横浜市長選で小此木氏敗北 「政権批判は災害級」菅首相へ衆院選前に打撃
(出典:2021年8月23日 東京新聞)
今後の衆議院選挙を占う横浜市長選挙では、菅首相が推す自民党の小此木候補が大差で敗北、立憲民主党の山中候補が当選しました。
今回、菅首相と二階幹事長は完全に打ちのめされ、自民党内での安倍陣営との権力闘争にも負けてしまったわけです。これで、東京オリンピックの開会式を中止に追い込もうとした安倍前首相が再び首相に戻ることになれば今度こそ日本国民は死に追いやられることになります。
2度の消費税増税など、8年も国民の生活を破壊してきた安倍政権について、今こそ日本国民は真実を知る必要があると思います。それを許してきた責任は日本国民にあるわけですが、菅を首相の座から引きずり降ろしたところで安倍が返り咲くことになりかねません。
櫻井よしこ氏が講演「中国が憎んでいるのは日本」「日本人として正しい歴史認識を」 (1/2ページ)
(出典:2015年10月15日 SankeiBiz)
安倍を中心とした自民党清和会の勢力は、中国と戦争しようと企んでいるアメリカの軍産複合体と結びついています。例えば、テレビで評論家面している櫻井よしこは仲間であり、彼女の言動は右翼から見ても明らかに不自然です。
島国に住んでいる私たち日本人は、アメリカや中国、ロシアなどの大国とも仲良くしながら世界情勢を乗り切らなければ生きていくことができない立場にあります。アフガニスタンでタリバンが復権したのも、アメリカが米軍基地を撤退したからです。
「日本に米軍基地など要らない…」などと言う人は、アフガニスタン情勢をよく観察する必要があると思います。必要悪である在日米軍ですが、世界情勢が急に変わる時、私たちは大きな混乱の中に立たされてしまうことがあります。
「桜を見る会」安倍氏再捜査へ記者の思いは
(出典:2021年8月22日 Yahooニュース)
さて、日本選手の金メダルラッシュに終わった東京オリンピックですが、意外なことに菅政権の支持率が上がってきません。国内外で邪魔が入ったにもかかわらず、オリンピックを開催したことでグローバル社会との約束は何とか守ったわけです。
無観客でも開催して乗り切ったわけですから、今度は25日から始まるパラリンピックを無事に開催する責任があります。視聴率の高さを考えると、多くの日本人はオリンピックをテレビやネットで観戦したことがわかります。
つまり、菅政権は「パンとサーカス」を国民に与えたという「政治的判断」を成功させたことになります。もし安倍が首相のままであった場合、開催中に何らかの事件・事故が起きたかもしれません。
今回、菅陣営が安倍陣営に負けたことで、これからコロナ対策や欧米諸国による中国包囲網の問題をのらりくらりとかわしていかなければなりません。同時に、安倍本人を含む清和会の自民党議員たちが衆議院選挙で落選し、さらに逮捕されることになると思われます。
「桜を見る会」では、検察審査会が安倍の後援会が犯した公職選挙法や政治資金規正法などの違法行為について、不起訴を取り消す決定をしました。つまり、安倍は再びこの2つの事件で被疑者になったわけです。
安倍は、検察庁に何度も任意で呼ばれており、検察官から厳しい取り調べを受けています。このことも、政治的に菅陣営が優位に立っている証拠です。メディア露出が増えた安倍ですが、オリンピック閉幕後は大人しくなっています。
自民総裁選 高市・岸田氏出馬は安倍・麻生氏の思惑通りの展開か
(出典:2021年8月17日 Yahooニュース)
安倍陣営と言っても、麻生太郎・財務大臣兼副首相と甘利明・税制調査会長が主要人物であり、それに高市早苗が安倍のお気に入りとして入っています。最近、安倍が高市早苗・前総務大臣を自民党総裁選挙に推す動きがあります。
顔を見ただけもわかると思いますが、自民党の女性議員の表情は化け物かロボットのようになるか、二つに一つとなっています。しかし、横浜市長選挙で菅が推す小此木議員が落選したことで、菅首相の総裁選挙の勝利は不透明なものになりました。
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