ホーム   > 今、起こっている日本の国内情勢の本当のこと index

西洋文明による家庭・学校教育で退化していく日本人


今回も、いつものように経済や政治、社会構造の分析をしないため、いまいち面白さに欠ける内容になるかもしれません。


しかし、私が皆様にお伝えしたいことは、会員制語学スクールを運営しながら日々、情報リテラシー教育にも触れていると、ますます私たち日本人が西洋文明と近代科学によって構築されている現代の世界のせいで衰退しているということです。


西洋人(欧米人)というのは、これまで自然を脅威としながら恐怖心(防御)によって軍事的、あるいは経済的な争いを誘導し、自然の巧妙な摂理やサイクルを無視しながら世界をリードしていくと思い上がってきたように思います。


ところが、結果として地球全体が環境破壊で汚染され、挙句の果てに欧米人たちも病気になりかけ、死にそうになりながら今になって自然保護や環境保護について謳い始めるようになったわけです。


欧米人の多くが、「クジラやイルカを殺すな」などと日本人に押し付けたとしても、同じ食肉として育てられて殺されていく牛や豚、鳥などを「殺すな」とはしません。というよりも、ベジタリアンを除いて、欧米人の誰もが食べています。


つまり、これが地上の世界そのものの現実であって、食物連鎖(フードチェーン)という自然循環によって私たち人類も生かされているということです。植物についても全く同じことが言えます。畑に生えている雑草をすべて抜き、土を耕して肥料を入れたとしても雑草がなければ地面が乾いてしまうわけです。


少しでも草が生えていれば保水されるのは自然循環であって、雑草を抜く農家は多いですが、きれいな畑はやがて水不足になり、表土が乾いてしまうことで人工的に水をまかなければならなくなります。


ニセコ町や蘭越町に住む私の友人は、広大な田畑でコメや野菜などを無農薬有機農法で試みています。ここ数年では、野菜だけの純粋な畑は害虫の格好の餌食になり失敗した、という話を聞きました。


要するに、農薬を使うことになるわけですが、農家は恐怖にかられたようにその肥料を毎年のようにばら撒いています。


しかし、自然のサイクルに合わせることで肥料は植物にとって成長の初期段階では必要ですが、使わなくても済むようになります。実は、一般の農家は肥料を入れすぎてしまって土を乾燥されているということです。


それどころか、余った窒素やリンなどの化学物質が近くの用水路から川に流れ出して水道水までも汚染させ、それを私たちが飲んでいるという実情があります。海に幅広く分布していたサンゴ礁などは、このために絶滅の危機にあります。


むしろ、肥料も入れないで庭の土だけで育てた友人の野菜は、鮮やかな黄緑色をしており、スーパーに並ぶ野菜よりは色が薄いですが、生で食べてみると甘い味がします。実は、濃い緑色というのは窒素肥料が多すぎた結果でしかないわけです。


結局、自然の中に共存させて野菜を育てたほうが、害虫がその天敵に食われたり、別の草を食べたりして被害を軽減することができることが理解されつつあるようです。自然のままで上に落ち葉が重なって肥料化されると、野菜はフルーティーな味がします。


さて、私が毎日のように様々なことをテーマにしてコラムを書いていますが、「今起きている本当のこと」をできるだけ簡単に伝えているにもかかわらず、それを実践している人は決して多くはないようです。


いよいよ、2020年まで数か月となる中、実践しながら準備していかなければならなくなっているように思われます。私たちは「歴史法則」と「自然循環」の世界に囲まれているわけですから、まずそれらを自覚することから始まります。


私たちをとりまく全ての自然循環のサイクルの流れに任せ、生きていくことしかないように思います。私たちの身にまとっている服や持っているモノは一部を借りているだけでしかないのは明らかです。


今や、政治家や大企業の経営者だけではなく、個人が「今だけ、カネだけ、自分だけ」などと、自分勝手に争いをけしかけています。「俺のモノだ、私のモノだ…」と平気で街中をうろついているのが現状となっています。


高級SUVで広範囲を移動!?“あおり運転男”の逮捕までの行動とは
2019年8月19日のFNNプライムへのリンク画像です


常磐道あおり殴打事件でデマ拡散 「同乗の女」として無関係な女性を名指し
2019年8月19日のITメディアニュースへのリンク画像です


いよいよ外に出づらくなりつつありますが、自然循環から離れずにしっかりと準備していくことが求められていると思います。

<<< PRE:恐怖心(防御)を持つことを止めると、好かれるようになる INDEX NEXT:1980年代後半から1990年代前半(バブル崩壊)に生まれたゆとり世代の深刻さ >>>

すべての「人」へ、
今、起こっている世界情勢の本当のことをあなたに
世界を危機へと導いているのは、アメリカとイギリスの諜報機関
from Atlasマンツーマン英会話 peters.jp