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ウクライナ戦争の戦況 マスメディアと独立系ジャーナリストの見解の違い

2022/11/10 (木)

ロシア、南部要衝ヘルソンから撤退命令 ウクライナなお警戒
2022年11月10日 Reutersへのリンク画像です。

(出典:2022年11月10日 Reuters)


ウクライナ戦争について日本を含む西側メディアは、もう9ヵ月もウクライナ軍が優勢であり、ロシア軍が撤退していると報道してきました。


実際に、9月までウクライナ戦争は泥沼化していましたが、ロシア軍が北部ハリキウ州から撤退した後にウクライナ軍が乗り込んできたため、奪還に成功したと報じられているわけです。また、ロシア軍に占領されていた東部ドネツク州の都市もウクライナ軍が奪還したとされています。


さらに、南部ヘルソン州にも進攻を始め、報道ではウクライナ軍が優勢であるように思ってしまいます。少なくとも、日本のテレビ局や新聞各社の情報によって、ウクライナにポジティブな感情を持ってしまっている日本人がほとんどです。


そして、ロシア軍が不利な立場にあり、プーチン大統領が追い詰められていると思い込んでいます。だから、プーチンが戦況を変えるために核兵器を使わざるを得ない、という勝手に作られたシナリオが展開されています。


BREAKING | RUSSIANS ORDERED TO ABANDON KHERSON | UKRAINIAN BREAKTHROUGH AT SNIHURIVKA
2022年11月10日 Youtube@New World Econへのリンク画像です。

(出典:2022年11月10日 Youtube@New World Econ)


報道では、ウクライナとNATO側も核兵器の使用について言及しており、世界中で核戦争が起きる懸念があります。ロシア側の情報を得ようとしない日本人の多くが完全に洗脳されており、一方的にプーチンが悪いと思い込んでいます。


しかし、ただの風邪をコロナと決めつけたり、危険なワクチンを推奨してきたマスメディアの報道に信憑性などありません。ウクライナ戦争の戦況についても同じで、むしろロシア軍は戦闘を優位に進めています。


Ukraine. Military Summary And Analysis 09.11.2022
2022年11月10日 Youtube@Military Summaryへのリンク画像です。

(出典:2022年11月10日 Youtube@Military Summary)


世界には、詳しい戦況分析を提供している独立系ジャーナリストや軍事専門家などが現地で取材しており、ブログや動画など英語で戦況を伝えています。アメリカ人ジャーナリストがウクライナ軍の劣勢を伝えたり、ロシア人ブロガーがロシア軍の劣勢を正直に言っているのが爽快です。


問題は、ロシア語や中国語の訛りが強い英語がどうしても聞き取りにくいことです。だから、どうしても英語で書かれている情報にアプローチしたくなります。アメリカのツイッターやロシアのテレグラムなどSNSでは、現地の兵士たちが戦場の画像や動画をアップしています。


しかし、その情報が本当なのかを分析し、ウクライナ軍とロシア軍双方の戦況を確認する必要があります。ロシア国防省は毎日戦況を発表していますが、ウクライナ国防省はほとんど発表していません。特に、ウクライナ国防省は作戦の成功のみを伝える場合がほとんどです。


Loudspeakers: "Leave the city ** BY ** November 7" (11月7日までにケルソン市を離れてください)
2022年11月4日 HAL Turner Radio Showへのリンク画像です。

(出典:2022年11月4日 HAL Turner Radio Show)


11月以降、ウクライナ軍の勢いは止まっており、南部ヘルソン州などで奪還は続いていますが、ウクライナ全域の戦況は膠着状態にあります。一方、ロシア軍は部分的動員令によって動員された兵士が前線に投入され始めています。


そのような状況の中、ヘルソン市の職員が一軒一軒を訪問しており、ウクライナ軍が来る前に避難するよう警告しているとのことです。ロシア軍兵士は、すでに市内にある複数の検問所を離れており、30キロ程度の無人地帯が広がっています。


首都キエフ周辺は、ロシア軍によるドローン攻撃でウクライナにある発電所の半数が破壊され、電力供給が困難なエリアが拡大しています。寒い冬がやってきましたが、一部地域では市街戦が展開されています。


日本のメディアは、「ウクライナ軍の攻勢でロシア軍が退却している」と報道していますが、現地の情報ではむしろロシア軍が徐々に攻勢に出ており、膠着状態だった戦況が変化しつつあるとのことです。


死傷者や兵器の損失については、ウクライナ国防省、ロシア国防省とも損害についてほとんど公表していませんが、ウクライナ軍の損害のほうがロシア軍よりも上回っていると読み取れます。しかし、お互いに敵国の損害の大きさを強調しているのは明らかです。

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