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避難生活はキャンピングカーがあるとないとでは快適さが違う！
(出典：2020年11月5日 キャンピングカーのフジ）
もし運悪く、大地震や噴火、豪雨、台風被害に巻き込まれ、被災生活が始まることになればキャンプ用品やカセットコンロだけでは足りないのは明らかです。
実際に、準備や想定訓練を続けていくと分かることですが、普段使っている家電や食器が使えることができればそれだけ経済的、そして精神的負担を軽減することができます。
コロナの影響でキャンピングカーの売れ行きが好調ということで、小型冷蔵庫やホームベーカリーなどを購入する人も増えています。車中泊するには、普段使いできる電化製品が便利であることが分かってきました。
また、ソーラーパネルとバッテリーだけで生活してみることで、コロナ後のライフスタイルにも対応できるように準備しておくことも重要です。特に、北海道の冬は1日でも暖房が動かなくなれば死人が出るほど寒いわけです。
2018年9月6日、北海道全域で2日にわたってブラックアウト（大停電）となりましたが、例えば停電が1ヵ月続くことを想定したエネルギー源の確保や食糧備蓄も今から準備しておきたいところです。
さらに、自衛隊並みのサバイバル・ツールとして、ナイフやドライバー、ハサミ、ハンマーなど普段使っているツールを日常生活で使いこなしていくのも十分なトレーニングになります。これらのツールは、破損したり紛失することもあります。シンプルな製品を2個以上揃えておくことが大事です。
巣ごもり家電の筆頭「ホームベーカリー」が便利。だけど買う前に考えたいこと
(出典：2020年5月19日 家電WATCH）
さて、コロナでホームベーカリーの売れ行きも好調なようです。実は、災害時にもホームベーカリーが重宝されています。ホームベーカリーは主婦の趣味だと思っている人がいますが、低電力で小麦粉と水さえあれば短時間で自動的に焼いてくれます。
パン作りに必要な小麦粉や塩、砂糖、イースト菌があれば、平時でも災害時でも優雅な食生活を楽しむことができます。それに、ホームベーカリー機器は、調理の際にたった200mlの水しか使いません。
それでパンが1斤焼けるということは、お米を炊くより何倍も経済的であるということです。特に、野外生活では衛生的で安全、そして安心して調理が可能になるということです。防災グッズには、乾パンやドライフーズ、レトルト食品、そしてインスタントラーメンなどが含まれています。
災害後、数日なら持つかもしれませんが、災害復旧後の長期的な被災生活は最低半年、長くて1年がかかります。もし1年以上も余儀なくされる場合、確実に栄養バランスを失い、病気になる可能性が高くなります。
第一、生きるモチベーションを失っていくことや、長期間の被災生活を乗り切るためには加工食品だけを備蓄していても途中で飽きてしまうかもしれません。しかも、お米と違って小麦粉などの原料は長期間の保存と備蓄ができます。
家で備蓄しておけば、2年前やコロナの初期（今年3月）のように、スーパーに殺到する群衆の買い物争奪に巻き込まれる必要もありません。つまり、カップラーメンを100個備蓄するより、原料の小麦粉で持っていた方が保管スペースも余裕があるということです。
バッタ群、豚熱、大洪水…飽食の終わりが近づいている
(出典：2020年11月20日 日経ビジネス）
2021年以降は、食糧が足りなくなって飢餓に苦しんだり、災害で被災して死ぬ思いをするのではなく、経済恐慌が襲って来るのが確実ならむしろ明るくポジティブに乗り切るだけのことです。
ホームベーカリーというより、消費電力が少ないオーブントースターをバッテリーで動かす実験は何度か繰り返すことは必要です。手でパンをこねる場合、かなりの体力や技術が求められます。
コンロを使うにもガスが必要ですが、たき火は火災事故が起きやすくいつも火を見ないといけません。ところが、家電のホームベーカリーは安全で電気が使える車内でもパンが作れます。問題は、小麦粉（強力粉と薄力粉）の調達です。
砂糖と塩は100円ショップでも十分な量が簡単に手に入りますが、イースト菌の価格が高いのが気になります。だからこそ、天然酵母製法で半永久的にイースト菌を得られるようにするしかありません。
イースト菌の発酵さえできれば、パンは永遠に焼き続けることができます。しかも、世間では高級食パンと呼ばれる天然酵母の無農薬・無添加のパンがいつでも食べられるわけです。あらゆる要素を考えても、米よりパンのほうが経済的です。
お金がなくても、知恵がれば困難など簡単に乗り切ることができるはずです。特に、若い人はお金を出して買うことばかり考えず、自分で0（無）を1（有）にする方法を考えてみるべきです。
そうやって頭を使って考えてみる思考実験を繰り返せば感覚が鋭くなり、頭と体が鍛えられます。これから起きる六重苦に対し、何とか生き残るために準備が欠かせません。
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