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地球温暖化か?それとも、地球寒冷化か?A 「太陽黒点数の減少」


今から約400年前、日本では1640年頃(江戸時代初期)に温暖化を引き金とした自然循環の停止が原因で起こったことが分かっています。


地球温暖化が原因だとしても、あるいは寒冷化が原因であるとしても、地球の気候変動が起きている主な原因は、人為的な温室効果ガスの発生ではなく、太陽活動の変化、つまり太陽の黒点数が減少したことではないでしょうか?


太陽活動極小期から「第25周期」のきざし?黒点が一時的に出現
2019年10月7日のハザードラボへのリンク画像です。


太陽は11年周期で変動を繰り返しているとされていますが、現在の「第24太陽周期」ではピーク時の平均黒点数は80しかありません。これは過去の周期のピーク時の平均黒点数180を大きく下回っています。


宇宙天気予報センターのホームページ
http://swc.nict.go.jp/trend/sunspot.html

宇宙天気予報センターのホームページへのリンク画像です。


これまで何度も繰り返してきましたが、太陽黒点数の増減は、太陽活動の活発さを表す指標であって、黒点数の多い周期では太陽活動は活発となり、地球への放射エネルギーも大きくなります。


反対に、上記のグラフのように黒点数の少ない周期では地球への放射エネルギーも少なくなり、私たち人類の身体の免疫も弱くなっています。その結果、ウイルスにかかりやすくなったり、風邪の症状ではない謎の咳をする人も増えているのは明らかです。


現在の「第24太陽周期」の黒点数が少ないことは、これから温暖化ではなく、寒冷化に向かうことを示しているように思います。実は、2020年頃から次の「第25太陽周期」が始まり、黒点数がさらに減少して太陽が不活発になると予想されています。


これは、平均黒点数が50にも満たなかった1650年〜1720年頃(江戸時代初期)は、歴史書などからとても寒かったと言われています。当時、ヨーロッパでは「17世紀の危機」として小氷期の到来により気候が寒冷化したとされています。


欧州全土で農作物の不作が続いて経済が停滞し、魔女狩りをはじめとする社会不安が増大し、さらにペスト(黒死病)の流行で人口が大幅に減少しています。この時期を「マウンダー極小期」と呼んでいますが、北半球の平均気温が0.2度も低下したようです。


このため、記録では1684年冬にはイギリスのテムズ川が数か月間も凍結し、フランスやベルギー、オランダなどの沿岸部沖数キロまで凍結し、交易や漁業に大打撃を与えたとされています。さらに農業にも大きな打撃があり、食料生産が減少したというわけです。


「マウンダー極小期」による寒冷化の原因は、太陽活動の停滞である可能性が高く、黒点数が減少して太陽活動が不活発な第24太陽周期から、さらに停滞する第25太陽周期にかけて寒冷化とも言える現象が発生する、あるいはすでに起きている可能性があるということです。


これが、実は地球が寒冷化に向かっているとする私の説明です。しかし、寒冷化を示す現象も兆候もほとんど検証されていないのが現状です。


実際に、日々この程度の気温低下であれば、加速する温暖化によって完全に相殺されてしまうと考えることもできそうです。寒冷化が起こるとは考えにくいということです。

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