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地球温暖化か?それとも、地球寒冷化か?B 「マウンダー極小期と地震、火山噴火の関係」 


現在のところ、誰の目にも明らかなように「地球寒冷化」の現象は現われていません。むしろ、平均気温の上昇や海水面の上昇、偏西風の変化、そして大型台風の発生など、異常気象などの極端な変化が現れています。


結局、それらは地球温暖化から予測できる現象ばかりです。しかし、新たな極小期である「第25太陽周期」に突入してもそのまま地球温暖化は進行していくのでしょうか?


急速な温暖化によって寒冷化の効果が完全に相殺されている現状にある今、そのように言えるかもしれません。ところが、極小期と興味深い対応を示す現象が出ているようです。


それは、極小期に地震と火山噴火が集中して発生するという現象です。1600年代の「マウンダー極小期」、さらに1800年代の「ダルトン極小期」には世界各地で火山噴火が記録されています。


日本列島を繰り返し襲う巨大台風はこうして「狂暴化」する
2019年10月12日のLivedoorニュースへのリンク画像です。


こうした火山の噴火が極小期に連続的に集中したという記録から、現代の気象理論では、「マウンダー極小期」と「ダルトン極小期」の寒冷化は、太陽活動の停滞というよりも、巨大火山の連続噴火によって、特に北半球の大気が火山灰で覆われ、太陽光線が遮断されたことが原因ではないかと見られています。


つまり、火山噴火が増えたことによる平均気温の低下ということです。結局、極小期に火山噴火が集中するのかははっきりとは分かっていないわけです。しかし、同じ時期に巨大地震が多発することも記録されています。


いずれにしても、現在の「第24太陽周期」は極小期です。太陽黒点数は少なく、太陽活動も不活発なのはデータを見ても明らかです。2010年頃に始まったとされる第24太陽周期では、これまでにないほど世界中で火山噴火や地震が起こっています。


2011年3月11日に起きた東日本大震災はその代表的な例と言えます。ただし、「マウンダー極小期」や、また「ダルトン極小期」で起きたような寒冷化がこれから起こるとは考えにくく、急速に進む温暖化によって寒冷化の効果は相殺されてしまっているわけです。


ところが、次の「第25太陽周期」は、さらに太陽黒点数が少なく、太陽活動が不活発になると予測されています。もし極小期に火山噴火と地震が増えるのであれば、2020年以降は今以上に増える可能性が高いと思われます。ちなみに、第25太陽周期のピークは、2025年頃と見られています。


太陽活動「2019年後半?来年」極小期へ「マウンダー極小期」の再来は?
2019年4月14日のハザードラボへのリンク画像です。


また、温暖化の進展によって極小期の寒冷化の現象が相殺されるとすれば、温暖化による現象は続いていくものと考えられます。要するに、地震と火山噴火、そして大型台風などの現象が同時に発生するということです。


結果として、台風19号は大きな被害を残し、11月も大型台風が日本列島を襲う可能性があります。十分に気をつけて準備する必要がありますが、大災害はこれで終わるわけではありません。


来年は、今年以上に環境変動が激しくなるのは明らかです。北海道の端に住んでいたとしても、絶対に安全な場所などないため、今から十分に準備して何とか生き残ることです。最後に、伏間原発のメルトダウンを予言した医師(作家)についての報道記事をリンクしておきます。


3・11炉心融解を予言した医師が警鐘 台風に続く「噴火と地震」
2019年10月16日のYahooニュースへのリンク画像です。

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