最近の凶悪犯罪に共通している人たちの両親の職業｜北海道で唯一の「情報リテラシー教育スクール」

数年前から、安倍政権の政治スキャンダルを野党議員が追及し、国会議員が質問に立ったところで安倍首相が何度もヤジを飛ばし、全く答えない間に世間では凶悪事件が発生し、そのことをマスメディアが報じるパターンが増えてきています。

今年の下半期に起こった凶悪事件だけでも、まず竹下通り暴走車事件や川崎市登戸通り魔事件、東池袋自動車暴走死傷事故、京都アニメーション放火事件、交番拳銃強奪殺傷事件などがありました。

しかし、テレビ局や新聞社は決して犯人の親の職業や身分を報道しようとはしません。それは、京都アニメーション放火事件の時に発覚しました。犯罪を犯した子の親が、政府機関やマスメディアに勤めていると隠す習性があるということです。

私は、米軍に所属していた時、地元警察と州警察、そして連邦政府とも協力して、もし国内でテロ事件が発生した時のために何度も防犯策や想定される犯人の逮捕の可能性、現場で犯人を発見した場合の逮捕の方法などについて研修を受けた経験があります。

ただ、日本の警察や検察による失態が何度も露呈しているので、これから重大事件など解決できなくなる危機感を感じるようになりました。これから大量に押し寄せ来る外国人に対応できるとは思えないわけです。それが、現在の私の気持ちです。

そして、今回の小6女児誘拐事件の容疑者（犯人）も貧乏人ではなく、きれいな一戸建てで一人暮らししているが分かりました。京アニの犯人もそうでしたが、いずれも両親は裕福で社会的にマイノリティーではないことが特徴となっています。

メディアが報道した京アニの犯人の自宅アパートも普通よりグレードが高く、捜査員が証拠資料で押収して運び出した電化製品でもグレードが高いことが目立っていました。つまり、凶悪犯たちは公務員や大学教授など知識人層の家庭で育っていたということです。

最近、立派な家に住んでおり、世間的には両親共に地位が高く、しっかりとした肩書を持っている家で生まれ育った息子や娘の心や身体が壊れているように思います。しかも、ギリギリのところで犯罪に足を突っ込みそうになっているわけです。

マスメディア的には、官僚や公務員、上場企業の社員などをエリートと呼んでいますが、昔から親が出世すればするほど、子は精神的に辛くなって奈落の底に落ちていることが多くなっているように思うわけです。

実際に、今年に入ってからというもの、急に人生や家庭、会社が破綻して排除される人が増えているのは誰の目にも明らかになりつつあります。本来、日本では警察や弁護士、精神科医などが人生相談に乗ってきましたが、ついに何もしなくなりました。

だから、いつも事件が起きてから初めて動くことになります。それでは遅いのですが、何もしないというよりも、何もできなくなったということです。人生の問題を、具体的に解決していく分析やアドバイスなど現代の日本人にはできないはずです。

何の因果か分からないですが、今、私は多くの日本人の人生崩壊を見せられています。今、最も問題を抱えているのが学校の先生と医療関係者、公務員、そして大学研究者です。一般的には安定して雇用されており、報酬も高いので問題がないように思われています。

年収200万円社会が到来した今、10人のうち3人のみが正社員になれない日本社会では、こうした仕事につけるだけも有難い時代であるはずです。しかも、先生と呼ばれる側の人たちでもあります。

ところが、彼・彼女らの多くの家庭は崩壊しているのが現状です。子どもに何かを教えている学校の先生や患者の病気を癒している医者や看護師が他者よりも先に壊れているわけです。これで、日本の本当の問題は経済格差ではないことがわかったと思います。