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【イスラエル対ハマス戦争】 語学力と情報リテラシー力を持ち合わせていた人たちへ富が移動

2023/10/20 (金)

 

このイスラエル戦争の意味を読み解く加速する「黙示録の時代」の特徴
2023年10月14日 Yahooニュースへのリンク画像です。

(出典:2023年10月14日 Yahooニュース)


10月7日に突然始まった、イスラム組織ハマスによるイスラエルへの「アル・アクサの洪水作戦」は、1973年の第4次中東戦争(ヨム・キプール戦争)以来の紛争です。


すでに双方で5000人以上の死者が出ていることから、「第5次中東戦争」として認識されています。ちょうど50年前の第4次中東戦争では、エジプト・シリア連合軍がイスラエルに奇襲攻撃を仕掛けました。


そして、イスラエルが滅亡寸前まで追い込まれたわけですが、アメリカの支援で戦局は次第にイスラエル優位に進み、最終的には国連による停戦決議で終戦を迎えました。軍事面ではイスラエル軍の逆転勝利という形でしたが、今回も似たような展開になっています。


世界の金融市場は、約7年ごとに金融危機や大暴落が起きる傾向がありますが、その理由はユダヤ暦の7年ごとに安息年(シュミータ年)が原因とされています。2022年9月26日からヨベルの年は始まっており、今回はシュミータの7年×7回=49年で「スーパー・シュミータ」と呼ばれています。


つまり、今年2023年10月は50年目であり、ユダヤ教の聖典である旧約聖書には借りていた土地は返さなくても許され、奴隷が解放されるリセットの年である、と書かれています。しかし、崩壊やゆさぶりという悪い意味も含まれているようです。


だから、イスラエルのシオニストにとっては災いであり、パレスチナなどイスラム教徒にとっては祝福の年であるということです。また、私たち日本人にとっても政府や自治体、大企業が災いに巻き込まれる中、正しく準備していた中小・零細企業や個人が祝福されることになります。


田中貴金属工業:金価格推移
2023年10月20日 田中貴金属工業へのリンク画像です。

(出典:2023年10月20日 田中貴金属工業)


株価が低迷する一方、金(ゴールド)価格の高騰が続いているのも一つの現象であるものと考えられます。いずれにしても、語学力と情報リテラシー力で知識や教養を持ち合わせていた人たちへ富が移動し始めています。


そもそも、ハマスがイスラエルに奇襲攻撃を行ったタイミングを考えると、イスラエル国内でネタニヤフ政権の支持率が低下していたことやウクライナ戦争で西側諸国が武器・弾薬を使い果たしていたことが挙げられます。


ネタニヤフ政権は、罪を犯してもイスラエル最高裁判所の判決で逮捕・拘束されない法案を通過させようとしていました。それに対して、イスラエル国民が大規模な抗議運動を起こしており、国内の政治状況は不安定な状態でした。


【解説】イスラエルとUAEが国交正常化、なぜトランプ大統領は「歴史的成果」とアピールしたのか?
2020年8月14日 BUSINESS INSIDERへのリンク画像です。

(出典:2020年8月14日 BUSINESS INSIDER)


また、イスラエルは数日後にサウジアラビアとの国交樹立を控えていましたが、ますます孤立を深めるパレスチナは何とか阻止する必要があったわけです。ちなみに、2020年にイスラエルとアラブ首長国連邦を国交樹立(アブラハム合意)させた仲介者はトランプ大統領でした。


さらに、ウクライナ戦争でロシアに敗北したアメリカは、軍事や政治経済などあらゆる面で衰退が進んでいます。もはや。世界覇権国とは呼べないほどアメリカは弱体化しており、50年前の第4次中東戦争のようにイスラエルを支援できる力が残っていないようです。


イスラム諸国に囲まれたイスラエルは、アメリカの軍事支援があるからこそ領土を維持できているわけで、米軍の巨大空母が中東に到着したとしても支援を行わない可能性が高くなっています。なぜかと言えば、ウクライナ戦争にも米軍が派兵されなかったからです。


ハマスが保有する潤沢な武器・弾薬は、ウクライナに共有されるはずだったものが、なぜかブローカーの横流しでハマスに渡ったアメリカ製であることが確認されています。つまり、ハマスは「アル・アクサの洪水作戦」を計画的に進めていたことがわかります。


その計画について、イスラエルの諜報機関「モサド」が知らなかったとは思えませんが、現地の取材からイスラエル国防軍も含み、情報戦で勝てなかったことは明らかです。私は、ロシア政府や民間軍事会社「ワグネル」が関与していたと考えています。


つい先日までユダヤ暦の「シュミータ」の期間で、そして今、49年サイクルの「ヨベルの年」に入った可能性があることを今にして知る。……荒れそうです
2022年10月1日 In Deepへのリンク画像です。

(出典:2022年10月1日 In Deep)


旧約聖書エゼキエル書 38章
Word Projectへのリンク画像です。

(出典:Word Project)


旧約聖書のエゼキエル書38章と39章には、メシェク(現在のモスクワ)とトバルの大首長であるゴグ(ロシア)のマゴグ(プーチン)が、ペルシャ(イラン)やべテ・トガルマ(トルコ、アルメニアの一部)、プテ(リビア)、クシュ(エチオピア、ソマリア、スーダンの一部)の大軍勢が率いて、イスラエルに総攻撃を仕掛けることが書かれています。


イランはBRICS加盟入りしたばかりで、トルコはイスラエルをテロ組織と批判しており、アルメニアはアゼルバイジャンとの代理戦争で多数の死傷者を出しています。また、アフリカ諸国はワグネルの支配地域になりつつあり、2500年前の預言が実現しようとしています。


最終的には、プーチンが率いる大軍勢がイスラエルへ総攻撃を仕掛ける日に、地を攻めるその日にイスラエルで巨大地震が起こり、多くが命を落とすと書かれています。そして、感染症が蔓延して豪雨や雹、火、硫黄を降らせて全滅させることになっています。


果たして、母方の血筋がユダヤ系であるとされるプーチンは、聖書の通りに自作自演して役割を果たすのでしょうか?イランのハメネイやトルコのエルドアン、中国の習近平(第四の獣)などはどのように動くのでしょうか?

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