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娘を持つすべての父親が知っておくべき15のこと
(出典：2014年10月14日 HUFFPOST）
コロナ禍の中で、ますます家庭の貧困や夫婦の離婚などが起こり、歪んだ観念を持った親によって子どもがさらに歪んで成長していくようになるわけです。
近年、何事もすぐに諦める子が増えたのは、機能不全家族のもとで暮らしているのが原因であるように思います。そんな中、日本各地でNPO法人がカウンセラーとして親子の相談に乗ることが増えています。
殺人など凶悪犯罪を犯す人間の傾向を調べてみると、親に問題があるのは明らかですが、具体的には子どもの話を聞いてこなかったり、一緒に遊んであげなかったことが挙げられます。つまり、認めてあげられなかったことが後になって現れてくるということです。
若い女性の場合、特に父親との関係が悪いままでいると社会的に利用されやすくなり、結婚してもすぐに離婚するケースが目立っています。今からでも遅くないので、自分の父親としっかり話すことはこれからの人生を立て直すのに必要となります。
なぜかと言えば、女性の魂は父親と深くつながっており、男性の魂は母親と深くつながっているからです。子どもがまだ幼い時に離婚した場合、脳や心では状況を理解できたとしても、魂が深く傷ついている可能性があります。
弁護士に依頼し、カネさえ払えば簡単に離婚ができる時代ではありますが、子どもがいる場合では夫婦共々失うものの大きさが何倍にもなります。アメリカ人女性のように、日本人女性も慰謝料や養育費を請求するようになり、もっと大事なことを知らないまま親子関係が崩壊していきます。
離婚した元夫からの慰謝料や養育費には変えられないのが、我が子の魂です。カネがいくらあっても親子関係は修復できないだけでなく、息子や娘が親になっても離婚する確率が高くなります。
｢私たちは普通じゃない｣昼の仕事で心を病んだ"中卒キャバ嬢"の末路
(出典：2021年5月24日 msnニュース）
娘にとって父親の魂が必要であることは、30代になるまで続き、離婚や別居などで引き離すと突然、20代後半から奇妙な言動が増えてきます。転職回数が増えたり、付き合う相手のレベルが低下していくこともあります。
人生の階段を転落する中で、親の離婚や不仲が原因であることに気づいてもすでに遅いのかもしれません。だから、子どもがいるのであれば、離婚しないまま我が子を社会人になるまで育てることをやめないことです。
実際に、離婚したり、再婚する男女を見ていても、その後の人生が決して良くなるのは少数派です。必ず因果によって反動が起こり、無理を強いられるケースが増えてきます。再婚しても、我が子と会える機会を作ることは自己のバランスを保つ秘訣となります。
日本人の多くは、今起きている社会問題は自分のことだと気づいていません。家庭内暴力などの問題も、他人事であると思っています。しかし、親が我が子の問題に直面した時、親がすべきことはその子を取り巻く社会問題に目を向け、自分が解決する行動を取ることです。
我が子が全く勉強せず、親の思うように動かないと怒る前に話を聞いてあげる必要があります。そして、その話を認めてあげることです。私が知る限り、日本人の親は十分にしていません。それよりも、「今だけ、カネだけ、自分だけ」のほうが多いと思います。
コロナ禍で露呈した「意識低い系」日本人
(出典：2020年5月2日 Newsweek）
このことは、私が子どもの頃に日本に住んでいた時にすでに起きていました。例えば、通学途中で子どもが交通事故で亡くなった時、親が学校のせいにすることがあります。事前に危険な交通状態を察し、役所に提案する親など日本にはほとんどいません。
だから、何の進展もなく何度も同じ場所で事故が起きるわけです。役所や議員は強く責任を追及されないと動かないので、誰かのせいにしたり、あくまで他人事と考えている間は、社会問題は解決することはありません。
そして、やがて自分が事故を起こす日が来るかもしれません。だから、我が子を大切に育てたいと思うなら他人事でなく、自分自身で行動を起こし、地域や国、世界を変えていくために動く必要があります。
この50年を振り返ってみると、日本は何も変わらないまま時間だけが進んできたように思います。理解できない人間が多いので、もはや何を言っても無駄かもしれませんが、一人でも多くの人がこのことに気づくことを願っています。
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