冬のおうち時間はパン作り 1万円台のホームベーカリー
(出典:2020年11月26日 NIKKEI STYLE)
前回、イタリア料理を中心に家で料理をするという感染予防を紹介しましたが、様々な反響がありました。
料理というのは、やればやるほど美味しくて健康に気を使うようになる傾向があります。最近は、ホームベーカリーで天然酵母のパンを焼くこともできる時代となりました。
もはや、焼き立てのパン屋に行く必要がないほど上手に焼けるようになってきました。スーパーで角食を購入することがなくなり、特にコストが安くて誰でも作れるフランスパン(バゲット)は素晴らしい発明であると思います。
小麦粉と塩、水、そしてイースト菌のみで作られるバゲット(バタール)は、油を使わないのでコストを抑えることができます。酵母があればドライイーストさえ必要がありません。スーパーなどで売っている添加物の食感と異なり、天然酵母パンは噛めば噛むほど味の深みが増してきます。
このように、自分自身で素材を確認しながら料理をし、それを毎日食べていると外食や市販の食品には健康に悪いのかが分かってくるようになります。化学調味料の味だけで体調が悪くなる人もいるほどです。
人気の中国料理店やパスタやピザの専門店でさえ、化学調味料を身体から抜いていくと身体に悪いことや手抜きをしていることが分かってきてしまいます。管理栄養士が、どれほど知識があるかわかりませんが、コロナの時代だからこそもう少し主張するといいと思います。
運動不足を感じている人8割、コロナ太り4割超え。リクルートライフスタイルが大規模調査
(出典:2020年11月25日 MELOS)
さて、政府や自治体から自粛を求められると、外出することがおっくうになってくるものです。特に、テレワーク中の人は通勤がないので歩くことがなくなり、完全に運動不足であるように思います。
また、運動をしないままパソコンとにらめっこしている人は、当然、腰や背中、肩が凝るようになります。風呂に入って寝てしまえば凝りもほぐれると思っていても、実は運動が少なければ関節や筋肉がこわばったままです。
よく眠れるようになるには、健康でなければなりません。そして、頭がすっきりすることも大事です。身体の痛みで目が覚めることで、熟睡できなければ精神的にも負担になります。だから、散歩をしたり定期的にマッサージを受ける必要があるわけです。
中年の場合、急激に体重が減ることがあります。特に、血糖値が高い人は筋肉や内臓脂肪が分解されやすくなっています。現在、コロナで病院に通えなかったことで担当の医師に不摂生を責められることに怯えている人もいるでしょう。
ただし、コロナ対応の病院でなければ受付で体温チェックと手の消毒、そしてマスク着用を義務付けられるだけのことです。意外にも以前より患者の数は少なくなっています。高齢者ほど怖がって病院に来なくなっています。
つまり、これまで必要もなく病院に遊びに来ていたことが明らかになりました。それでも、風邪で咳をしている人には近づきたくありません。体重が急激に落ちたといっても、単に痩せただけかもしれません。
コロナ疲れも解消!コリ・むくみ・冷え撃退「簡単オイルマッサージ」
(出典:2020年11月17日 講談社)
結果として、コロナによる自粛がむしろ健康を取り戻した人も少なくないようです。外食をせずに家で三食きちんと食べることは、生活習慣の大幅な変化で身体のバランスを取り戻し、病気を遠ざける結果になったということです。
メタボ気味の人は、余分な脂肪がなくなって動きやすくなったと思います。マッサージ機器が家にある人は、コリに直接届くなったと思われます。その調子で、少しずつコリがつきにくい身体の使い方を学ぶことが必要です。
最後に、外食をする人が減れば飲食店は廃業や倒産に追い込まれるのは当然のことです。ところが、外食を控えたからこそ健康になれた人もいます。そして月に1回のマッサージ通いも習慣にすると体の使い方を調整できるようになります。
今回、明らかになったことは家で質の高い食材とメニューで自炊するようになれば、誰もが健康になるということです。お金を無駄遣いすることがなくなるだけでなく、生活の質が結果として豊かになるということです。
読者の皆さん、ご自分のアイデアや気づきを教えてください。自分で取り組んだことがあれば、是非フィードバックをお願いします。より多くの人の意識と知恵が集まり、この困難な局面を乗り切れることを期待します。
日本人だけで1億人、世界の80億人の知恵が集まれば人類は必ず生き残っていけると思います。大地震や噴火などで大都市に住めなくなっても、できるだけ生き残ろうとする努力はするべきです。
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