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地方統一選挙と新元号「令和」の歴史的背景

新元号発表を受け、書店内に設置された「万葉集」関連本コーナー
新元号発表を受け、書店内に設置された「万葉集」関連本コーナー Image from 毎日新聞

今週末に統一地方選挙が実施されます。しかし、北海道や札幌市は、東京のようにインテリが集まるような場所ではなく、残念ながら洗練された市民が住んでいるわけではありません。


事実として、与党、そして表向きだけの無所属議員が、利権をむさぼっている他の都道府県と全く同じ構造で成り立っています。


最近、国の財政について懸念された報道がありましたが、政治家と利害関係者たちが押し付けたそのツケは、結局、市民や国民が負うことになります。増税や値上げなどで、そのお金は政治家と役人に吸い取られており、市民や国民のためには使われることなどありません。


しかし、なぜ安倍政権や国税局(税務署)、そして市役所から言われたことを大人しく聞いているのでしょうか?安倍首相以下の政治家や官僚、公務員は国民のお金で生きているだけなのですが、国民に対して頭を下げたことがあったでしょうか?


そもそも安倍首相のような2世、3世の政治家というのは、まともに働いた経験がありません。法律も行政のルールすらも捻じ曲げ、自分の利益のために使っているわけですから、これこそ本当の生活保護と言えそうです。


今現在、かなり長い時間の残業をさせられ、メンタルが壊れつつある方、保育園に入れなくて家庭不和を起こしている方は、そろそろ本当に起きていることを考えるタイミングに来ているように思います。


少し考えればわかることですが、今後、これまでとは異なる生き方や道を探す必要があるように思うわけです。実際、改竄・捏造ばかりの統計データを見ても、生活保護を最も受けているのは母子家庭よりも老人となっています。


から、議員というのは老人を優先するような発言が多いわけです。今週の日曜日に統一地方選挙が実施される予定ですが、選挙前にこのことを話せば、老人票と公明党の支持層が一気に離れることになります。なぜかといえば、日本の有権者の多くは老人だからです。


北海道の自治体は破綻た夕張市だけではなく、どこも財政破綻に片足を突っ込んでいますが、市会議員で年収800万円以上、さらに道議会議員は年収1700万円以上がもらえるようになっています。もちろん、全て税金です。


北海道では、1000万円を超える年収の仕事などどこを探してもあるわけがなく、時給900円の仕事が普通にあるだけです。結局、サラリーマンではなく、自分で起業するしかないのは誰の目にも明らかなはずです。


さて、万葉集から引用したという「令和」という元号ですが、安倍首相が「皇室から貴族、庶民まで詠んだ歌」と言っただけで、勘違いする日本人は多くいるように思います。そこまでの教養がない方というのは、いつまでも騙されてしまっています。


そういう方が多いからこそ、安倍政権が3期も続いているわけで、安倍政権が「令和」を選んだ本当の理由ではないことを知るべきです。そもそも、「令和」という漢字は熟語ではなく、造語であるということです。


造語を出してくるのであれば、オリンピックのゆるキャラのように公募や国民投票で決めればいいわけで、国民に開かれた皇室だからこそ天皇の日本国民統合の象徴性につながるというものです。


その基盤となった歌は「大伴旅人」ですが、安倍家の歴史的背景が浮かぶ上がってきます。安倍家の家柄というのは、武士や貴族ではなく海賊であり、皇室(朝廷)の敵対勢力として納税してこなかったわけです。


そういう家柄の人間が皮肉にも現在の首相なのですが、安倍家というのは「反皇室」であって、大伴旅人は当時の朝廷に歯向かって左遷され、不遇になった役人(現在の政治家)とされています。つまり、今回の「令和」を決めたのは家系的に「反天皇」ということになりそうです。


実際に、ご退位される平成天皇は安倍首相を厭がっており、テレビや新聞などのマスメディアでは、安倍政権と皇室が対立している中で宮内庁担当の新聞記者たちは、そのことを記事にしようとすると必ず上司が却下すると言われています。


美智子皇后は、安倍首相に対して「あなたたちは、憲法を改正して、また戦争をする気ですか?」と、厳しくご叱責されたという話があります。しかし、浩宮殿下(新天皇)がどう思われているかはわかりません。

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