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パキスタンとインド、中東、北朝鮮で危険が高まっている中、日本はゴラン高原に陸上自衛隊員を派遣

エジプト東部のシナイ半島のシャルムエルシェイクにある司令部
エジプト東部のシナイ半島のシャルムエルシェイクにある司令部 Image from FNN

いよいよ誰にも予測できない時代に入りつつあります。ゆっくりと全ての社会構造が崩れつつあります。その中でも、最も影響が大きいのが社会保障、つまり福祉です。


実は、民主主義だけではなく、共産主義も福祉の概念から派生しているわけです。これ以上、お金(通貨)の循環だけでは、福祉は破滅するしかないように思います。世界で最も医療制度(国民皆保険)が進んでいる日本でも帳尻が合わなくなっています。


これを乗り越えるのは、もはや通貨ではなくエネルギーコスト(電力・ガソリンなど)を無料にするしかないようにも思いますが、このことさえ誰にも予測できないままです。


そのような状況の中、最も簡単なのは再び戦国時代に戻すことです。なぜかと言えば、全てを潰してしまえば新しい時代を創り出せるようになるからです。古い秩序が壊れることで今すぐにでも戦国時代に突入し、新しい秩序が形成されるまでは苦労の連続になるのは明らかです。


これも歴史法則と言えますが、現代はIT技術によって交通と通信が発達しているので時間の進行が早く、古代なら500年、近代では150年ほど既存の社会構造を継続させることができていました。それにょって、欧州列強による大航海時代は500年も続き、日本の戦国時代は100年ほど続きました。


しかし、現代ではスピードが速いために20年ほどで戦国時代が終わるかもしれません。一気にお互いを破壊し合い、新しい需要ができる状態にするというのは、人類の本能的な行動であると思われます。


これまで1970年代のベトナム戦争、1990年代から現在までの中東戦争と続いた今までの爆弾投棄を目的とした限定的な戦争から、いよいよ生産施設の相互的破壊を目的とした世界戦争へ向かっているように見受けられます。


これまでは核兵器がそれを止めていましたが、一度どこかの国が核ミサイルを発射した時、他国も連鎖反応を起こすことになります。ひょっとすると追い詰められた北朝鮮がその火ぶたを切る可能性さえあります。


実際に、3月にはタリバンがアフガニスタン軍と駐留米軍を攻撃したという非公開情報がリークされています。アメリカが、駐留米軍を完全撤退すると発言したにもかかわらず、守らないために圧力をかけています。このままだと戦争になってしまうと懸念されてます。


また、アフガニスタンはカシミール地方と隣接しており、紛争が戦争に発展しつつあるパキスタンとインドは、第3次世界大戦の4つの戦場のうちの一つに想定されており、ここが発火点になる可能性もあります。


さらに、もう一つの戦場である中東でも、トランプ大統領がシリア南西部のイスラエル占領地ゴラン高原でのイスラエル主権を承認したことで第3次世界大戦が勃発する危険性が高まっていると報道されています。


しかし、それにもかかわらず日本の安倍政権は、安全保障関連法施行で可能になった「国際連携平和安全活動」を初適用し、4月から11月までイスラエルとエジプトの国境地帯での停戦維持を監視する「シナイ半島多国籍軍・監視団(MFO)」司令部に陸上自衛隊員2名を派遣する予定です。


この自衛隊員2名は、連絡調整などを担当し、支援要員として在エジプト大使館にも内閣府職員を別に1名派遣する予定となっています。つまり、現在は戦国時代のトレンドになりつつあるということです。

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