世界の情報を牛耳るファイブ・アイズってなんだ!?
(出典:2021年5月19日 WEDGE Infinity)
もはや歴史の専門家の間では、ヒトラーがイギリスが育てたスパイであったことを否定する人がいなくなっていると思います。しかし、このことは世界的な「タブー」とされています。
なぜかと言えば、東京オリンピック開会式で演出担当を務める予定だった小林賢太郎が、過去にユダヤ人大量虐殺(ホロコースト)をコントの題材にしていたとして解任されたように、非難声明を発表したアメリカのユダヤ系人権団体「サイモン・ウィーゼンタール・センター(SWC)」が黙っていないからです。
世界支配層の一員であるユダヤ系組織は血統的にはユダヤ人ではない(アシュケナージ系)ことがわかっていますが、なぜか日本を含む世界の反ユダヤ主義を監視し、ホロコーストの教訓を伝える活動を続けています。
普通の人間にとって、本当の歴史について興味を持つことはないと思います。「第2次世界大戦とは一体何だったんだ?」というところまで考える余裕がないのが現状です。だから、そのような話をすると「陰謀論?」と思ってしまうわけです。
第2次大戦中の日本は、なぜもっと早く降伏しなかったのか?
(出典:2021年3月8日 現代)
当時のソ連やヨーロッパ戦線について詳しく書きませんが、最初の始まりは1941年にドイツ軍がロシアを侵攻したことになっています。一方、その直前に日本の松岡洋右・外務大臣がイタリアのムッソリーニとヒトラーと会談を実施しました。
その後、松岡大臣はソ連のスターリンとの会談に意欲的であったように、3人の独裁者に歓迎されたのが日本の立場であったわけです。昭和天皇の意思を代弁していた松岡大臣は、3回も総理大臣を務めた共産主義者の近衛文麿とは意見が合わなかったと思われます。
日本軍が、シンガポールを植民地にしていたイギリス軍を攻撃し、それからインドまで侵攻するという構想についてムッソリーニやヒトラー、そしてスターリンは賛成していました。つまり、当時の「悪の枢軸」とは欧米諸国から見ればイタリア、ドイツ、日本(三国同盟)、そしてソ連であったわけです。
結局、ソ連を入れた「四国同盟」を松岡大臣は目指していたため、スターリンはわざわざモスクワ駅に見送りに来て、シベリア経由でシベリア鉄道でハルピンまで帰ってきて、飛行機で立川にある陸軍飛行場に着陸しています。
なぜ戦争でソ連が中立を守るという日本の見込みは裏切られたのか
(出典:2016年5月7日 SPUTNIK)
ところが、その2ヵ月後にドイツがソ連侵攻を始めたことで、松岡は日本とイギリス、アメリカが戦争に突入させられることに気づきました。松岡は、慌てて皇居に走り込んでソ連侵攻について昭和天皇に説明しました。
それを聞いた昭和天皇は怒り出し、ロシアと相互不可侵条約を結んだ直後のタイミングから、ドイツのヒトラーに騙されたことに気づいたのだと思います。その後、松岡は外務大臣を辞任せずに戦略を練り直しますが、結局、解任されています。
その年の12月、いよいよ真珠湾攻撃が始まって日本はイギリスとアメリカとの太平洋戦争に向かっていきました。結局、昭和天皇がご出席される中で御前会議を開かれ、日本はイギリスとアメリカとの戦争に導かれてしまったわけです。
世界に築かれた大英帝国の諜報網
(出典:2021年7月19日 Yahooニュース)
一方、ドイツ軍に侵攻されて不意を突かれた形となったスターリンはアメリカと交渉した末、北極海航路で物資の支援を受けています。つまり、日本はスターリンをイギリスとアメリカに奪われてしまいました。
これが第2次世界大戦が始まった本当のことであり、ヒトラーがイギリスのスパイであることの証拠です。戦前までのイギリス王室直属のエージェントは、世界中で戦争を起こしてきました。その後は、アメリカに役目を譲りますが、現在に至るまで全て計画的に行われています。
要するに、日本の松岡洋右と昭和天皇、そしてスターリン、ヒトラーを騙したのはドイツのリッベントロップ外務大臣とソ連のモロトフ外務長官ということになります。当然、彼らはイギリスで教育を受けたスパイであり、大きく歴史を変えた人物として知っている人は知っている存在となっています。
20世紀の歴史を振り返ってみると、恐ろしい人間たちが大勢いたことがわかります。外交経験が少ない日本は、世界支配層によって簡単に世界大戦へと導かれ、多くの戦没者を出してしまいました。
2021年現在、世界はまたしても大戦が始まろうとしています。76年前は日本が狙われましたが、今回は中国が狙われています。世界支配層は、バイデン政権に命令して言いがかりをつけていますが、中国共産党はそう簡単には騙されないと思います。
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