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2045年までの「日米同盟」と「日英同盟」の復活

1945年の終戦後、敗戦国となった日本は戦後復興を図るため、アメリカン・デモクラシーの導入を決め、まずは米軍の優秀な技術者を当時は中小企業であったトヨタ自動車などに送り込み、技術優位の確保と経済発展の道を選びました。


一方、経済成長による国力増強に専念するために、国家防衛に関してはアメリカの核の傘に護ってもらうことにしたわけです。ところが、戦勝国であるアメリカからすると戦後100年の約束で得たものは、日本という大事に育てるべき国家ファンドであったということです。


これまでアメリカが天文学的な借金国でありながら、未だに米ドルを大量に発行していられるのも、日本から計上することにより貸方で米ドル紙幣を発行することができるからです。つまり、アメリカは日本によって成り立っているということになります。


一般的に、ほとんどの日本人は「日米同盟」とは軍事同盟であると信じているように思います。ところが、実際にはアメリカ政府にお金が足りなくなった時、日本政府に対して「日米同盟」を名目に定められた様々な条約や協定に基づいてカネを送金することを拒むことができません。


当然、日本政府が送金するのは日本円ですが、これがアメリカ連邦準備制度(FRB)の中に入金されます。バランス・シート(財務諸表)で資産の部に計上されます。FRBは日本から巻き上げた日本円の分だけ米ドルを刷ることができるということです。


さて、1945年の時点では、そこから100年間の同盟関係が続くはずでしたが、ここに来てその関係を終わらせようとしているように思われます。その象徴的が、トランプ大統領による天皇陛下に謁見した時の写真です。


天皇陛下に挨拶するトランプ大統領とオバマ大統領の比較


1960年代のフォード大統領以降、アメリカ大統領が退任した後の年金は、実は日本が出しているという非公開情報があります。2年前、任期切れの直前に渡す年金を就任したばかりのトランプ大統領に手切れ金を先渡しすることにより、「アメリカにはカネを出さない」と意思表示をした可能性があります。


その意思表示を理解したトランプ大統領は、今年5月に新天皇に謁見した際、またお辞儀もせずに終始、顔を強張らせていたのはこのような背景があるのかもしれません。誰の目にも明らかであったのは、大相撲観戦中の不機嫌な表情です。


新天皇陛下に挨拶するトランプ大統領


トランプ大統領 笑顔なき相撲観戦の理由は?
2019年5月27日のLivedoorニュースへのリンク画像です。


日本は「これ以上、アメリカにお金を出さない」と意思表示し、戦後100年の軛を74年で終わらせるということなのかもしれません。約束よりも26年も早いため、思わぬ決別宣言に激怒したアメリカは「約束が違う」ということで、当然約束していた2045年まではできる限り日本からカネを収奪する強行作戦に出てくる可能性があります。


いずれにしても、アメリカは日本からカネをむしり取りにくるわけですから、両国の関係は悪化する可能性があります。日本としても新たなパートナーを探さねばなければなりませんが、そこでイギリスとの日英同盟の復活を図っているということです。


安倍首相「日英同盟以来の親密な関係を構築」 日英首脳会談
2019年1月11日の産経新聞へのリンク画像です。


ロンドン経済会議と大阪G20 国際情勢、1930年代に似る
2019年5月19日の毎日新聞へのリンク画像です。

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