今から約50年前の1960年代、それまで「日本共産党」でを支持していた貧困層を創価学会の公明党が票を奪い取った事実については、あまり知られてはいないようです。
日本共産党は、いよいよ党名を変えるべきタイミングに来ているように思います。つまり、「ロシア革命」と「中国の文化大革命」のによる大量の死者の血塗られた共産主義革命の悪いイメージを、今こそ表に出して払拭する時が来ているということです。
ロシア革命と中国の文化大革命は、平等社会を作ろうとして実験をしてみたはいいですが、結局は大失敗し、数億人を超えるロシア人や中国人、そして東欧人やその他の民族にまでどれほど被害が及んだのかは想像ができないほどです。
実は、自分たちもひどい目に遭ってきたことを、日本共産党は正直に話す必要があるように思います。戦後すぐ、日本人の共産党員は、ロシアや中国からの命令を受け、「暴動を起こせ」と言われたため、それが日本人の間でイメージを悪くしているだけです。
実際に、これまで旧ソ連のためにどれだけの日本人共産主義者が、その後、犯罪者扱いされ、悲惨な人生を送っているのかについてはあまり知られておらず、「戦争反対、天皇制反対」のビラを少しばら撒いた程度であることも知られていません。
ところが、戦前は治安維持法によって特高に逮捕され、転向しない者たちは激しい拷問を受け、数百人の共産党員が殺されたと言われています。それが日本共産党の歴史であるわけですが、1960年代から現在まで暴力路線をやめ、貧困層を味方に取り込むことだけに専念しています。
主張（しんぶん赤旗） 日本共産党９７周年
つまり、ここ60年ほどの日本共産党は何も悪いことはしておらず、自分たちの過去を正直に語り、多くの日本国民の誤解を解き、名実ともに労働者階級を率いる政党になるべきです。あるいは、他の野党と大連立を結び、今よりも大きな政党になる必要があると思われます。
参議院選挙の結果について（しんぶん赤旗）
２０１９年７月２２日 日本共産党中央委員会常任幹部会
このように、いつまでも意地など張っている場合ではなく、この60年で共産党に替わって与党として貧困層の支持を得てきた公明党が利権にまみれる中、再び支持者を増やす必要があるということです。
一方、創価学会の信者や公明党支持者の生活水準が、この30年ほどで急激に上がった理由として挙げると、与党自民党と協力することでもらえる福祉住宅や福祉施設建設の際に分配される利権です。
長年、公明党の市議会議員と市役所の職員たちの全国ネットワークが機能しているため、福祉住宅や福祉施設に全員を入れることで、その際に信者たちにカネがばら撒かれ、必要以上に生活水準が上がってしまったということです。特に、田舎に行くと顕著に見受けられます。
そのような状況の中、さらにその下に年収180万円以下の約1000万人もの新たな貧困層が生まれてしまったわけです。これは、この20年間に起きたリーマンショックなどの金融危機や経済不況のために起きたことです。
そして、アベノミクスによる政治・経済の失敗がもたらしたものであることは明らかです。安倍政権をはじめとして、アメリカに追従し続けて、すっかりその習性が身についてしまった日本の政治家や官僚たちは、アメリカに巨額の国富を奪われ、現在まで米国債という形で貢がされています。その結果、日本国民の多くが貧乏になってしまったということです。
実際に、外国から日本を見てみると、日本のこの惨めな現状ははっきりとわかります。結局、安倍政権にしがみつく自民党の政治家たちが近因となり、遠因としては凶悪な政治・宗教団体によって支配されているということです。
しかし、遅かれ早かれ、貧困層の怒りや憎しみがこれからの日本を動かしていくことは明らかです。ここにはマトモな就職もできない若い人たちが相当数含まれています。この貧困層である日本国民の約1000万人が暴動を発生させていく可能性があります。さらに、実は日本各地に存在するホームレスの1/3近くが元組織暴力団であることも注視すべきです。
なぜかと言えば、彼らには何も保有しているモノがなく、失うモノもないからです。この受け皿となる新しい政治家が「れいわ新選組」の山本太郎党首であるということです。今後、山本党首以外にも似たような人材は世に出てくると思われます。
私は、彼らの動きを日本国民のために伝えていきたいと考えています。私自身、いざという時は動くことになるかもしれません。その時、Atlasマンツーマン英会話の会員や情報リテラシースクールのメンバーを引き連れることになるかもしれません。
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