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1年を迎えるウクライナ戦争に終止符を打つロシアと敗走するウクライナA 「停戦交渉を阻止するゼレンスキーとバイデン政権」

2023/2/21 (火)

ロ外相、西側との対立は「ほぼ本物の戦争」 中国・南アと合同軍事演習実施へ
2023年1月24日 Yahooニュースへのリンク画像です。

(出典:2023年1月24日 Yahooニュース)


前回、ロシアのラブロフ外相は、欧米諸国がウクライナへの軍事支援兵器を続けていることを、「ロシア語やロシア文化など、ロシアに関わる全てを破壊しようとしているウクライナの政権を欧米は支持している」と発言していることを紹介しました。


しかし、バイデン政権が停戦交渉に乗り出す動きはなく、どうしてもウクライナ支援が失敗であったことを認めたくないようです。第二次世界大戦の終戦から78年も経てば、世界大戦を実体験した人たちは限られてきます。


なぜ40年以上も続いた米ソ冷戦で戦争が起こらなかったのかと言えば、両国の政治家や軍人が戦争で恐ろしい経験をした記憶があるからです。その後、アメリカはアフガニスタンやイラク、シリアなどで侵攻していますが、戦争ではなく一方的に攻撃して占領したわけです。


英国防省 “この1年でロシア側の死傷者は最大20万人”と分析
2023年2月18日 NHK NEWS WEBへのリンク画像です。

(出典:2023年2月18日 NHK NEWS WEB)


日本のメディアは、未だにロシア軍の方がウクライナ軍よりも死傷者が多いというニュアンスで報道していますが、実際には15万人以上のウクライナ兵士が死亡していることが、新聞の死亡告知の情報などで明らかになっています。


24時間体制でロケット砲などの兵器を量産しているロシアは、砲弾どころか銃弾でさえ底をついているウクライナ軍よりも不利な戦況に置かれるわけがなく、10倍の差がついた兵力でロシア軍の死者数は1万5000人程度で済んでいるというのが真相です。


ウクライナ軍は兵器の枯渇だけでなく、薬品などが足りていないために兵士の間で結核が蔓延していると言われています。衛生兵の数も少なく、兵士が前線に移動することで感染が広がっているということです。


全体的な兵力が不足する中、ろくに軍事訓練を受けていない人が前線に送り込まれており、ロシア軍に位置を特定されてロケット砲を撃ち込まれる状況が続いているわけです。その話を聞いたウクライナの人たちは、徴兵されないために再びポーランドなど隣接国に逃げ始めています。


ベラルーシ軍特殊部隊は「準備万端」訓練を報道公開
2023年2月20日 Yahooニュースへのリンク画像です。

(出典:2023年2月20日 Yahooニュース)


これまでの歴史を振り返ってみると、例えば第一次世界大戦時のロシアはドイツ軍の攻撃で大量の死傷者を出したことで軍首脳部がクーデターを起こし、当時の皇帝ニコライ二世(帝政ロシア)を殺害してロシア革命が起きました。


現在のウクライナは100年前のロシアに似ており、ウクライナ軍の兵士がゼレンスキー政権を打倒するために反乱を起こす可能性があります。なぜかと言えば、アメリカのバイデン政権が停戦交渉に乗り出す気が全くないからです。


ところが、隣国のポーランドやルーマニア、バルト三国は、ウクライナに派兵する計画を立てており、イギリスやフランス、ドイツなども軍事支援を続けています。ただし、どの国もロシアと戦争して勝てるとは思っていません。


ヨーロッパ各国の国民も戦争には反対しており、戦争に積極的なのは軍需産業の幹部とディープステート(DS)側の政治家たちだけです。プーチン大統領は、ドイツやアメリカから最新型戦車が届くのを待っていますが、4月になれば凍土が融けてぬかるみで戦えなくなります。


米政府が迫られる「ウクライナ支援」見直し…“停戦交渉見据え”早期に戦果を求める圧力も
2023年2月17日 Yahooニュースへのリンク画像です。

(出典:2023年2月17日 Yahooニュース)


その前に何とか決着をつけたいロシア軍は、3月にも大攻勢をかけて首都キエフに侵攻するかもしれません。プーチは、ドイツのショルツ首相やフランスのマクロン大統領と何度か首脳会談を持ちましたが、バイデン大統領とは電話会談さえしなくなりました。


しかし、欧米各国の議会ではロシアと停戦交渉して、ウクライナ戦争を終結させる必要があるという意見が聞かれるようになりつつあります。バイデン政権のオースティン国防長官やミラー統合参謀長のようなDSの手先も、停戦交渉による解決を提案するようになりました。


つまり、米軍の現場にいる将校たちのほとんどが、ロシアとの戦争で勝利できるとは思っていないということです。だから、まずは外交ルートを通じてプーチンと対話することを模索し始めています。


例えば、ブリンケン国務長官の特使はロシアの外交筋と接触していると報道されていますが、同時に水面下でトルコやイスラエルの仲介にも関わっているようです。要するに、軍人たちの停戦交渉を阻止しているのはバイデン政権の閣僚たちであるということです。

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