、いわゆる「空気感染」と呼ばれているわけですが、これまで日本ではマイクロ飛沫が漂う時間は30分程度とされていました。しかし、中国の研究ではそれを上回る数時間という結果が出ています。


こうしたマイクロ飛沫による感染を防止するためには、人との距離を少なくとも4メートル程度取る必要があると言われています。日本では社会的距離として2メートルとされていますが、その倍の間隔を空けなければならないことがわかってきました。


次に、新型コロナウイルスが「脳」に大きなダメージを与えることが明らかになってきました。それが「サイトカインストーム」という現象ですが、免疫を担う白血球を活性化するシグナルとして機能する「サイトカイン」というたんぱく質があります。


免疫系にはなくてはならないたんぱく質ですが、この活性化によって白血球が自身の細胞を攻撃してしまうこともあるようです。これが「サイトカインストーム」と呼ばれる現象です。新型コロナウイルスの感染では、これが脳で発生し、意識障害を引き起こすケースが確認されています。


新型コロナ感染症:ノーベル賞を受賞した日本発の治療薬「イベルメクチン」が救世主に?
2020年4月8日 Yahooニュースへのリンク画像です。

(出典:2020年4月8日 Yahooニュース)


一方、明るい話として、特効薬の可能性のある薬の研究が進んでいると報じられています。日本で開発された「イベルメクチン」という特効薬は、寄生虫による感染症のための薬で、新型コロナウイルスに効果があることは確認されています。


アビガン投与の70代女性死亡富山 新型コロナ
2020年4月23日 NHK NEWS WEBへのリンク画像です。

(出典:2020年4月23日 NHK NEWS WEB)


未だに動物実験の段階ですが、人間に効果があるのかどうかまだはっきりしていません。もし効果が確認できれば「アビガン」のような日本発の特効薬の発見ということになりそうです。しかし、そのアビガンを投与されて命を落とす事例が出てきました。


実は、1918年のスペイン風邪が世界的パンデミックになった時、「アスピリン」を投与されたことでかえって多くの死者が出たことはあまり知られていません。今回も、全く同じ手法として「アビガン」を投与されると寿命を縮める可能性が出てきました。


また、免疫力を高めるビタミンDの効果は実証されていますが、新型コロナウイルス感染の予防としてビタミンDを摂取することを勧める論文も多数発表されるようになりました。サプリメントで摂取するというのが利用されています。


中国ではハンタウイルス…東京でもコロナの陰に数々の感染症が
2020年4月15日 Yahooニュースへのリンク画像です。

(出典:2020年4月15日 Yahooニュース)


新型コロナウイルスの抑え込みに成功したとされる中国では、実は別の感染症が報告されており、「ハンタウイルス肺症候群」として大騒ぎになっているようです。致死率36%ということで、感染症の中でもかなり高い数値が出ているようです。


新型コロナウイルスによく似た初期症状のハンタウイルスの検査結果は陽性で、中国では2人が腎症候性出血熱(HFRS)と診断され、1人はすでに亡くなっています。私は、2月頃からこれが本当の第2波であるように考えています。


ハンタウイルス肺症候群とは
NIID 日本感染症研究所へのリンク画像です。

(出典:NIID 日本感染症研究所)


厚生労働省や国立感染症研究所によると、ペストのようにネズミが宿主となる急性呼吸器感染症を引き起こすウイルスであるようです。


主に、アジアや欧州に分布するものは腎症候性出血熱(HFRS、死亡率1〜10%)を、主に北南米に分布するものはハンタウイルス肺症候群(HPS、同40〜50%)の感染症を引き起こすと言われています。


私は、この「ハンタウイルス」が本命であるように考えています。ネズミが媒介するとされていますが、新型コロナウイルスのようにコウモリが媒介していることと同じアリバイ作りをメディアを使って徐々に報道し始めています。

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