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「衰退か再興か」日本を襲う2024年問題
(出典：2019年1月29日 PRESIDENT Online）
2018年末、私たちAtlasは国内外の世界情勢を分析する中で、2019年秋頃に世界的な経済危機が起きることを予測していました。
何度も繰り返し、2020年は「ターニング・イヤー」であると伝えてきましたが、誰も話を聞かなかったことを思い出します。その後、2020年2月28日に緊急事態宣言が北海道から始まり、1年後の今も継続された状態にあります。
私たちは、自分たちだけが逃れようとしているわけではなく、一人でも多くの日本語が分かる人たちに伝えようと日々努力しています。結局、現代日本人の多くはまたしても寝首をかかれることになりそうです。
気づかないことがまるで自慢であるかのように、「何とかなる…」と楽観的に考えているのが日本人の特徴ですが、どう考えてもこれから日本列島にはあらゆる試練が襲って来ることになります。
吉備氏
(出典：Wikipedia）
私の苗字は漢字で「米永」と書きますが、祖先のルーツを辿れば「吉備氏」に当たります。有名な「吉備真備（きびのまきび）」は、奈良時代の公卿・学者で、上道氏と下道氏に分かれています。加賀藩（現在の石川県）の米永氏は、上道氏から分家したとされています。
しかし、私はアメリカに移住して米国籍を取得し、名前を「ピーター・ヨネナガ」に変えました。家柄が悪くなくても、名字によって一族が衰退することもあります。日本人として主観的な立場にいながら、アメリカ人として客観的に見つめることもできるということです。
実際に、10ヵ国語のマンツーマンレッスンを提供しながら、国内外情勢を分析する中で、事件や事故の背景を見抜くことが仕事となっています。限られた情報から、まずは点と点を線にし、線を立方体にして問題を浮かび上がらせることは誰にでもできることではありません。
「あなたのためだから」は危険。“隠れ毒親”の口癖5つ
(出典：2021年5月17日 Yahooニュース）
さて、このような分析方法は家庭環境や職場環境などにも応用することができます。例えば、親と子の関係についての傾向をデータ分析していると、親がしてきたことを子が無意識に真似することがわかってきます。
また、お互いの社会的な立場はそれぞれですが、親が出世すると子が犯罪者になるケースがあります。その代表的な職業が政治家や官僚であり、金融機関に勤めている親の子は「アダルトチルドレン」になりやすいと思います。
なぜかと言えば、巨額のカネと関わった仕事をしているからです。特に、親が大企業の社長や幹部である場合、森や菅首相の息子を例にとっても問題行動を起こしやすくなることがわかります。親が金持ちであっても、子どもがどうしようもないことがあるのは自然の摂理です。
つまり、世の中というのは平等であり、金持ちには心の病、貧乏人には物の病を与えているわけです。まだマシなのはどちらもほどほどの家庭です。大学教授の子どもに多いのが登校拒否ですが、正に頭脳のバランスを取っているとしか言いようがありません。
元農水次官、自宅で長男刺す 東京・練馬、容疑で逮捕 搬送先で死亡
(出典：2019年6月1日 産経新聞）
政治家の息子ほど心の問題を抱える確率が高く、子どもがダメな親を反面教師とすればまともな人間になれる可能性があります。ちょうど2年前、元農林水産事務次官の父親が、自宅で無職の長男を刺殺した事件でありました。
東大卒で省庁トップの事務次官にまで上り詰めた官僚エリートであっても、息子は家庭内暴力を振るうようになり、最終的に我慢できなくなって殺してしまったわけです。これこそ、典型的な家庭内に潜む心の病気です。
中学や高校教師の息子や娘にも心の病気を抱える傾向が高く、自分の生徒よりも偏差値が低い我が子に対し、怒鳴ったりするケースがあります。教師を辞めて自分で学習塾を開き、我が子に教えたところで子どもはますます勉強が嫌いになり、引きこもりになっていきます。
結局、引きこもりになる子どもが悪いのではなく、親が我が子をありのまま受け入れないことに本当の問題が潜んでいるわけです。まずは、我が子の人間性を認めるためにお互いによく話し合うことしかありません。
一昔前は、グレて不良になった子どもは暴走族に入り、バイクで飛ばしたり、ゲームセンターに入り浸っていたと思いますが、最近の若い人は家でスマホゲームしているだけで近所に迷惑をかけるわけでもありません。
それでも、親に認知されないまま自暴自棄になり、反社会的勢力に関わり、強盗事件や殺人事件を犯して刑務所で人生の大半を暮らすことになるのは変わっていないようです。
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