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正しい転職の概念と「不思議の国」日本


コロナ時代に一変する「転職」。インフルエンサーの「理想と現実のミスマッチ」情報にはご用心
2020年6月19日 BUSINESS INSIDERへのリンク画像です。

(出典:2020年6月19日 BUSINESS INSIDER)


そもそも「正しい転職」などないわけですが、その会社に籍を置きつつ、転職先が決まってから退職日を決めることは重要です。


また、健康保険証がいつまで使えるのか、転職先での最初の給料日、そこで確実にもらえるかについても総務や人事担当者と確約できるかどうかにかかっています。ここが曖昧な場合、転職などしないほうがいいのは明らかです。


一人ならまだしも配偶者や子どもがいる場合、転職先が今の会社を辞めた後、本当に採用してくれるのでしょうか?給料を毎月支払ってくれるのでしょうか?本当に不確実な現実であるということをわかっていますか?


ニューノーマル(新しい生活様式)に入った現在、転職しようと簡単に考えている人というのは、崖と崖の間を飛び移ろうとしているわけです。空を飛んで飛びついてつかんだはずの木が折れて、そのまま谷底に落下するということです。


コロナ禍転職不況、中でも「特に厳しい意外な人材」とは?――独自データで分析 (1/3)
2020年6月29日 ITmediaビジネスONLINEへのリンク画像です。

(出典:2020年6月29日 ITmediaビジネスONLINE)


新卒で入社するはずの大学生が、内定取り消しのメールだけで約束を反故にされる時代がついに来たわけですが、内定をもらっただけでは状況次第でコロコロと話が変わってくるのが当たり前になってきました。


だからこそ、そういう交渉ができるぐらいの人間関係やコミュニケーション力が必要です。「こんな会社辞めてやる…」と言っている時点で、そんな能力を持てるはずがなく、わざわざ辞める会社をなぜ選んだのでしょうか?


結果として、何も知らないまま生きていることが災いしているわけですが、周囲の人たちは本音を言わないのが「不思議の国」日本の現状です。こんな時、大手転職サイトのリクナビやマイナビは「次がある」などとありもしない現実をビジネスと捉えています。


「食べログ」だけじゃない、医療サイトや転職サイトでも嘘レビュー被害は増加。運営会社の責任は?
2019年11月8日 Business Journalへのリンク画像です。

(出典:2019年11月8日 Business Journal)


転職サイトというのは、会社から掲載料を取りながら採用しては辞めていくという流れをつくっていうだけです。そういう落下していく人々が大量にいなければ、ビジネスとして成立することができないということです。


何があっても転職を称賛し、雇用主と従業員を騙しながら人類滅亡まで嘘をつくことが仕事です。そういう意味では、証券会社と同じで地球滅亡の最後の日まで株を売ることを忘れない人々がいます。


それよりも、自分の職業適性や会社を見る目がなかった自分を反省し、再教育しなければ何度も入社と退社を繰り返すパターンが待っています。最終的に、30代後半になって就職先がなくなります。


日本では、年齢が高くなるほど入れるポストが狭くなり、危ないことに手を染める組織に入るか、あるいはそのまま人生の谷を転落していきます。


ところで、私個人のことを話すと皆さんと違ってかなりイレギュラーな人生を送っていたことで、全くお手本にはならないと思います。私の場合、アメリカの大学に在学中(21歳)に起業し、6年間運営した後に日本に帰国しました。


その後、すぐに日本で起業して20年もAtlasマンツーマン英会話を運営しています。組織のオペレーションは米軍に所属していた時に学び、経営理論はカリフォルニア大学のMBAコースを学び直しました。


21歳から現在まで27年も経営者として生きてきましたが、わざわざ支店経済の札幌でどこかに入社してスキルアップができるとは思いませんでした。この20年を振り返ってみても、おかしな会社ばかり見てきたように思います。


最終的には、情報リテラシーを教えることで省庁や官公庁向けのコンサルタントになると思いますが、その前に国内外情勢の本当のことを教えることができる経験が必要と考えています。


2008年にリーマンショックが起きた時、私は世界経済が崩壊して世界恐慌に突入すると感じ、100キロ西にあるニセコで生活しようとしましたが、2年程度で再び札幌に戻ってきました。そして、情報リテラシーを教える仕事に復帰しました。


当然、札幌ではグローバルな案件など必要がないため、とにかく会員制語学スクールで大勢の外国人講師を採用し、様々な言語コースのレッスンを提供しています。だからこそ、「今起きている本当のこと」を書き続けています。


手に職を持つことは大切で、単なる事務員の需要がこれから増えることなどもうないと思います。履歴書をきちんと手書きしている方がいますが、職務経歴書で書くことが多い時は書く作業のほうが憂鬱になるものです。


学歴欄に最終学歴を書くたびに、学歴など何の意味がないことに感じつつあるように思われます。最近は、履歴書をワードで書くようになりましたが、これまでルールや規制が縛られていた日本的モノに価値があるのかがバレ始めています。


よくこんなに反発しながら「不思議の国」日本で生きていられたのかですが、一番いいのは一つの会社で一生を過ごすことです。

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世界各国に広がる社会不安と、中国共産党による多正面作戦
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