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「札幌市によるクマ射殺」への抗議が、北海道以外に住む人から来る理由

札幌市南区の住宅地に出没したクマ
札幌市南区の住宅地に出没したクマ image from HTBニュース


北海道で暮らしていると、札幌のような都会でも日高や十勝のような田舎でもいわゆる「アイヌ系」「アイヌを祖先に持つ人」と出会うことがあります。


都会に住むアイヌ系の人たちは、すでに民族利権の関係から「ウタリ協会」を通じて政治家や官僚たちからカネを与えられており、もはや日本人以下のアイデンティティーしか持てなくなりつつあるように思います。


一方、田舎に住むアイヌ系の人たちですが、年齢が高ければ高いほど会話にならず、「お前の言っていることはわからん」などとろくに話もせずに決めつける傾向が強いと感じています。しかし、40代以下のアイヌ系の人たちは、私たち日本人とは大して変わらないように思うわけです。


ところが、世間では西洋人から「インディアン」「アイヌ」などと呼ばれてきた原住民のほうが「本当のこと」を語っているという人もいます。


私は、未だにその意味を理解できずにいますが、小学校の2年間と高校3年間を除いてのアメリカで教育を受けた私自身、学校教育で教えられてきた「科学」「西洋思考」は本当に間違っているのでしょうか?


確かに、欧米の科学者や文明を築いてきた人たちの考えは、「自然は人類の生活を脅かす脅威」というのが定義となっています。だから、欧米人の多くの考え方として、「自然こそが敵」という狩猟民族的な考え方を持っているのは明らかです。


つまり、野性の動物は害獣であり、植物も雑草ということです。人間に都合がいいモノだけを守ろうとしているようにも見えます。実際に、札幌市南区の住宅街に何度も熊が出没し、家庭菜園で育てたトウモロコシなどは食べられましたが、本当に射殺する必要があったのでしょうか?


クマ射殺、札幌市に意見300件 大半は道外からの抗議
2019年8月15日の北海道新聞へのリンク画像です


ハリウッドスターを筆頭に欧米人の多くが自然に優しいとされているトヨタのハイブリッドカーであるプリウスを運転し、「自然保護」「環境保護」などと語っていますが、ポルシェやフェラーリーなどといった燃費の悪い車も所有しているわけです。結局、自分たちにとって都合がいい自然保護、環境保護でしかないということがわかるはずです。


2005年頃、レオナルド・ディカプリオやキャメロン・ディアス、トム・ハンクス、ハリソン・フォードが2代目プリウスでアカデミー賞授賞式のコダック・シアターに乗り付けたのは記憶に新しいところです。


さて、話を日本、そして北海道に戻しますが、冷静に振り返ってみると、2011年3月11日に起きた東日本大震災によって私たち日本人の人生が大きく変わったように思います。私自身、ニセコに住み始めたこともまた大きく変わりました。


車で2時間の札幌とは異なり、鳥たちは楽園のようにさえずり自由に飛んでいるのが見えます。また、広大な田んぼの中に白サギが立って優雅に歩いています。清流日本一の尻別川は透明で、ヤマメやニジマスが生息しています。


しかし、札幌を通る豊平川にはウグイしか釣ることができないわけです。川自体は一時期と比べてキレイにはなりましたが、ニセコや富良野近辺のように昆虫図鑑の虫たちが実際に目の前にはいません。


札幌の自然で好きなのは、緑の背丈が低くて明るい色をしているところです。それに対してニセコは、密林で濃い色をした少し怖い感じを受けます。しかし、札幌に住んでいて感じるような虫や動物の不快さが全くありません。


他方、札幌に住んでいてもニセコに住んでいても、あるいは帯広や札幌に住んでいても「人」と「人間」は完全に2極化されているように思います。無意識に「防御」する相手に対して、誰もが「防御」の体制を取っているのが現状です。

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