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豪雨によって浸水した家を片付けるための注意点


ウェザーニュース 北海道の天気予報
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(出典:ウェザーニュース)


九州豪雨の後も天気予報をチェックしていますが、ウェザーニュースの時間ごとの予測は他サービスよりも精度が高いように思います。スマホで全国どこでも天気の予測を知ることができます。


私自身、天気予報よりも食糧備蓄や自家発電、そしてゴムボートが必要であるように感じています。九州豪雨で甚大な被害を受けた人吉市や大牟田市では、災害派遣の要請を受けた自衛隊がゴムボートを使っていました。


自衛隊が用意したゴムボートは、それなりに信頼があるメーカーのモノです。ところが、基本素材はポリ塩化ビニールなので空気を入れて浮いているだけの構造です。当然、釘が刺されば水が入ってきて沈むことになります。


だから、まずは避難する人にライフジャケットを着せるわけです。つまり、ライフジャケットとゴムボートをセットで装備しておく必要があります。商品自体はピンからキリまでありますが、釣り用のカヤックや船外機が付いている商品もあります。


2馬力ボート一覧
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船舶免許なしで乗れるのは、2馬力以内のエンジンが付いている免許不要のボートで、手で漕ぐよりも楽ではあります。電動モーター自体は、12V用の自動車バッテリーでも動くものと思われます。しかし、さすがに海や川の激流には向いていません。


実際に、洪水に見舞われた家というのは床下浸水、床上浸水ともに泥水で汚れてしまいます。1階部分が完全に水没すると、電気(ブレーカー)やプロパンガスは使用不能になり、業者に交換してもらう必要があります。


それだけではなく、室内のAC100Vコンセントや、壁、そして天井裏にある配線全てを交換することになります。数十万円の工事費と、電気配線工事を行う業者を手配する時間がかかり、電気は復旧しますがプロパンガスが使えない状態が延々と続きます。


また、冷蔵庫は停電しても冷凍庫部分は最大10時間程度は氷を溶かさないように、何とか残った食品を食べるか、電気が復旧するまで食品を冷やし続けて持つように工夫することも重要です。ただし、そのまま家の片付けをしていると再び家が浸水する可能性があるわけです。


疲れ果てている中、意識が低下する状態で片づけ作業すると思わぬ危険が潜んでいることがあります。結局、被害を受けた人吉市や大牟田市では床上浸水によって家具や家電が使えなくなり、外に山積みで出していました。


それを難を逃れた少ない軽トラックで、一時置き場に運ぶだけでも数時間の行列ができていた映像を観ました。つまり、その最中に再び激しい豪雨が来る可能性があったということです。家の中は割れたガラスの破片が床やに散らばっており、泥で全く見えない状態です。


豪雨の被災地で「破傷風」に気をつけて ワクチン接種も10年過ぎたらもう一度
2020年7月31日 Livedoorニュースへのリンク画像です。

(出典:2020年7月31日 Livedoorニュース)


スニーカーで作業している際に、ガラスが手足に刺さったというインタビューもありました。最も怖いのは、災害現場でのクギやガラスが刺さって傷が深い場合です。深く刺さったクギやガラスは破傷風などの重大な感染症になるかもしれません。


災害時、片付けしている家で怪我をした場合、まずはきれいな水で傷口を洗ってから病院で処置してもらい、抗生物質を飲んで安静にしていおくべきです。要するに、怪我をした時点で家の片づけ要員から外れるということです。


医学的知識がある人は、私の言っている意味がわかると思いますが、ほとんどの人はそうではありません。ウイルスと一緒で、細菌も簡単に人を殺すことができます。それを考えておかないと、下手に素人が片付け作業をしないほうがいいということになります。

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