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割れるアラブ諸国の反応 イスラエル、サウジの正常化に暗雲―ハマス攻撃
(出典：2023年10月8日 時事通信）
開戦から20日が経ち、パレスチナを本拠地に構えるイスラム組織ハマスが、10月7日にイスラエルに侵攻した本当の目的は国際的に孤立化させることであったことがわかってきました。
国内外の専門家がこのことについて分析していますが、イスラエルは2020年にアメリカのトランプ前大統領の仲介でアラブ首長国連邦と国交を回復し、2023年内にサウジアラビアと国交樹立に向けて関係改善を進めていました。
そのサウジアラビアは、中国の仲介ですでにイランとを関係を改善しており、イスラエルがサウジアラビアと国交を結ぶことになればサウジアラビアの仲介でイスラエルが宿敵イランの対話が可能になる可能性がありました。
また、アサド政権のシリアも今年はアラブ連合に復帰しており、こちらもサウジアラビアの仲介でイスラエルとの対話が実現する可能性もあったわけです。2024年は、いよいよイスラエルとアラブ諸国が平和の実現に向けていくはずでした。
ところが、ハマスへの報復攻撃をイスラエルが行ったことで、アラブ諸国はパレスチナを擁護するようになり、イスラエルとの関係が白紙になりつつあります。また、国際社会がイスラエルを非難しており、このままではイスラエルが孤立していくことになります。
中東全域でイスラエルへの抗議活動、米ワシントンでもデモ
(出典：2023年10月19日 Reuters）
国際社会から捨てられつつあったパレスチナは、今回の戦争で存在を再認識されるようになったのは間違いありません。つまり、イスラエルはハマスの策略にはまり、欧米諸国と共に信用や政治力を失ったということです。
もしイスラエルがガザに大規模な地上戦を展開してハマスに勝利したとしても、国際的に孤立することが避けられなくなったように思います。ただし、ハマス内部には欧米やイスラエルの協力者がおり、ハマス・イスラエル双方が自作自演の戦争を起こした可能性もあります。
なぜかと言えば、1987年に結成されたハマスはアラファト議長率いるパレスチナ解放機構（PLO）と対立しており、当時のイスラエル政府は秘密裏にハマスを支援していたからです。つまり、イスラエルとハマスは長年、協力関係にあるということです。
Ron Paul - Israel Created Hamas
(出典：2011年5月25日 Youtube@TheFlexEffect）
具体的には、イスラエルの諜報機関「モサド」は、ハマスの持つ政治・人的資産を自由に利用することができる立場にあるとも言えます。このことは15年前から言われていたことであり、大手紙ウォール・ストリート・ジャーナルも報道していました。
要するに、ウクライナ戦争と同じディープステートによる偽旗（グラディオ）作戦であり、今回も世界中の人々が騙されたことになります。結果として、イスラエル国内ではネタニヤフ政権への抗議運動がなくなりました。
現在、イスラエルではセファルディ系ユダヤ人以外は、右派も左派も与党も野党もハマス打倒の世論で政府と結束しつつあります。だから、ハマス・ウクライナ戦争はネタニヤフ首相を中心に画策されたことであると考えるのが自然です。
ネタニヤフの本当の目的はイランを攻撃することであり、聖書で書かれている通りにシナリオを進めているように感じます。実際に、イランはハマスに資金や軍事面で支援しており、イスラム教徒（シーア派）のイラン政府も協力しているかもしれません。
もう何も信じられなくなっていますが、これから大患難時代の3年半は世界中で戦争状態になる可能性があります。あくまで自作自演の戦争ですが、テレビや新聞からの情報に依存していては真相を知ることはできません。
エジプトはハマス攻撃の3日前にイスラエルに警告していた、米国の古参議員が発言
(出典：2023年10月12日 ARAB NEWS）
イスラエルは、エジプトからハマスの攻撃の警告を3日前に伝えられていたことは、アメリカ下院外交委員会のマイケル・マッコール委員長（共和党）が述べています。さらに、「1年前から計画されていた可能性がある…」とも語っています。
2020年のコロナ騒動以降、様々な情報が錯綜する中で私たちは適切な選択をしなければ生き残れなくなりました。ほとんどの日本人が聖書を読んだことがないということで、これからも世界で起きていることを知らないまま犠牲にされていきます。
繰り返しますが、宗教と信仰は異なるものであり、歴史の教科書と聖書で書かれていることも大きく異なっています。日本で生まれ育った日本人が、何となく学校や社会で学んだことがもし真実でないとすれば、それは選択肢を誤る原因であるということです。
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