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新型コロナウイルスの突然変異

2021/1/5


欧米で始まったワクチン接種と「変異種」の出現:新型コロナウイルスと世界のいま
2020年12月29日 WIREDへのリンク画像です。

(出典:2020年12月29日 WIRED)


2021年1月現在、国内外で感染力が強くなったとされる新型コロナウイルスの突然変異が止まらなくなっています。一つはイギリス南東部のウイルス株で、もう一つは南アフリカ由来のウイルス株です。


イギリスからすでにデンマーク、オランダ、オーストラリア、イタリアで感染が確認されており、今後は日本への感染拡大が懸念されています。しかし、感染力は強いものの、致死率の上昇は現在のところ確認されていません。


2つとも新型コロナがヒトの細胞の表面にあるACE2受容体に結合するために使うスパイクが変異しています。ウイルスそのものの強毒性は確認されていませんが、9月頃から急激に低下した致死率が上昇している国もあります。


英変異種致死率・重症化率変わらず 既存の対策を
2020年12月29日 FNNプライムオンラインへのリンク画像です。

(出典:2020年12月29日 FNNプライムオンライン)


例えば、日本やアメリカでは致死率や重症化率が順調に低下していますが、イギリスやフランス、スペインでは低下のペースが鈍ってきており、イタリアとドイツではむしろ致死率が少し上がってきています。致死率が大幅に上昇しているわけではありませんが、今後の動向が気になります。


また、これが突然変異した際に毒性が増したかどうかはわかりませんが、その可能性は完全には否定できていないわけです。また、新型コロナが突然変異したウイルス株は他国でも確認されていました。


さらに、人間の免疫系には反応しにくい抗体抵抗性を持つか、あるいはより強い感染力を持つウイルス株も見つかっています。危険なウイルス株は、一部の国や地域で感染拡大していますが、大規模な拡散は始まっていません。


重要なことは、ワクチンや治療薬、血漿などの使用によってさらに変異が生じる可能性があり、これらの治療法の有効性が低下するかもしれないことです。これと類似した報告は多数発表されています。


ところが、12月に入ってからインドやブラジル、イギリス、そしてアメリカなどで現れ、抗体に強い抵抗性があり、世界的に感染拡大していたウイルス株よりさらに感染力が強いと考えられています。


そのため、様々な治療法に対する抵抗性がある可能性が高く、近い将来このウイルス株が第4波となって致死率を高める原因になるかもしれません。


【新型コロナ】英ワクチン接種、2回目はずっと後でもいい?聞こえてきた不協和音
2021年1月1日 Yahooニュースへのリンク画像です。

(出典:2021年1月1日 Yahooニュース)


一方、イギリスやアメリカ、ロシア、中国などで開発されたワクチンは、特定のウイルス株には効果がない可能性があるとされています。当然、現在開発されている様々な治療薬についても同じことが言えます。


世界中の研究者たちは、急速に感染拡大している突然変異したウイルス株をもっと研究する必要があると発表しています。


現在、中国の武漢や北京の一部でロックダウンが始まっていますが、中国国内で新たに発見された変異したウイルス株は、昨年1月末に猛威を振るった武漢のウイルス株よりも強い抗体抵抗力があると言われています。


現在、開発されているワクチンや治療薬のほとんどは、武漢ウイルスのスパイクの配列を基準にしています。つまり、スパイクに働きかけてヒトの細胞の表面にあるACE2受容体との結合をブロックするのがワクチンの役目であるということです。


一方、突然変異したウイルス株のスパイクは武漢ウイルスとは異なり、ワクチンを摂取しても効果が十分に保証されない可能性があります。実際に、アメリカやイギリス、スペイン、イタリアなどのヨーロッパの一部、そして東南アジアでもこのウイルス株が感染拡大していることが明らかになりました。


今年のコロナ戦争、ワクチン接種にも長期戦の覚悟を
2021年1月2日 JB pressへのリンク画像です。

(出典:2021年1月2日 JB press)


このウイルス株の感染力は強く、抗体抵抗力も強いですが、重症化しやすかったり、致死率には大きな変化はないように思われます。しかし、もしそうではない場合、マスク着用やアルコール消毒だけでは済まないかもしれません。


日本人は欧米人ほど危機感がなく、食料品を買い溜めしているような様子は見られていません。しかし、第4波が襲ってくることになれば日本国内でも食料危機の噂やパニック買いが起こることも予想されます。


日本政府は、世界各国からの国際定期便を停止していますが、船便での貨物輸送や物流などサプライチェーンは確保する意向を明確にしています。


このように、新型コロナの突然変異によるとされる「ショック・ドクトリン(大惨事型資本主義)は、新たな段階に入った可能性が高く、これから社会的混乱が拡大する心配が大きくなってきました。

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