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加藤官房長官「菅首相への信頼つくる」 自民党総裁選めぐり
(出典：2021年8月4日 FNNプライムオンライン）
7月末の東京オリンピック開催中、安倍前首相が検察審査会の不起訴を取り消す決定をされたことで、再び被疑者の立場に立たされることになりました。
そして、8月に入ってから自民党内の権力争いで優位にある菅首相は、ほとんど会話をしたことがない政権内の大臣と積極的に言葉を交わすようになりました。特に、新聞記者たちの間では無能な「加藤勝信・官房長官」はそれから菅に従順になったと言われてます。
官房長官なのに官房機密費を菅に取り上げられているカバみたいな顔をした加藤は、これまで安倍陣営にいた人物です。ところが、東京オリンピックの成功や横浜市長選挙の結果を受け、加藤は安倍を裏切って菅陣営についた可能性があります。
選挙で負けると「謙虚に受け止め」繰り返す菅首相…説明責任果たさず、臨時国会召集についても無言
(出典：2021年8月23日 東京新聞）
結局、政治の世界というのは裏切りや罵り合いの場でしかなく、政権内に何の権力もなく、風見鶏でしかない加藤は菅陣営について政治家として生き残る道を選んだものと考えられます。このように、自民党内では政治家たちの駆け引きが24時間365日行われているわけです。
実は、現職の大臣であったとしても、自民党内で権力を持っていない場合や圧力をかけられて立場を失った政治家は大勢存在しています。新聞記事だけ読んでもそのことが分からないのは当然で、政治や経済の背景を知るには卓越した「情報リテラシー」が必要です。
しかし、一部のマスメディアがなぜ「オリンピックは失敗…」、「コロナ対策は失敗…」、そして「菅政権は支持率は30％を下回った…」などと報道しているのかと言えば、未だに安倍陣営についている新聞記者がいるからです。
日本社会というのは全体主義であり、新聞記者たちが現職の菅首相の印象を悪く書く理由は安倍陣営の引力に引き込まれているからです。彼らは、やがて安倍が検察に逮捕され、実刑判決を受けることを知っていると思います。
衆院選へ「協議」始まらず 動かぬ立民、共産が揺さぶり
(出典：2021年8月9日 時事通信）
一方、国民の中にも「左翼リベラル派」という、大学卒業後に就職した後、その後の人生を楽に生きてきた、人生が汚れていない人たちが存在しています。彼らの多くは、「自民党を倒せ！」としか言わない少し頭が足りない人々です。
当然、菅と安倍による権力闘争のことには全く気づいていません。一般的に、日本人というのはワクチソに絶大な信用を置き、自民・公明党の政治家が何とか食わしてくれると信じている傾向があります。
彼らが本当に、自民・公明党連立政権と官僚政治を引きずり降ろし、立憲民主党を中心とするリベラル政権を誕生させたいと考えているなら、まず代表の枝野幸男を批判することから始める必要があります。
野党第一党の立憲民主党は、裏で自民党や財界とつながっており、他の野党と協力して政権奪取のための努力を全くしていません。枝野は、「菅政権打倒」ばかり言っているだけで何もしていません。
他方、さらに無能な「萩生田光一・文部科学大臣」は、菅と同様、市会議員から上がってきた傲慢な政治家ですが、これまで安倍の最側近として支え続けてきました。萩生田は、某新興宗教団遺体の教会員ではないようです。
政治信念があるかどうかは分かりませんが、「いつかは自民党幹事長になりたい…」というインタビュー記事がありました。これが、民間英語試験の導入が邪魔され、税金の中抜きができない現職の教育担当大臣の姿です。
雌伏の安倍氏最側近、「いつかは幹事長」 萩生田光一
(出典：2021年8月11日 日本経済新聞）
衆議院選挙を数ヵ月後に控える中、萩生田は二階幹事長がいるにもかかわらず奇妙なことを述べています。つまり、安倍を裏切った加藤と同様、萩生田も菅陣営の軍門に下っているわけです。
自民党総裁選挙の前哨戦である横浜市長選挙で、菅が推した小此木八郎・前公安委員長は当選しませんでしたが、菅陣営は報道内容とは異なり、自民党内での勢力を優位にしていると思います。
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