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アメリカが中国との軍事力競争で負けた時、台湾と日本が脅威に晒される

2022/12/22 (木)

一変した米中海洋戦力パワーバランス、中国軍が米空母を沈める4つの方法
2022年12月22日 JB pressへのリンク画像です。

(出典:2022年12月22日 JB press)


退役軍人である私自身、米軍が使用している兵器や装備品がロシア軍のものより劣っていると感じ始めています。


米軍は、おそらく中国軍やロシア軍に太刀打ちできないほど軍事力が低下しているので、このまま戦争を避け続けて覇権主義を放棄する可能性が出てきました。その時、最も困るのが「対米従属」を利権としている日本政府です。


戦後、日本はアメリカの方針に従うことで恩恵を受けてきました。77年も戦争に巻き込まれなかったのは世界で日本だけであり、仮想敵国である中国やロシアと同盟関係を結ぼうとする動きはありません。


だから、日本はアメリカが中国やロシアよりも有利な立場にいなければ、日本は存亡の危機となってしまいます。このことは台湾も同じで、すでに香港が中国に制圧されていることから、台湾侵攻は何らかの形で始まるものと考えられます。


ところが、ほとんどの日本国民は完全に平和ボケしており、SNS上で左派と右派がお互いの主張を言い合っている状態です。日本人は、基本的に国際感覚を持っていないので、これから起きることに右往左往させられることになります。


米海軍、設計上の欠陥を理由にフリーダム級沿海域戦闘艦の受け入れを停止
2021年1月20日 航空万能論へのリンク画像です。

(出典:2021年1月20日 航空万能論)


今回、特別に米軍の現状について少し解説しますが、あくまで日本とアメリカは「同盟国」であることを前提に問題点を指摘します。実は、数年前にアメリカは最新鋭の沿海域戦闘艦(LCS)を日本に供与する計画がありました。


LCSは、「アメリカ海軍」が小型・高速のステルス艦にモジュール化した装備を搭載しており、イージス艦に代用される「水上戦闘艦」です。多彩な任務に対応することを目指して建造が計画されましたが、52隻のうち32隻分で建造を打ち切ることが決定されました。


アメリカを代表する軍事企業であるロッキード・マーティン社やレイセオン社、そしてボーイング社は、同じ同盟国である韓国やサウジアラビア、イスラエルには最新鋭の軍事兵器を供与しておらず、日本に納入しています。


なぜかと言えば、日本はアメリカの最も重要な軍事パートナー国であり、戦後の世界経済をアメリカと協力して動かしてきたからです。しかし、アメリカの科学技術力が中国やロシアよりも劣っていることで計画が次々と白紙に戻る事態が起きています。


その結果、米軍は次世代のイージス艦プロジェクトが何度も頓挫し、結局、既存のコンセプトを改良するだけになってしまいました。中国やロシアとの軍事力の差は開く一方で、ウクライナ戦争でロシアに負けたことは致命的であるように思います。


航空自衛隊の装備品一覧
ウィキペディアへのリンク画像です。

(出典:ウィキペディア)


一方、「アメリカ空軍」でも科学技術力の低下が証明されています。世界最強と呼ばれたF-15戦闘機(ボーイング社製)は、これまで50年以上も使用されてきましたが、最新鋭のステルス戦闘機F-22(ロッキード・マーティン社製)が約20年で役目を終えることになったわけです。


日本でも、「航空自衛隊」の第3次F-X計画により、ボーイング社のF-15C/Dを改良して三菱重工業が中心となり、航空自衛隊向けにノックダウン及びライセンス生産した制空戦闘機が導入されました。


その後、ボーイング社にF-22の納入を希望しましたが、おそらく設計ミスが発覚して供与できなくなったと思われます。また、部品の交換などメンテナンスに必要なコストも跳ね上がったとされています。


そして、「アメリカ空軍」の統合打撃戦闘機(JSF)計画に基づき、単発単座のステルス多用途戦闘機F-35がロッキード・マーティン社を中心とした複数の企業によって開発されました。ところが、大型・高推力エンジンと固定エアインテークの取り合わせにより、騒音が大きくなってしまいました。


また、アメリカ会計検査院(GAO)は、米軍が保有するF-35の30%が、部品不足のため数カ月間飛行不能状態に陥っていたことを報告書の中で指摘しています。さらに、運用試験・評価局(DOT&E)の局長もF-35が完全な戦闘準備目標に達しておらず、計画よりも頻繁に故障していると指摘しています。


米司法省、中国軍ハッカーを起訴 1億4700万人の情報流出で
2020年2月11日 BBCへのリンク画像です。

(出典:2020年2月11日 BBC)


F-35は、中国のハッカーによって設計情報や性能、電気系統、レーダーなどのデータが盗まれており、「人民解放軍」のJ-20などに対して制空能力の優位性が損なわれることが危惧されています。また、中国が開発中のJ-31は外見の形状がF-35に類似しており、盗まれたデータが開発に生かされた可能性があります。 実際に、カナダ在住の中国人実業家がF-35、C-17、F-22の秘密情報を盗もうとし逮捕されたり、中国人エンジニアがF135エンジンの素材として使用されているチタン合金に関する情報を持ち出そうとした疑いで逮捕されています。 CIAの元職員エドワード・スノーデンも、F-35のレーダーやエンジンの図式、噴出ガスの冷却方法、リーディングとトレイルエッジ処理、AFTデッキヒーティングコンツアーマップといったステルス技術の基幹部分、B-2や原子力潜水艦、F-22の軍事情報が2007年に中国からのハッキングにより盗まれていたことを話しています。

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