英ヘンリー王子一家のカナダ新生活、歓迎と困惑の住民ら
(出典:2020年1月22日 AFP BB NEWS)
1月に途中まで書いたコラムですが、新型コロナウイルスのことばかりが続きましたので、趣向を変えてみます。
イギリス王室のヘンリー王子とメーガン妃夫妻は、母親であるダイアナ妃のようにイギリス王室(ロイヤル・ファミリー)から暗殺される可能性があることを感じ、カナダ西海岸にある「バンクーバー島」に逃亡したと報じられています。
私自身、30年ほど前に訪れたことがありますが、バンクーバーという大都市のさらに先にある僻地です。1月19日、イギリス王室が会議を開いて決議したことを発表したことで、、一応の決着がついた形になりました。
イギリス王室は、夫妻の王室離脱を認めた上で、以後は称号の使用を認めないということになったわけです。今後、生活資金の援助もないという予想外の厳しいものとなりましたが、それでも夫妻は胸をなでおろしているものと思われます。
なぜかと言えば、ハリー(ヘンリー王子)は暗殺された母親ダイアナ妃の犯人を知ってしまったからです。その犯人こそ、祖母のエリザベス女王とその夫であるフィリップ侯爵であるということです。
これこそ、「今、世界で起きている本当のこと」であるわけです。同時に、英国国教会(聖公会)がバチカン(ローマカトリック教会)と同じくらい恐ろしい組織であることも伝えておく必要があると思います。
イギリス国王というのは、実は国教会によって神格化された御神体であると言われており、未だに「現人神」という古い解釈がされています。戦前の日本でも、天皇という「現人神」として大英帝国(当時のイギリス)が勝手に明治時代に導入させたというわけです。
ダイアナ悲劇の死から20年、活発化する暴露の動き
(出典:2017年8月26日 Newsweek)
イギリス人だけではなく、世界中の人々に人気があったダイアナ妃は、イギリス王室の在り方に反対であったことで、エリザベス女王を始めとした英国国教会が暗殺部隊に指示して殺害したというのが真相であると思われます。
23年前の1997年8月31日、ダイアナ妃はフランス・パリの自動車専用のトンネルで他の車に衝突されて命を落としたとされています。当時、まだ36歳という若さで交際中のエジプト人青年実業家の子どもを身ごもっていたようです。
同時に亡くなったエジプト人青年実業家は、ロンドンの高級デパート「ハロッズ」のオーナーの息子であり、スコットランドのバルモラル城でダイアナの遺体はフリーメーソン式の奇妙な儀式を受けたとされています。
いずれにしても、そのような噂がまことしやかにイギリス国内でささやかれているというわけです。そして今、ハリーとメーガン夫妻の王室脱退宣言によってこのことが再燃し始めています。
ハリー王子はなぜ王室を離脱するのか。本当に全部「嫁」メーガン妃のせいなのか。イギリスの未来は。
(出典:2020年2月20日 Yahooニュース)
これこそ、イギリス人が抱えている本当の問題であると、私は思います。実は、英国国教会がペドフィリア(小児愛性)問題を疑われているバチカン(ローマ・カトリック教会)と同じ、人類の巨悪そのものであるということです。
ところが、西側メディアはロシア(旧ソ連)や中国の社会主義などを悪者扱いしているわけです。これまで、そのような嘘をばら撒いてきたイギリスでは、その反動によって王制廃止を訴える人々が出てきています。
イギリスは、第2次世界大戦までは世界覇権国として君臨していましたが、その後もアメリカのウォール街を影で操ることでここまで逃れてきたという見方があります。しかし、実はイギリスという国が世界で最も発展しないまま取り残されたという事情があります。
現在、侯爵や伯爵、男爵などという称号を100年以上前から残しているのは、世界でもイギリスだけとなっています。まずは、英国国教会による国王制度を国家体制から取り除く必要がありそうです。
少なくとも、ほとんどのイギリス人労働者階級者はたちはそのように強く感じているということです。今後は、EU離脱後のイギリスの動きに目が離せません。
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