氾濫した水で堤防決壊か 宅地側から球磨川へ大量の水の跡 熊本・人吉市
(出典:2020年7月16日 毎日新聞)
今回、豪雨で甚大な被害を受けた熊本県人吉市ですが、元々は川が流れていたようです。江戸時代の日本人は、自然災害で大勢の人が亡くなった場所には良い地名に変更しているというわけです。
江戸時代までの日本人は、現在とは全く異なり、想像力の豊かさや文芸的な表現を多用していました。「人」が付く場所と言うのは、それだけ問題が大きかったということです。また、わざわざ「吉」を付けるのも意味がありそうです。
つまり、この場所は人の背ぐらいの葦がたくさん茂っていた川岸であり、これまで長く水害に悩まされた土地であることは明らかです。何も知らない現代人は、住宅ローンを組んでまでその土地に住んでいます。
ところが、そのほとんどが何十年も住んでいるにも関わらず、その土地の意味を知りません。知りたければ図書館に行き、郷土史を読むことです。過去の水害や天災がどの地区で起きたのかがわかります。
結局、それぞれの自治体で用意したハザードマップは一部機能したように思いますが、それでも70名近くの死者が出ていることを考えると、それでも完全ではなかったということです。当然、住宅保険に加入していなかった人は、我が家を見捨てるしかないケースがあります。
台風シーズンまでにやっておきたい『保険会社が教えてくれない!火災保険で保険金がでない&時間が掛かるケースランキング』をミエルモが発表!
(出典:2020年7月15日 FNNプライムオンライン)
一戸建てやマンションを購入し、そこに住んでいるのであれば必ず加入しておくべきです。そこまで保険料が高いわけでもなく、保険代理店に電話すればすぐにでも加入することができます。特約を入れていないケースもあるので、今から契約を再確認する必要があります。
保険会社というのは、自分で特約について調べ、そのことを直接担当者に言わなければなりません。不思議なことに、保険の営業マン(ウーマン)は本当に必要な特約を勧めようとはしないということです。
例えば、特定設備水災補償特約という特約や、建物付属機械設備等電気的・機械的事故補償特約などがあり、自宅のエアコンやボイラーなどが故障した場合に補償してもらえることになっています。特約の料金は、毎月数百円程度高くなるだけです。
さて、このコラムを読んでいる皆さんは「今、本当に何が起きているのか」を理解しているでしょうか?
コロナに隠れた「富士山噴火」驚愕シミュレーション 首都圏に予測不能の大被害
(出典:2020年7月8日 Yahooニュース)
ワイドショーなどのテレビ番組に専門家として顔を出している大学教授は、「地球温暖化によって気象予測が当たらない…」と間違ったことを言っていますが、むしろ地球寒冷化が進み、地中のマグマが刺激されて世界中の火山が噴火し、地殻変動も起きてるので地震が増えているわけです。
つまり、専門家の言うことなどあてにならないのということです。緊急事態宣言の時も、毎日のように専門家があることないこと話していたのを思い出します。しかし、誰もCOVID-19にはHIVウイルスとエボラウイルスが組成されていたことを公表していません。
また、実は新型コロナウイルスに空気感染することをテレビでは放送できないことや、感染しても体内で抗体が保有しづらく、最近は短期間で消えしまうことが医学界でも理解されつつあるようです。
結局、完成していないのにワクチンを配布しようとする動きがありますが、ワクチンそのものは効果が全くないと思われます。要するに、半永久的に感染者と死者が増えていくだけのことです。だから、そもそも感染すること自体を防ぐしかありません。
ただし、経済活動を完全に停止するわけにはいきませんが、プロスポーツや演劇、コンサートなどの大規模イベントを再開し、飲食店にたくさんの客を入れるのは自殺行為でしかないように思います。
私は、使える庭の限界まで野菜や果物など、とにかく食べられるモノの種を蒔いています。そうすることで、すぐにでも発芽してくれる姿を確認しています。雨が降るたびに、種が実を結び、再び元気よく発芽して育ち始めます。
食べられる野菜や果物が、庭に生えるようにしておくだけで災害が起きても栄養を取ることができるということです。また、停電した時に新鮮な生野菜が食べられるというのは重要なことだと思います。
北海道では、12月から3月まで庭が雪で埋もれており、年中栽培することができません。だから、4月から11月まで何とか栄養価が高く、栽培しやすい野菜や果物を保管しておく必要があります。
新型コロナが不安な中での災害時の避難 車中泊グッズに注目! マスクや消毒液も忘れずに
(出典:2020年7月7日 FNNプライムオンライン)
さらに、災害時の車中泊も頭に入れておくべきです。なるべく大きな車に布団セットを入れて仰向けで寝ることができるスペースを作っておきます。一度壊れた家を再建するには少なくとも1年はかかります。
そのような状況の中、家に固執する人は敷地の近くで車中泊で暮らすしかないように思われます。避難所では、他人の存在が気になって全く眠れない人もいます。プライバシーが守られないと感じることから、一時的に移動することも考えるべきです。
テントだけでは、長期間のセキュリティーを保障された生活は厳しいものです。あるいは、自宅以外に家を借りてすぐに生活できるような体制をつくっておくしかありません。身一つだけですぐに生活できるようにしておきます。
長期間もホテルに泊まると、それだけで相当な出費になります。市営住宅の空き家は、災害が起きてすぐに人々が殺到してくるので入居できないと思われます。いよいよ、想像もつかないような大きな災害が日本各地で起きてきます。
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