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巨大地震のために ガソリン常時満タン、枕元にスニーカーなど「7つの備え」
(出典：2021年10月11日 Yahooニュース）
最近、震度5の比較的大きな地震が日本各地で起きています。東日本大震災以上の大災害に備え、ホームセンターや100円ショップで防災グッズを購入している人が増えています。
家にこもる防災や、車中泊で移動しながら防災するなど人それぞれです、家にこもる場合、家庭菜園やソーラー発電がメインとなります。一方、車で避難する場合、食料備蓄やキャンプ用品が必要です。
コロナの影響で巣ごもりさせられている中、食料備蓄についてはすでに実践されている世帯が多いと思います。また、キャンプブーム到来でアウトドアを楽しみながら、サバイバル経験を積んでいるご家族もいます。
今回は、後者の車中泊しながらの避難生活について考えていきます。現在、家で使っている電圧は100V（ボルト）ですが、車の電圧はその約1/10の12Vしかありません。だから、使用中の炊飯器や電気ポットなどは使えません。
だから、車内専用の電圧が低い家電が必要になります。電流が10A（アンペア）しかないので、1000W（ワット）で動く電子レンジを使うとヒューズが飛び、電子回路が焼き切れてしまうことになりかねません。
高額なEV（電気自動車）を購入するという手もありますが、車種によっては家電が使えないケースもあります。また、キャンピングカーはサブバッテリーが必要ですが、今、電気回路系は必ず経年劣化します。
電力需給SOSが216回 寒波とLNG不足で緊急事態
(出典：2021年1月18日 朝日新聞）
3年前、北海道胆振東部で起きた震度7の地震で起きるはずもない大停電が北海道全域で発生（ブラックアウト）し、道民は日本政府から節電を強要されたわけです。日本人のほとんどが「電気は発電所から来ている…」と信じ込んでいるからこそ、このようなことが起きました。
実際に、一部の発電所では手動でオン・オフを制御していたことで、旭川市の一部では電気が使えていたことを私は聞いています。北海道新聞社など地元の新聞社もこのことを全く報道しませんが、間違いなく人為的に操作されたものであると思います。
たった2日で電力は復旧しましたが、これが1週間、1ヵ月となると話は別です。電力供給が完全に止まり、電気製品が使えなくなった時点で、極端に言えば私たち日本人は江戸時代と同じ生活環境で生きていくことになります。
私自身、米軍でそのことを教わってきました。拠点を別の場所に2つ持つことで、軍事衝突に対応するという考え方です。全く同じ電子機器を2つ持つことで、部品が壊れてもすぐに代用することができるようになります。
テントやシュラフ、コンロ、炊飯器なども同じものをもう1セット持つことで、普段と変わらない避難生活を送れます。当然、費用は2倍かかりますが、機器が故障しても時間がない場合、わざわざ修理する必要はありません。
アウトドアブームで「キャンピングカー」人気も上昇！オーナーが語る〇と×とは？
(出典：2021年10月9日 Yahooニュース）
最近は、キャンプブームでキャンピングカーの売れ行きが好調、というニュースが増えています。半導体不足で新車の納期が長期化し、中古車の相場価格が上がっています。ところが、「キャンピングトレーラー」のことはあまり注目されていません。
軽自動車であっても、車後部にヒッチメンバーという連結部品を取り付けるだけで、けん引免許無しでも運転することができます。大都市でマンション住まいの方は駐車場の問題がありますが、普通自動車程度の場所しか取りません。
道内のオートキャンプ場を12ヵ所厳選
(出典：北海道ツアーズ）
さて、秋の行楽シーズンには車中泊をするご家族が増えています。キャンピングカーが駐車できる場所は決められていますが、バーべーキューなど火の使用は十分気をつけなければなりません。「RVパーク」などでも、火の使用は禁止されている場所があります。
カセットコンロの使用は最低限にすることや、エンジンで動く発電機などは騒音が大きいので近隣住民などとトラブルになります。また、ガソリンを大量に使うので健康上の問題も出てきます。だからこそ、車内で調理できる12V/10A対応の炊飯器がベストであるということです。
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