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日本の60代、70代の多くは、「今だけ、カネだけ、自分だけ」

2021/5/28


団塊世代の犠牲になった若者たち。非正規雇用が増えた本当の理由
2019年8月7日 MAG2NEWSへのリンク画像です。

(出典:2019年8月7日 MAG2NEWS)


日本で生まれた後、7歳で渡米した私は日本社会が年功序列であり、敬老の日があるように「年配者を尊敬する…」という儒教的な思想があることを何となく知っていました。


その後、日本の高校に通うために帰国したり、28歳の時に日本に移住するために帰国するたびに、日本が大きく変わっていくのを感じていました。年々、高齢者を尊敬するどころか嫌悪したくなる層になっていったわけです。


そして、日本で暮らしているうちにある時点からできるだけ関わることをやめ、今は60代後半以上とは一部を除いて付き合わないようにしています。なぜかと言えば、団塊の世代や60代の多くは、知識や知恵があるように話しますが、全くそうではないからです。


また、神仏への信仰心があるようでなく、政治思想が自民党寄りで売国奴にしか見えません。社会問題に対して意見があるのかどうかもはっきりせず、基本的に「今だけ、カネだけ、自分だけ」で何も教わることはないのが現状です。


14時間目:洗車で空手を教える。教科書を破らせる。他 〜フィクションの中の伝説の授業
2021年5月26日 Adver Timesへのリンク画像です。

(出典:2021年5月26日 Adver Times)


1980年代までのバブルによって、企業経営者はそこそこ資産を持っていますが、あれだけ紙幣が世の中に溢れていれば誰でも成功することができたということです。しかし、彼らは若い世代に対して同じ目線で物事を捉えることしかできません。


このような傾向は、札幌のような都会でもニセコ町のような田舎にいても同じです。昔からの地主は、アパートやマンション経営で悠々自適に暮らしていますが、これからの新しい時代には全く対応できないまま、息子や娘に莫大な相続税を支払わせようとするだけです。


自分の親だろうが、親類だろうが尊敬できる老人というのは皆無となりつつあります。それは、物質面でしか物事を考えられなくなったからです。


しかし、60代以上でもしっかりとした方針や意思を持って生きている人は少なからずいます。私が知っている60代のノンフィクション作家や大学教授は、自分の本を出版するたびにその小説や専門書を郵送してくれます。


基本的に、まともな知識層の人たちは若い人材を育てようと思っており、世界中にある環境問題や宗教・人種の政治問題などを理解し、解決に導けるように考えさせようとする傾向があります。それによって、知能レベルや飛躍することもあるわけです。


予約できない新型コロナワクチン 罵声を浴びせないで
2021年5月12日 Yahooニュースへのリンク画像です。

(出典:2021年5月12日 Yahooニュース)


残念なことは、老人のほとんどが金太郎飴のように言動がほぼ同じであることです。日本各地で、ワクチン接種に日本の高齢者が我先にと殺到し、罵声を浴びせる人間まで出てきています。こうなると、日本社会そのものがウイルスやワクチンよりも問題が大きいことがわかります。


日本の高齢者というのは、長時間列に並ぶとクラスターが発生する確率が上がることを考えられないようです。むしろ、「ワクチン争奪戦に勝っても無駄…」と考えないのが不思議です。つまり、ただ自分だけが生き延びたいということです。


「自分だけが助かればいい」という思考の日本人は、若くても年寄りでもとかく長蛇の列に並ぶ傾向があります。例えば、札幌の狸小路に新規開設された「PCR検査専門施設」には、そのような人間たちが一斉に集まっています。


夏日相次いだ北海道内 札幌はPCR検査センターに人出も
2021年5月20日 Yahooニュースへのリンク画像です。

(出典:2021年5月20日 Yahooニュース)


「東亜産業」という会社は、韓流ブームのキムチや台湾ブームのタピオカ、店頭から消えたマスク、そして民間PCR検査施設開設といった、時流に乗った製品を次々と製造する経営方針が特徴で、中国に工場を持ち、社長は中国籍か韓国籍ですが「通称」を使っているわけです。


通称制度というのは、在日韓国人や北朝鮮人だけでなく、中国人がビジネスの際に利用しています。中国や韓国にコネを持ち、タピオカ屋を経営したり、マスクが手に入らない時に大量に仕入れたり、民間PCRセンター作ったり、無許可無認証のワクチンを輸入することも可能です。


話を日本の老人に戻しますが、1960年代までの老人は寿命も短く、自分よりも若い人を優先させるような思考を持っていたように思います。今の老人のように、我先にとワクチンを接種しようとは考えていなかったということです。


だから当時、若者であった今の60代、70代は老人を敬う心を持っていたはずです。それまでは、少なくとも目上の人たちを大事にする気持ちがあったと思います。しかし、今はいつの間にか「自分だけ」となり、「予防だけ」となり果ててしまいました。


図書館で昭和20年頃の新聞記事を読んでいると、戦後の時に20代であった日本人男性は度胸があり、しっかりとした死生観、そして大きな器を持っていたことがわかります。彼らは、上司である軍人や親の立派な姿を見て憧れたはずです。


しかし、その後生まれた団塊世代は親とは全く違う思考を持ち、高度経済成長からバブルとその後の衰退まで何とか「今だけ、カネだけ、自分だけ」で生き延びてきたわけです。

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