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西洋のスポーツと東洋の武道の観点から見るラグビーワールドカップ

先週、ラグビーワールドカップ日本大会が開催されましたが、どう考えても西洋文明の中心地であるイギリス発祥のスポーツというのは、身体の使い方が偏っているように見えてしまいます。


プロ野球の投手がひじを壊すように、サッカー選手の多くがひざを壊していることが明らかになっています。しかし、どのスポーツもルールに縛られているので、特定の筋肉を酷使しなければならないわけです。


一方、ラグビーというスポーツは、幼少時から十分な筋力トレーニングなしでいきなりぶつかるため、椎間板ヘルニアを抱える選手が多く、死亡事故の原因とされる心臓発作が起きやすいようです。


現役ラガーマン医師が教える、ラグビー中の死亡事故【心臓震盪】の原因
2017年11月9日のラグビーチャンネルJAPANへのリンク画像です。


他方、実は日本の古武道ではそういうことが起きません。何かあった時のサバイバルが目的であって、スコア(点数)を取ることが目的ではないということです。ところが、オリンピック種目となってしまった柔道や空手道では、西洋文明の弱点が見えてきています。


スコアの多い少ないで判断されるという発想の根源は、ギリシャのヘレニズム→キリスト教の教義にあるかもしれません。キリスト教の教義にどれだけ概念が近いかを競い合うことで、そこから遠く離れている文明は除外されているということです。


つまり、このような概念からアメリカやEU(欧州連合)という帝国主義が出てきており、自分たちだけの価値観で判断することで、それに異なる文明は全て悪と見なされがちです。ユダヤ教はローマ帝国によって奴隷にさせられたため、発想が逆転していることに気づくはずです。


結局、神に選ばれたはずのユダヤ人と旧約聖書の厳しさが結びついたことで、イエス・キリストの寛容を非寛容にしてしまったということです。だからこそ、スポーツでも何でも「極限まで人間性を奪う」という構造が似ているように思います。


スポーツと一言で言っても、西洋と東洋では発想がかなり異なっています。西洋では人体を部品として見ていますが、東洋では全体として見る傾向があります。だから、東洋の武道は瞑想することで健康を増進しますが、西洋のスポーツは筋肉や内臓をズタズタにし、特定の筋肉を訓練する方法(リハビリ)を行っています。


【訃報】ラグビー界のレジェンド「ジョナ・ロムー」が40歳で急死
2015年11月18日ロケットチャンネルへのリンク画像です。


2015年11月18日、ラグビー元ニュージーランド代表(オールブラックス)のジョナ・ロムー選手は、40歳で急死されています。196センチ120キロの巨体であるにもかかわらず、100メートルを10秒5で走り、今でも史上最高のウイングと呼ばれていました。


この際、西洋東洋問わずに両方まとめていいとこ取りで一つにしたいところですが、欧米の白人たちはいつまでも優越感を捨てることはなく、東洋人はなかなか劣等感から解放されることはありません。


要するに、どちらも身体的な問題ではなく、心の問題を抱えていることがわかります。

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