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地震や台風で生き残るために大事なことA 「停電時の暖房・水・食料の確保」

2021/10/19


車載ソーラーパネルが冬の北海道で役に立たず、MeltecのAC充電器(SCP-1200)でサブバッテリーを運用する話!
2021年1月5日 ぜつえんアウトドアへのリンク画像です。

(出典:2021年1月5日 ぜつえんアウトドア)


ソーラーバッテリーは電磁波の問題をクリアする必要があり、充電しながら車内で寝ることはリスクが高いと思います。特に、北海道の冬は雪がソーラーパネルに降り積もるので、充電は諦めたほうがいいと思われます。


マイナス20度まで気温が下がる北海道の内陸では、いつまでもエンジンをかけたまま暖房をつけるわけにはいきません。乾電池式の石油ストーブは、3年前の大停電の時にホームセンターなどで在庫切れが続出したようです。


ただし、一酸化炭素中毒にならないために、ある程度の改造をすることが求められます。雨や雪、低温時、なるべく外に出ずに車内で快適に過ごせるための防犯グッズが必要です。犯罪に巻き込まれないように、カーテンやソーラーライトも購入しておきます。


電灯の蓄電だけはソーラーで対応し、車内から取れる電力をソケットやUSBなどで工夫しながら対応します。大停電が起きた時、意外にもカーナビでテレビを観なかったという人が多かったのが気になります。


スマホの充電なども諦めていた人が多く、いつでもガソリンを満タンにしておくことで、自分や家族の命を守る手段として活用できることを知っておきましょう。ちなみに、ガソリンを半年以上保管すると揮発したり、劣化している場合もありますので、ローリングストックで持続可能にしていきます。


停電時の給水方法について
札幌市へのリンク画像です。

(出典:札幌市)


さて、人間が生存に必要なのは何といっても「きれいな水」です。1日最低2リットルの飲料水が必要であり、5リットルの洗濯や食器洗いのための水、さらにトイレで排泄物を流すための水が10リットルも必要です。


3年前の北海道大停電は、水道から水が出ていました。しかし、2階以上のマンションでは電動ポンプが使えず、大都市の札幌では近くの公園で水を汲む行列ができていました。そして、それを自分の住んでいる階層まで運ぶしかなかったわけです。


たった2日の停電生活でしたが、もしこれが1カ月、半年、1年に及ぶとなると、山の麓から落ちてくる水を汲んでからさらに浄水する必要が出てきます。ちなみに、11月〜3月にかけて公園の水は凍結防止のために元栓を閉められてしまいます。


同時に、食料も山から調達する必要がありますが、レトルトや缶詰、カップラーメンではコスト、保存期間などで限界があります。これらの「調理済み食品」は、緊急時のために保存しておくようにし、その間に食材を調達して栽培・乾燥・発酵させる技術を磨きます。


札幌市における給水車活用に向けた取組
2019年6月13日 東京都水道局へのリンク画像です。

(出典:2019年6月13日 東京都水道局)


その際、塩や砂糖、コショウなど調味料を使うと保存性が高まるので日持ちします。白米は、日に日に味が落ちてくるので玄米で保存しておくべきです。精米機があれば、毎回精米して白米を炊飯することになります。


いずれにしても、炊飯には最低限の水で調理することになります。市町村が手配する給水車は、1人2リットル程度しか配給されません。自分自身で、安全な水源を見つけて浄水するスキルを今のうちから身につけておくことです。


災害時、ほとんどの日本人は「カップラーメン生活」を予想すると思いますが、実は1回分に必要な水は500ミリリットルです。また、スープを全部飲み干さなければ生ゴミが出ることになります。だから、カップラーメンは避難生活には向いていないのは明らかです。


今でもゴミの問題は解消されることがなく、避難生活ではさらに厳しい状態に立たされてしまいます。例えば、キャンプ場では残飯などの投棄は、熊やスズメバチ、カラスなどを呼び寄せてしまうことがあります。


食材廃棄が少なく、最低限の水で調理できるのは炊飯器であるのは間違いありません。200W以下の「車中泊用炊飯器」で、白米と一緒に肉や野菜、キノコ類などを一緒に入れ、調味料で味付けすれば食べやすくなります。


東日本大震災から10年 トイレ問題はデリケートで声に出しにくいため、対策が遅れてしまう
2021年3月5日 Yahooニュースへのリンク画像です。

(出典:2021年3月5日 Yahooニュース)


災害時でも通常時とほとんど変わらない食生活が味わえるのは、この方法しかないように思います。


車内で調理や洗顔、歯磨きなどをすると大量の排水が出ますが大型タンクに貯めておき、これを近くの下水に捨てることになります。


これから北海道は雪が降る季節が到来します。気温は連日マイナスとなり、外に出るのもおっくうになりがちです。このことは車中泊でも同じで、外に出なくても生活が完結するシステムを今のうちに構築しておくことです。

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