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20代の「カフェで仕事するノマド」と60代の「退職した老人が放浪するホームレス」


北海道の「道の駅」で車中泊対策に駐車場を有料化…“マナー違反”は改善される?
2019年8月10日のYahooニュースへのリンク画像です


「インターネットだけで仕事をするので住む場所はどこでもいい」という人がいますが、人と人との繋がりは全くなくて、デジタルとデジタルの繋がりだけでも仕事はできそうな気はします。


実際に、季節を通して細長い日本列島を徐々に移動するというのも、一つの生活スタイルであるかもしれません。例えば、夏は北海道に滞在し、冬は沖縄に隠遁し、春と秋は本州で暮らすということです。実際に、60歳以上の退職者は車中泊をしながら各地を放浪しています。


日本国内にいる限り、働かなくても年金はどこでも受け取れたり、医療も国内なら標準化されています。諸外国と比べても、食べ物は衛生的で食中毒を起こすようなモノも売られていません。


しかも、小さな町にも銭湯や温泉があり、コインランドリーを駆使していけばかなり清潔な旅行が可能となっています。特に、北海道であれば気温30度を超えることは滅多になく、快適に屋外でも生きていけます。


夏の北海道では、自転車とテントで移動している退職した60代を見かけることがあります。60代前半であれば、まだ体力もあり、健康維持を兼ねて自転車で北海道を一周しています。しかも、かなり知的で清潔感があり、汗臭い不潔な匂いがまるでしないのが特徴です。


生活のスタイルはホームレスそのものですが、中身は完全に旅行であると言えます。当然、本州に自分の家を持っており、道内一周すればフェリーで実家に帰るため、四国のお遍路のようなものなのかもしれません。


要するに、人生の中で何もすることがなくなれば、それに耐えられなくなる、ということです。日本人の多くは、仕事に縛られるのに耐えきれなくなっているため、常に前の風景と状況が変わる自転車旅行になったと思われます。


江戸時代の文献を読んでみても、水戸黄門のようなご隠居が今は自転車で北海道旅行をするように代替えされたようにも思います。結局、老人になった際に最も恐ろしいことは「退屈」であるということです。


脳というのは、絶えず新しいものを求めており、日帰りの小旅行や日々の散歩から、人類が狩猟しながら放浪するという生き方が実は最も長かったように思います。


しかし、現代では科学技術の進歩のおかげで農耕前の非定住生活に戻ったように、インターネットの情報空間の中で脳が新しいものを求めて放浪しています。現実空間と情報空間を通して放浪しているというのが、「道の駅宿泊」であるということです。


報道記事にもあるように、お盆の季節は全国各地にある道の駅や高速道路の休憩所は、退職した「一時的ホームレス」で埋め尽くされており、運送トラックの運転手でさえ入れない状況にあります。


考えてみると、道の駅や高速道路の休憩所はトイレが使え、コンビニは24時間営業しているので困ることなど何もないわけです。ところが、先ほどの北海道を自転車旅行している人とは異なり、行く先々でゴミを散らかし、公共を汚す人間もいます。


ある程度の清潔に保つには人件費がかかるもので、それを他者や自治体に押しつける一方であれば、結局はすべて有料化するしかないという話です。

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