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政治・経済に見られる仮想空間と現実空間の関係


「仮想空間」と「現実空間」というのは、実は虚数と実数のように互いを行ったり来たりすることができなければなりません。


ところが、互いの距離感が離れると仮想現実というのは放棄され、現実空間しか残らなくなるわけです。実は、これが人類の本当の歴史であるということです。仮想空間とは、日本では江戸時代の「士農工商」や現在のいわゆる「上級国民と下級国民」のような身分制度という概念のことです。


「上級国民」と「下級国民」を作り上げた元凶の世代は?
2019年11月15日のまぐまぐニュースへのリンク画像です。


現在でも、支配層は仮想空間を維持しようと宗教や権力、そして軍事力を使って強要していますが、邪魔になるとこの概念を簡単に放棄するのが人間です。つまり、都合が良い時だけ受け入れるので、現実空間の方が上であることがわかります。


例えば、ビットコインなどの「仮想」通貨が機能している時は、世界中の人々が購入するので価格がどんどん上昇していきますが、上手く機能しないことが分かると人々は一瞬で投げ捨てるわけです。


明治維新の直前や太平洋戦争での敗戦前というのは、現在と全く同じことがわかるはずです。今回、政府・日銀が大量にETF買いし、仮想化して上昇している日経平均株価を私たちがどのように判断するかにかかっています。


株価が高い時、それによって人々が豊かに暮らせる間は問題ありませんが、株価が下落した時が問題となります。それでも、もはや仮想空間にある株価に社会保障の役割があるのなら、まだ安倍政権やトランプ世間がしばらく続く可能性もあります。


一方、仮想空間が機能している限り、アメリカが北朝鮮を攻撃しないことが明らかになった時点で、いよいよ金正恩(キム・ジョンウン)は38度線を越えて韓国へ侵略し始め、韓国の文在寅(ムン・ジェイン)大統領はサムソンやLGなどの企業を無傷で提供すると思われます。


文大統領、なぜいま「南北統一構想」 日本への影響は?
2019年8月18日の朝日新聞へのリンク画像です。


そうなると、私たち日本人は生命の安全がカネよりも上位にくるので、マトモに生活していけるかどうかです。人類特有の共有構造があるので、この2つの仮想空間を支配層が保証している間は権力が保たれるということです。


仮想空間が現実空間と相性がいいかどうかではなく、仮想空間でも暮らしていけるかどうか、そして命が安全かどうかが問題となっていきます。結局、支配層によって人々の生活を保障できなくなれば、人々の生存意識を確かめるために脅したり、殺したりするわけです。


旧ソビエト連邦時のスターリンや江戸幕府の日本がそうであったわけですが、現在は北朝鮮がそのような状況にいます。現在のような仮想化した貨幣経済では、「株高が高すぎる程度ではなかなか崩壊しないのでは…」、と多くの人がそう思っているということです。皆がそうあって欲しいと思っているから。

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