新型コロナウイルスの最新情報②　「北海道知事が緊急事態宣言を発令」｜北海道で唯一の「情報リテラシー教育スクール」

Hokkaido declares state of emergency

(出典：2020年2月28日 NHK WORLD）

鈴木知事は、本日28日17時40分頃に北海道感染症危機管理対策本部会議で、道内での新型コロナウイルス感染拡大を受け「緊急事態」を宣言しました。

内容としては、全ての道民に対して2月29日土曜日と3月1日日曜日の「外出自粛を促す」というものです。そもそも、北海道は安倍政権から重要地域として見られていたわけです。これから道民は自宅に閉じこもるので、インターネットでのコミュニケーションということになりそうです。

さて、新型コロナウイルスの検査が誤った陰性判定を出しているとの深刻な懸念が生じています。欧米メディアの報道記事によると、最終的に感染していると診断されるまでに、最も多くて7回も陰性と判定されていた患者がいたと報じられています。

新型コロナウイルス感染の検査は、まず患者から検体を採取することから始まり、次にそれを検査機関に運んでウイルスの遺伝子コードを取り出し、それをコピーして簡単に検査できるよう増やすと方法を採用しています。

いわゆる「RT-PCR法」と呼ばれる検査方法ですが、HIV（エイズウイルス）やインフルエンザなどウイルス診断にほとんどの医療機関で採用されており、これまで信頼性が高いとされていました。

しかし、新型コロナウイルス性肺炎は、肺の深い部分から炎症が拡大する傾向があり、肺の上部にある気管から組織を採取する検査方法では、ウイルスが検出されずに「陰性」となる場合が多いというわけです。

要するに、新型コロナウイルスの検査を受けて陰性と出た人々の中に、実際は感染しているケースもある可能性があるということになります。実際、日本政府が発表している感染者数よりも、10倍以上いるかもしれません。

今回の新型コロナウイルスは、潜伏期間がどんどん長期化する傾向が見られており、2月上旬は最大でも14日間程度と見られていた潜伏期間ですが、現在は24日間と長期化しているケースが中国では見られるようになりました。

通常、感染者は明白な症状が出てから医療機関に行くものですが、潜伏期間では症状が出ないことで、感染者は市中を動き回って感染を拡大する恐れがあるわけです。

もし潜伏期間が24日のケースであれば、それだけ感染者は長期にわたって活動するため、より多くの人間に感染を拡大させている可能性があります。

こうした観点から考えると、特に中国国内の本当の感染者の数は数百万人であるものと思われ、私たちが住んでいる日本でも各地で相当数の潜伏期間中の感染者が相当数いるということです。一方、韓国でも新型コロナウイルスの感染者が増え続けています。

韓国の掲示板　「駅などで突然人が倒れる画像」

(出典：YGOSU.COM）

韓国でも、中国・武漢で起きているような現象が起きていると騒がれ始めています。まだ真偽は不明ですが、大邱（テグ）やソウルの地下鉄駅などで突然人が倒れる画像が多くアップされています。

もしこれの情報が本当ならば、これからさらに突然死が増え始め、限界点が達すると一気にパニックになります。とは言え、日本人の場合はパニックではなく、その時点で思考停止が始まり、急に何も言わなくなることがわかっています。

そして、いよいよ東京や首都圏の都市封鎖の準備が始まります。武漢よりも人口密度が高い東京は、さらに酷い状況に陥るかもしれません。中国は、2月上旬に湖北省武漢市を中心に55都市を都市封鎖しましたが、その後、85都市を封鎖する事態となりました。

日本の都市が封鎖されるようなことは願ってはいませんが、東京に住んでいる方で心配であれば今から地方都市に雲隠れする必要があると思われます。ただし、札幌市は都市封鎖される可能性があります。

新型コロナウイルスの最新情報② 「北海道知事が緊急事態宣言を発令」