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震災後に最も困ることはトイレが使用不能になること

2021/3/31


加入を迷う「地震保険」…入るべきか否か、その決定的な答えがわかった…!
2021年3月21日 Yahooニュースへのリンク画像です。

(出典:2021年3月21日 Yahooニュース)


日本生命や第一生命など、大手保険会社は自衛隊幹部OBの天下り先であることがわかっています。アフラック生命など外資系も受け入れているようで、地震や台風など「災害リスク」を専門に研究する機関を持っています。


東日本大震災や熊本地震では、陸上自衛隊による被災者救出についての報道が多数ありました。日本各地から被災地へ自衛官が派遣されましたが、北海道からは大勢の隊員が詰めかけたと聞いています。


先日、札幌の真駒内駐屯地に勤務する友人から聞いた話では、避難所支援から始まり、障害物の撤去作業や遺体の回収などで活動したということです。ところが、熊本県の山奥にある集落までは道路が完全に封鎖され、陸上自衛隊の車両でも入れなかったことを知りました。


熊本県の道路や河川被害1352億円 球磨村など一部未調査
2020年7月20日 西日本新聞へのリンク画像です。

(出典:2020年7月20日 西日本新聞)


山間部では、地震や噴火、雪崩など山体崩落によって大きな岩が道路を塞いでしまうことはありますが、当時、陸上自衛隊の輸送車や装甲車でもたどり着けない場所があるというわけです。すぐに救助することができず、結局、ヘリコプターで救助された被災者もいたようです。


現在でも、山間部集落の状況は未だに改善されることなく、自衛隊が救助に行けない可能性があります。一方、都市部に住んでいても周囲が高層マンションに囲まれている場合、震度7以上の地震であなたの家を押しつぶしていくことも考えられます。


特に、首都圏の都市部から移住できない方は、自衛隊の救助など期待することなく、何とか自分たちで自衛隊レベルの防災体制を構築する必要があります。また、自治体が用意する避難所の内容や食料配布の数量には全く期待できるものではないのは明らかです。


今後、家庭や集落、町内会、そして職場など自分たちで積極的に防災の準備をしていかなければ、助かる命も助からなくなります。


大都市の場合、その多くは街の中心街のオフィスに勤務していたり、買い物などの用事で訪れているように思います。ITの最新技術が導入され、電力やガス、そしてインターネット接続など、高度なインフラが張り巡らされた都市生活は便利です。


私たちAtlasも、本社がオフィスビル9Fの札幌駅前にあり、もし震度7レベルの大地震が発生して停電すると大変なことになります。その際、男性よりも女性にとって最も重要なのは「意外にも」トイレの確保です。


東日本大震災から10年 トイレ問題はデリケートで声に出しにくいため、対策が遅れてしまう
2021年3月5日 Yahooニュースへのリンク画像です。

(出典:2021年3月5日 Yahooニュース)


現代の日本人女性は、清潔でプライバシーが保たれていなければ、その施設に出入りさえしないのが現状です。しかし、水洗トイレというのはポンプを電力で汲み上げています。つまり、2階以上のオフィスには水が供給されなくなります。


オフィスビルによっては、最上階に水タンクを置いていますが、40階以上の高層ビルの場合は従業員と客合わせて数万人が施設を利用している可能性があります。各階に最低10個の便器を用意しても、30分程度で行列ができてしまう計算になります。


もし電力が復旧し、水道が出るようになってもトイレを使おうとする女性はほとんどいないものと考えられます。なぜかと言えば、大量のトイレットペーパーですでにトイレが詰まっているからです。そのことを知らずにトイレを流そうとすると、水が逆流して一面水浸しになるというわけです。


ビルの管理人をはじめ、関係者全員が対応しようとしますが、ほとんど全ての便器にが詰まっているのであれば、相当な時間がかかることになります。もし解決できるほど教養がある人がいれば助かりますが、現代の日本ではそうはいきません。


このことは、2階以上の建物で起きる可能性が高く、ショッピングモールやスーパーなどでも必ず起きます。観光地や空港内、そして高速道路のSAなどで、女子トイレの長い行列を見かけることがありますが、それ以上に厳しい状況となるはずです。


聞くところによると、このようなことは避難所でも起きているようです。朝から避難所のトイレは長蛇の列となり、公園など公共施設のほとんどで渋滞が起こります。もし、前もってこのことが起こることを想定し、準備していたなら全く焦ることはないと思います。


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(出典:Amazon)


自治体やテナントビル、マンションの管理団体のほとんどは、災害時のトイレ対応について何もしないので、結局、自分たちでト何とかしなければならないのが現状です。清潔で健康的な生活しか知らない人間が、耐えられなくなるのは時間の問題でしょう。


トイレットペーパーの備蓄や凝固剤などの用意も必要であり、避難時に車中泊でのことも考えておかねばならないように思います。ホームセンターやカー用品で販売されている防災グッズの中身は、飲料水や乾パンなどですが、その他にも必要なモノは入っています。


いずれにしても、最もカネのかからないサバイバル方法は、地方に移住することです。都市部にはまだ価値が高い物件は残っていますが、田舎の物件は残り少なくなっています。それでも、現実的な選択肢は移住か、自家栽培に自家発電しかないわけです。

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