ホーム   > 今、起こっている日本の国内情勢の本当のこと index

イスラエルに向かっていくイラン(ペルシャ)とトルコ(ベテ・トガルマ)、そしてロシア(マゴグ)のプーチン(ゴグ)

2024/2/24 (土)

 

【図解】イランの複雑な政治体制をわかりやすく解説してみた
ペルシャナイズドへのリンク画像です。

(出典:ペルシャナイズド)


今回も、アメリカのディープステート(軍事部門)は、イラン革命防衛隊や傘下の武装組織を攻撃し、戦争を引き起こそうとしているのがわかります。


ところが、イラン最高指導者(イスラム法学者)のハメネイ師とライシ大統領はそのことを知っており、ますます防御を強化しています。実際に、欧米諸国が他国に因縁をつけて戦争を仕掛ける手法は500年以上も変わっていません。


結局、アメリカもイランも全面戦争を望んでおらず、第5次中東戦争のきっかけをつくるのはトルコとロシアが敵対することで、イランとイスラエルの関係を悪化させるというのがシナリオであるように思います。


日本人にとって、中東の戦争は「対岸の火事」であり、自分とは関係のないものと思い込んでいます。しかし、ホルムズ海峡を通るルートで石油を輸入している日本は、イランで戦争が起きればオイルショックでガソリンや灯油が手に入らなくなる可能性があります。


イランは、1979年にシーア派原理主義者たちが革命を起こして成立したイスラム革命政権です。だから、イラン指導部は45年も続いた政治体制を維持することに専念しています。国家よりも体制を重要視しており、軍や警察、情報機関は一致団結しています。


イラン当局、死者を出したケルマーンのテロ事件に関し35人を逮捕と発表
2024年1月11日 ARAB NEWSへのリンク画像です。

(出典:2024年1月11日 ARAB NEWS)


だから、イランにはアメリカやイスラエルと共存するというような考えはなく、CIAやモサドなどから得られる情報を信用することなどあり得ないわけです。例えば、先月にイラン東部で84人のイラン人がISの攻撃で死亡しました。


アメリカ政府関係者は、事前にテロの可能性があることをイランに伝えたようですが、国家よりも体制を重視しているイランは無視していました。国益や国民よりも体制を優先するということは、イランには民主的な思想がほとんどない状態にあるということです。


映画『人生タクシー』予告
2017年5月30日 Youtube@SYNCA Creation Inc.へのリンク画像です。

(出典:2017年5月30日 Youtube@SYNCA Creation Inc.)


最近、複数のイラン映画を観て感じたことは、イスラム教シーア派のさらに保守層だけが選挙で当選する仕組みとなっており、経済的な発展よりもイラン独自の革命的・宗教的な価値観を維持することが重要であることです。


ただし、同じシーア派でレバノンの武装組織「ヒズボラ」などを支援しており、その価値観はイラン国外でも見られています。イランの政治家は日本の自民党のような世襲制ではないですが、北朝鮮に似ています。


革命政権である以上、北朝鮮のように外部の敵(韓国)を必要とし、それと戦う戦時体制を維持することで反対勢力を徹底的に弾圧しています。北朝鮮ほど厳しくないですが、イラン国民はハメネイ師とライシ大統領を信頼しているように思います。


ロシア イランと新条約締結の最終調整 軍事協力に欧米など警戒
2024年1月18日 NHK NEWS WEBへのリンク画像です。

(出典:2024年1月18日 NHK NEWS WEB)


現在、イランが支援しているのが武装勢力は、イラクの民兵組織「イスラム抵抗運動」やイエメンの「フーシ派」、パレスチナの「ハマス」、そしてレバノンのイスラム教シーア派組織「ヒズボラ」などです。


彼らは、イスラエルやイラク、シリアの米軍基地を攻撃していますが、その目的は軍事的よりも政治的なものです。つまり、イスラエルとアメリカをけん制しながら、イラン国内をまとめるという計算で動いています。


最近、世界一の軍事大国であるロシアと新条約を締結する最終調整に入っており、ロシア製無人機だけでなく、弾道ミサイル戦闘機の購入を進めています。アメリカは、ウクライナの敗北でロシアとの全面戦争を完全に諦めました。


アメリカは、イランとの全面戦争も避けており、お互いに紛争状態を維持することで距離感を図っており、イスラエルとイラン(ロシア)との中東最終戦争(ハルマゲドン)に備えています。


今起きていることは、まるでプレイステーションの戦争ゲームのようです。アメリカやイスラエル、イラン、ロシアそれぞれの外交政策が最低限のルールを守っており、あるタイミングを見計らって大戦に持ち込もうとするわけです。


旧約聖書 エゼキエル書38章
Word Projectへのリンク画像です。

(出典:Word Project)


10月7日に始まったハマスによるイスラエル侵攻は始まりであり、旧約聖書エゼキエル書38章に書かれている通り、中東の大国イラン(ペルシャ)とトルコ(ベテ・トガルマ)がロシア(マゴグ)のプーチン(ゴグ)を巻き込みながら世界大戦に向かっていきます。


その時、日本は食料品の高騰とエネルギー不足で飢えや暑さ、寒さに苦しむようになり、ほとんどの日本人は増税や脱税などであれだけ批判した自民党政権から配給を受けることになりそうです。

<<< PRE:「情報リテラシー」を高めるしか、組織や個人は生き残ることができない INDEX NEXT:「アメリカで起きることは日本でも起きる…」予測された2024年の景気後退入りから世界大恐慌への道  >>>

すべての「人」へ、
今、起こっている世界情勢の本当のことをあなたに
100年前のウォール街にいた「靴磨きの少年」こそ、日本人の姿 from Atlasマンツーマン英会話 peters.jp

すべての「人」へ、
今、起こっている世界情勢の本当のことをあなたに
本格的なAI導入で大量の失業者が生まれ、本当の意味で人生を楽しむようになる from Atlasマンツーマン英会話 peters.jp

すべての「人」へ、
今、起こっている世界情勢の本当のことをあなたに
日経平均株価が史上最高値を更新する一方、日本経済は景気後退(リセッション)入りした from Atlasマンツーマン英会話 peters.jp